ニュース・ダイジェスト(在外邦人向けの情報紙)で話題になっていたベルリンの東ドイツ博物館(DDR Museum)を訪ねてみた。最近出来た新しい博物館だが、ご覧の通り大変なにぎわいよう。場所はいわゆる「博物館島」東の対岸にあり、車道より一段低い川べりにある。
この博物館は旧東ドイツの言わば庶民の生活を展示したもの。小物類が中心だが、やはり実物を目にすると東独の生活がリアルに伝わってくる。
展示物の多くは引き出しのついたショーケースに入れられている。引き出しには色々な小物類、書類などがテーマ別に入っていて、それらを直にふれてみることが出来る。
プレート工法とは、量産した壁の部品を組み立てる工法である。
この博物館で見逃してはならないのがこの「居間」である。
ところがこれはただの居間ではなかった。少し離れたところに右写真のようなスペースがあるのだが、一見オーディオ装置のように見えるが、実はこのヘッドフォンから聞こえてくるのは居間での会話などの音声なのである。つまりここはスパイの盗聴部屋なのだった。
ポルタ・ヴェストファリカ 2006.04.14 コメント(8)
さらばクラシック専門店 2006.03.21 コメント(6)
PR
Freepage List
Comments