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あまり知られて居ないが、近年、有名ブランドを中心に、偽物の香水、所謂『フェイクパフューム』が、ネットフリマやネットオークションを中心に出回っている。私自身、ネットフリマでシャネルのココを買ったのだが、初めて買ったシャネルの香水がまさかのバッタモン特にシャネルは、狙われ易いブランドで、バッタモンがよく出てくるそうだ。ネットフリマやネットオークションに出品している人の殆どは、偽物と知らずに出品している為、コレばかりはどうにもならない。モノによっては、巧妙に作られている事もある為、英語ではあるが、フェイクパフュームの特徴を写真付きで紹介したサイトのURLを掲載しておく。1人でも偽物を掴んでがっかりする人が減る事を祈る。尚、当ブログにUPされているシャネル香水の記事は、削除させて頂く事とする。本物が入手出来次第、再度掲載する。CHANEL fake perfum『http://chanelperfumebottles.blogspot.jp/?m=1』
2016年02月18日
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クラシック香水ファンなら、一度はお試し頂きたい、香水の中の名作中の名作。ジャン・パトゥの1930年の作品、『JOY』。調香師は、ジャン・パトゥの初代専属調香師を務めた、エンリ・アルメラス。1930年、それは、世界恐慌の嵐が吹き荒れた時代。そんな中、パトゥは、アルメラスに『最高の香水を作れ』と命じたのが、この香水が誕生する切っ掛けとなった。アルメラスは、必死に色々な香水を作っては見たものの、何れも却下される。あまりに却下されてばかりなので、しまいにはヤケクソになり、『ええい!こうなったら、一番最高の素材をブチ込んで、ぐうの音も出せない様にしてやる!』と言わんばかりに、貴重なジャスミンの花精油等のグラース産の最高級花精油をドッカンドッカンとこれでもか‼︎これでもか‼︎って言うくらいに使って作った結果、パトゥは大層御喜びになり、目出度く製品化したのがコレ。世界恐慌の嵐が吹き荒れているにも関わらず、その香水は、『世界一高価な香水』と持て囃され、大ヒットを記録。構成としては、実にシンプルで、ムスクが合成である以外は、全て天然のグラース産最高級花精油をタップリと使った、贅の限りを尽くした逸品。ジャスミンが骨格を形成し、イランイランが肉付け。バラは、ブルガリアンローズとメイローズの2種類、チュベローズによって色付けされる。ムスクとサンダルウッドは、それらを纏める役割を果たす。その香りたるや、香水というよりは、『花の汁』。肉厚感が凄まじく、花精油だけでここまで出来るのかと思える位、迫力満点の香り。モリナールの代表作、アバニータとは一線を画する迫力で、アバニータは、谷間に汗を滲ませて迫って来る、巨乳の浅黒いネーチャン的な感じだが、JOYは、また違った迫力で、こちらは、白粉をタップリ塗って強烈な赤のルージュを唇に塗った厚化粧で、フリルやレースをタップリ使った、ゴージャスなドレスを纏い、天に届きそうな位の盛り髪を結い、見下す様な目線で薄ら笑いを浮かべてる、もしくは、高笑いしてる婦人のイメージ。是非とも、この超ど迫力タップリの香りを体験して貰いたいと思う。パルファンが手に入るなら、是非ともパルファンをオススメしたい。JOYの真髄を心ゆくまで楽しめる事間違いなし(^^)ビューティーファクトリー:ベルモ
2016年01月10日
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香水のメッカ、フランスのグラースに拠点を置く、香水メゾン『モリナール』。このメゾンは職人気質のメゾンと名高く、大変質の良い香水を作る事で知られる。そんな職人気質のメゾン、モリナールを代表する作品が、今回ご紹介する、『アバニータ』。1921年に作られた香水で、シャネルのNo.5と同い年にあたる。そんなアバニータは、『世界で一番香りが長続きする香水』と評判だったそう。発売当初はEDTの濃度で出されていたが、EDTであるにもかかわらず、パルファン並み、あるいはそれ以上の持続力を持っていたらしい。朝にひと吹きすれば、翌日迄香っていたというから、驚く程パワフルなロングラスティングの香水であったということだろう。EDTは所有していないので、分からないのだが、荒々しく煽情的で、非常に迫力のある香りだとか。そもそも、この香りは、煙草と共に愉しむというコンセプトで作られており、その煙草の香りに負けない位の香りを作ろうとした結果が、この香水。当初は煙草の香り付けに使う予定で作られていたらしい(笑)名前の『アバニータ』とは、キューバの都市、『アバナ(ハバナ)』の名前。キューバといえば、サルサやマンボといったラテン音楽、何と言っても、キューバの名産品と言えば『タバコ』。アバニータの名前となった、アバナはタバコ産業で栄えた都市。当時は、リゾート地としても栄えていた様で、酒とタバコと女に塗れた退廃的な空気が溢れていた様だ。そんな狂乱のアバナの様子を香水にしたのであろう。アバニータの香りは、かなりの重低音を効かせたオリエンタルシプレー。タバコとオークモスを軸に、ベルガモット、プラム、ピーチ、ローズ、イランイラン、ヘリオトロープ、イリス、バニラ、パチュリ、ムスク等が配合されている。アバニータは、2度程リニューアルをしており、1度目は、『エディシオンプリヴェ』のヴァージョンをEDPで出しており、EDTに無かった透明感を出した。2009年の事である。そして、2度目は、写真のリニューアル版のEDP。2014年に出た物で、代わりにEDTは廃番となり、この2014年版EDP一つだけとなった。2014年版EDPは、前回のエディシオンプリヴェよりもグッと透明度を上げた作りだが、エディシオンプリヴェも2014年版EDPも、透明度は上げたものの、初版のEDTから、処方は殆んど変えておらず、一貫してタバコノートとオークモスの香りは健在。ソーピーなヘリオトロープもあり、透明感はあっても、重低音な香りは変わってない。殊にモリナールは、このアバニータに対する熱の入れ込み方が尋常ではなく、当初の香りを出来得る限り壊さない様に努めた事で、『透明度は上がったけど、アバニータの魅力はそのまま』というアピールが出来たのだろう。2014年版EDPは、EDT程の迫力こそ無いが、焦茶と深い紫を幾重にも重ねた様なオーガンジーの生地の様な、重厚で美しい香りに仕上がっており、EDTのパワフルなロングラスティングは、しっかりと継承。オーガンジーの質感で終日香り続ける。海外では、このアバニータの2014年版リニューアルエディシオンを高く評価しており、『処方変更というのは、こうあるべき。他の香水もこれに見習う様に』とある程の、完成度の高さを誇る。長年EDTの迫力タップリの香りを愛好して来た方には、物足りないかもしれないが、それでも、試してみる価値はあるかと思う。大概の香水は、リニューアルすると、名前だけの別物になるケースが多いが、アバニータは、透明度を上げただけで、残りは変えてないというのだから、もうこれは、モリナールのアバニータに対する強い執念のようなものを感じずにはいられない。ここまで一つの香水に強い情熱を注ぐブランドは、モリナールを置いて他には無い。モリナールの職人魂に天晴れである。≪レビューを書いておまけGET≫ ハバニタ サンキュークーポン 9500円以上送料無料 楽天最安値挑戦 ギフトハバニタ EDP・SP 75ml 【モリナール】【香水】【フルボトル レディース・女性用】【MOLINARD HABANITA EAU DE PARFUM SPRAY】【02P20Nov15】
2015年11月22日
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1983年に誕生した、ジャック・ポルジュの作品。ジャック・ポルジュといえば、シャネルの三代目専属調香師として有名だが、現在は、息子である、オリヴィエ・ポルジュが、シャネルの四代目専属調香師として就任している。そんなジャック・ポルジュが、シャネルの専属調香師となる前に作った香水で、恐らくは彼が手掛けた最初の香水だろうと思われる。ブランドは、『色彩のテロリスト』として有名な『エマニュエル・ウンガロ』。エマニュエル・ウンガロのファーストフレグランスであり、ジャック・ポルジュのデビュー作でもある。名前は『DIVA(ディーヴァ)』。シプレウッディーを基調とする香りであり、香り立ちは大変華やかで、ジャック・ポルジュらしい派手な香り。アルデハイドを含んでいる為、アルデハイドに乗って、シトラスグリーン調の香りが勢い良く弾け、時間の経過と共に、バラを中心に、オリスや、イランイラン等の豪華なフラワーノートが現れる。ラストは、オークモスを軸に、パチュリーやサンダルウッド等のウッディーノートがフラワーノートを包み込むように溶け込んでゆく。それは、深い森の中で咲き乱れる花々に囲まれているかの様。エマニュエル・ウンガロ初の香水なだけあり、大変しっかりと作り込まれた香りで、朝にひと吹きすれば、翌日、翌々日としっかりと香る。何と言っても、この香水の魅力は、その持続力と、ラストの香り。シプレーノート特有の香りがタップリと楽しめる。この香水を最後に、ジャック・ポルジュは、シャネルの三代目専属調香師として就任し、翌年、彼のファーストフレグランス、『COCO』が世に出る事になる。DIVAは、 そんなジャック・ポルジュの置き土産の様な作品であり、彼の足跡を物語る作品でもある。今でもDIVAは現役で販売しており、エマニュエル・ウンガロの香水の中ではロングセラーを誇る。因みに、日本国内では、未発売であり、通販でしか入手出来ない。 後払い・コンビニ払いOK!エマニュエル ウンガロ ディーバ EDP・SPバースデー 記念日 ギフト 贈物 お勧め 通販 ポイント10倍【エマニュエル ウンガロ】 ディーバ オードパルファム・スプレータイプ 50ml 【香水・フレグランス:フルボトル:レディース・女性用】【ディーバ】【EMANUEL UNGARO DIVA EAU DE PARFUM SPRAY】≪レビューを書いておまけGET≫ ディーバ サンキュークーポン 9500円以上送料無料 楽天最安値挑戦 ギフトディーバ EDP・SP 100ml [あす楽] 【エマニュエル ウンガロ】【香水】【フルボトル レディース・女性用】【ディーバ 】【EMANUEL UNGARO DIVA EAU DE PARFUM SPRAY】【02P12Oct15】後払い・コンビニ払いOK!エマニュエル ウンガロ ディーバ EDP・SPバースデー 記念日 ギフト 贈物 お勧め 通販 ポイント10倍【エマニュエル ウンガロ】 ディーバ オードパルファム・スプレータイプ 30ml 【香水・フレグランス:フルボトル:レディース・女性用】【ディーバ】【EMANUEL UNGARO DIVA EAU DE PARFUM SPRAY】
2015年10月17日
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現在だと、イヴ・サンローランといえば、『ベビードール』が有名だけど、イヴ・サンローランを語る上で忘れてはいけないのは、オリエンタル調の名作、『OPIUM(オピウム)』。1977年頃に誕生した作品で、バブルの時代に、クリスチャン・ディオールの『プワゾン』や、シャネルの『ココ』と並んで、非常に高い人気を誇った香水。強く主張する香りは、確かにイケイケドンドンなバブルの時代を象徴しているといっても過言ではない。今では、この手の香りは敬遠されがちではあるが。オピウムは、イヴ・サンローランが最も力を入れた作品。ボトルデザインからして、彼の熱の入り具合が只者ではない事が伺える。中国や日本の文化をイメージしているらしく、印籠のデザインになっていたが、現在は、リニューアルされて、竹の様なデザインのボトルに変わっている。香りはかなり漢薬香が効いていて、かなりスパイシー。日本的というよりは、かなり中国的な香り。発表当時は、かなり批判的な意見が多く、危うく発売中止になった程。強く主張するその香りは、『阿片』という名に相応しく、禍々しい狂気を纏い、纏う者を周囲を魅了する悪魔へと変貌させる。また、纏う者自身をも、その狂気へと引きずり込み、捕らえて離さない。麻薬の名前を冠する香水なだけあって、その狂気は凄まじいものである。生き物に例えるならば、獲物を絡め取る毒蜘蛛の様な存在。送料無料!!【送料無料!】イブサンローラン オピウム オードパルファム 50ML YVES SAINT LAURENT OPIUM EDP
2015年09月19日
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ニナリッチパルファンから、幻の逸品『ニナ』をご紹介。私の生まれた年の翌年、1987年に発売された香水で、現在は廃番の為、一切出回っていない、極めて貴重な逸品。地元のリサイクルショップで偶然見つけ、思わず購入。この香水は、ロベール・リッチが関わった最後の作品で、この香水が発売されたその翌年、彼は天国へと旅立った。彼の母であり、偉大なクチュリエであった、マリア・ニナ・リッチへの最大のオマージュとして作られた物だそう。まさに『母に捧ぐ香水』。香りは、レールデュタンと似ているけれど、こちらはやや趣きが違い、ややスパイシーな香りが抑え目。母親をイメージしてか、柔らかく包み込む様な、ふんわりとしたフラワリーノートといったところ。グリーンノートも入っていて、お花畑に佇んでいるかの様。レールデュタンもニナも、上品な香りがこのニナリッチパルファンの持ち味なのだが、ニナリッチが買収されてからは、若者へターゲットを変えて、香水そのものも若者向けへとガラリと変えてしまった。レールデュタンは、今もあるけれど、このニナに限っては、リニューアルしたは良いが、香りもボトルも若者向けの何だか安っぽい物に成り果ててしまい、往年のニナリッチの風情が失われてしまって残念極まりない。ロベール・リッチが在世の頃のニナリッチは、数年に一度というペースで香水を発表していたし、ボトルも香りも非常に凝った物が多かった。かつては『香水界の最右翼』と言われた程、昔ながらの香水というものをとても大切にして来たブランドだったそう。親子二代で作り上げてきたブランドイメージがいとも簡単に崩れ去ってしまったのは、実に残念。もし、オリジナルのニナを見掛けたら、是非とも購入してみては如何だろうか?香りの美しさもさる事ながら、ドレープの布を掛けたような、ラリックボトルも美しく、正に芸術品と言っても過言ではない。香水本来の在り方を教えてくれる一品だと私は思う。
2015年08月26日
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ニナリッチといえば、この香水。1948年に誕生した、『レールデュタン』。レールデュタンとは、『時の流れ』を意味する。ニナリッチの香水の中では最高傑作と称されるもので、その香りはスパイシーながらも、豊かなフローラルが拡がり、花束を胸一杯に抱えている様な、実にふくよかな香り。ガツンと香るというより、まるで、純白の薄いヴェールを纏った様にふんわりと柔らかく香り、この上なく上品。決して主張は強くはない。けれども、ほんの少しだけ細やかな主張をしてみる、そんな感じ。この品の良い香りは、日本では戦後初の舶来香水として持て囃されたそうで、当時は大変な人気を誇っていた様だ。この上品な香りは、日本人の好みに合っていた事も相まって、国内で最も売り上げを伸ばした香水だったらしい。日本の化粧品メーカーも、当時はこの香水をモデルに、香りを作って居たらしい。ボトルデザインも秀逸で、キャップ部分には、二羽の鳩がキスをしている様子を模っている。当時のクチュリエ、ロベールリッチの平和への祈りがこの香水には込められているのかもしれない。戦後間も無い時代の作品なので、無理もない。若い人には古臭く感じるかもしれないけれども、この奥ゆかしく上品な香りは、是非とも味わって貰いたいと思う。ニナリッチ フルボトル レディース・女性用レールデュタン EDT・SP 30ml [あす楽] 【ニナリッチ: 香水・フレグランス フルボトル レディース・女性用】【レールデュタン 】【NINA RICCI L AIR DU TEMPS EAU DE TOILETTE SPRAY】【02P23Aug15】
2015年08月25日
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グレといえば、この香水。1959年発表のCabochard。私の親の世代より上の人なら知らない人は居ない筈。シプレーアニマリック香水の最高傑作と名高く、ゲランのミツコや、クリスチャン・ディオールのミスディオールと並ぶ、シプレーの名香と賞賛される。この香水の特徴は、何と言っても、ドライで辛口な香り。女性用にしては極めて珍しい香調。一瞬嗅いだだけでは、男性用と見紛う程。アクの強い香りなので、扱いが難しいかも(^_^;) トップのグリーンノートが強く主張するので、この辺りでノックアウトしてしまう人、多いんじゃないかしら?トップを抜けると、濃密な花々の香りと、ウッディーな香りが現れ、美しい調和を見せる。とてもキリッとした香りなので、背筋がしゃんとする香り。気を引き締めたい時や、クールな女性を演じたい時には、是非お勧め( ̄▽ ̄)🎶EDPとEDTが現在流通しているけど、若干ばかり香りが違う。EDTは、兎に角シャープな香り立ちで、如何にも『隙を見せません 』と言っているかの様。一方、EDPは、EDTよりもやや円やかに香り、花の甘さが少しばかり感じられ、普段は冷たいけど、本当は優しさを表に出さないツンデレな感じ。『べっ、別に優しくなんかないもん』 なんて台詞が出て来そう(笑)私のオススメはEDP。豊かな香り立ちなので、こちらの方が私的には好き(^^)こちらがEDT こちらがEDPボトルはとても可愛いけど、香りは可愛くないので、見た目に騙されないように(笑) ≪レビューを書いておまけGET≫ カボシャール サンキュークーポン 9500円以上送料無料 楽天最安値挑戦 ギフトカボシャール EDT・SP 100ml 【グレ: 香水・フレグランス フルボトル レディース・女性用】【カボシャール 】【GRES CABOCHARD EAU DE TOILETTE SPRAY】P15Aug15≪レビューを書いておまけGET≫ レア物 カボシャール サンキュークーポン 9500円以上送料無料 楽天最安値挑戦 ギフトカボシャール EDP・SP 100ml 【グレ: 香水・フレグランス フルボトル レディース・女性用】【レア】【カボシャール 】【GRES CABOCHARD EAU DE PARFUM SPRAY】P15Aug15
2015年08月12日
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ブログ開設の初記事を飾るのは、ランヴァンのアルページュ。私の手持ちの中では最も古い年代の香水。1927年に誕生し、今もなお色褪せる事の無い名作。シャネルのNo.5と双璧を成す、アルデハイド香水の最高傑作と賞賛される。香りの構成は、シャネルのNo.5とほぼ同じだが、香り立ちは異なり、シャネルのNo.5はどっかりとアルデハイドを効かせているのに対して、アルページュは、アルデハイドをジャスミンで柔らかく包み込み、優しい香りに仕上げているのが特徴。分散和音という意味を持つアルページュなだけあり、トップからラストに掛けての香りの重なり合いが美しく、特にラストの辺りが実に見事な和音を奏でている。創始者、ジャンヌ・ランヴァンが、自身の愛娘、マルグリットに捧げた香水なだけあり、暖かく包み込んで、我が子を慈しむ母親の姿を思わせる、包容力のある豊かでふくよかな香り。アルページュというタイトルは、マルグリットがピアニストであった事に因んで付けたタイトル。ボトルは漆黒の球体でコロンとした形。そこに金色に輝くランヴァンのブランドマークがあしらわれている。このブランドマークは、アールデコの巨匠、ポール・イリブの手に依るもので、母ランヴァンが娘マルグリットの手をとり、舞踏会に出掛ける様子を描いたもの。キャップもアールデコで、黄金のラズベリーと称されるデザインが施されている。 調香師は、アンドレ・フレース。アンドレ・フレースは、アルページュの後に、リュムールやマイ・シンを世に送り出している。現在はリュムールもマイ・シンも廃番で、入手困難。ただし、リュムールに関しては、フランシス・クルクジャンが再調香した物があるが、こちらも廃番ではあるが、手に入る確率は低くはない。アルページュに関しては、日本においては、エクラ・ドゥ・アルページュが登場し、世代交代するかの様に廃番になったが、海外に於いては未だに人気が衰えず、今も現行品として製造・販売されている。アメリカでは、アルページュは、人気の香水ランキングの上位に君臨している。 日本でも通販サイトで購入出来るので、是非お試しになっては如何かしら? ≪レビューを書いておまけGET≫ 後払い・コンビニ払いOK! アルページュ サンキュークーポン 9500円以上送料無料 楽天最安値挑戦 ギフトアルページュ EDP・SP 100ml 【ランバン: 香水・フレグランス フルボトル レディース・女性用】【アルページュ 】【LANVIN ARPEGE EAU DE PARFUM SPRAY】
2015年08月08日
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