どたばた育児ライフ

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産後の入院生活

産後の入院生活

全てが終わると急に陣痛のときに暴れたことが恥ずかしくなってきて
とりあえず助産士さんに謝りまくっていた私。
すごく話しやすく、頼りがいのある助産士でその後の入院生活でも
お世話になってすっかりファンになってしまったのだ。

部屋に案内されると私の家族と旦那の家族が
赤ちゃんとともに待っていてくれた。
みんな赤ちゃんを囲んでうれしそうで、私もやっと「親孝行」が
できたなと実感できた。
その後はただもう疲れて疲れて、呼吸がなんだか普通にできず
気がつくと「ひっ、ひっ、ふうー」っぽく呼吸している。
とりあえずすぐベッドに横になり眠り続けたいのだが、何だか興奮と
感動で目が覚めてしまい寝たいのに寝れない。
結局それから看護士さんが見回りにくる5時間後まで寝れずに
ただ横になっているだけだった。

次の日の朝は早起きで5時半には目が覚めてしまった。
縫ったとこが痛いし、体が筋肉痛で起き上がるのが結構大変だった。
呼吸は普通にできるようになったので安心した。

初日の新生児室には8人の赤ちゃんがいたけど、うちのムスメっちが一番小さかった。2000グラム台の赤ちゃんが誰もいない!!
みんな3000グラムこえてるのね。ムスメっちの横には3800なんていう赤ちゃんもいて大きさが全然違う。なんか猫の子みたいで貧弱な赤ちゃんだった。

まず赤ちゃんの抱き方から授乳までとにかく基本的なことを
看護士さんに教えてもらった。
母乳は少ししか出ず、マッサージされるがこれが痛い!!
初日からなみなみと出る人はいないので足りない分はミルクで
補うとのこと。
うちの病院はおっぱい病院ではないのでそこまで無理に母乳を
勧めずにミルクを足す方針らしい。
おっぱい病院だとミルクが置いてないらしいから出ない人は大変らしい。
それにしても、本当に出るようになるのかしら?免疫を考えると絶対に
母乳がいいし、でも栄養相談教室で最近のミルクの栄養価の高さも
説明されたので少し安心した。
森永の栄養士さんだったので、アレルギーが心配だった私には
「E赤ちゃん」を二缶いただけた。いっぱい出るまではお世話になるぞ。
そのあと、先生の内診があったのだが、ちょっと怖かったなあ。
朝トイレ行ったときもしくしくしていたいし。。。
でも、思っていたよりも大したこともなくシャワーOKになり、
即効で浴びた。あんなに昨日汗かいたのにシャワー浴びれなかったから
気持ちわるかったー。すっきりすっきり!!
でも、1ヶ月間はお風呂にははいれないことをはじめて知った。
シャワーのみだと疲れがとりきれない気がするのだけど仕方ないな。

そんなこんなでごはんもおやつもおいしいし、掃除はしてもらえるし、
赤ちゃんは寝てばっかりいるのでそんなにお世話することもないし
本当にくつろげる入院生活だわーと思っていたところ、
うちのムスメっちが黄疸の数値にひっかかってしまった。
心配するほどの数値ではないらしいが、小さく生まれているし
光線治療したほうがいいということ。
だけど、ムスメっちの目に光線よけのテープが貼られて、オムツだけで
保育器にいれられる姿を見たらすごく悲しくなってきて、
涙がでてきてしまった。看護士さんが、「見た目がかわいそうだけど
全然大したことないからね。」といってくれたのが、実際にこの姿を
みて涙してしまう母親は結構いるらしい。だって痛々しいんだもん!!
自分の中の母性を実感した瞬間であった。

2005-09-11 18:53:56

でも、この光線治療のおかげでミルクの飲みもよくなり、肌の色が透き通ってきたのでやったかいがあったのだ。ちなみに、うちのムスメっちは1日半ほど浴びていた。
ちょうど、光線治療をしている日に大勢の来客があった。せっかくきてもらったのにムスメっちは目隠ししてるし、授乳以外は保育器にいるので
しっかりみてもらえなくて残念!!
光線治療もおわり、ようやく母子同室になってお世話できるのだが、
ほとんど寝ているので暇でしかたがなかった。だから、授乳時間には
自分の部屋ではせず、夜中でも授乳室にいってしていた。
そうすると看護士さんや他のお母さんがいるのでおしゃべりしながら
授乳できるからこれは楽しかったなあ。
私が入院している間、新生児室には赤ちゃんが結構いるのに授乳室にいっても二人しかお母さんと会ったことがなくてどうしてだろうと思っていたら
ほとんどのお母さんが帝王切開で、傷がいたくて部屋から出てこれないそうだ。だから、退院の前日くらいにようやく他のお母さんと会うことができて
お話した。中に陣痛を一日我慢してでてこないから帝王切開になった人がいて、陣痛の痛みも腹きった痛みも経験したからすごく損した気分だとぼやいていた。それに比べれば私ってなんて軽いお産だったんだろうと改めて感じた。なのに、あんなに暴れたなんて恥ずかしいわ・・・。

あれよあれよという間に明日は退院日。
晩御飯はお祝い膳でとってもおいしかった!!

2005-09-11 21:19:23

看護士さんからいやでも明日から自分でお世話するしかないから
最終の夜くらい預けてもいいんじゃないと提案があり、「はいっ」と即答!
だって明日からはノンストップの日々が始まるからね。

というわけでめでたく退院の日をむかえ、旦那とベビーと私で
看護士さんたちと先生に挨拶し、雨のなか車に乗り込んだ。

不妊検査から約1年半ほど通ったクリニックだったけど
本当にありがとうございました。
初めての出産をここでできて本当によかったなあと思う。



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