麻布十番の片隅で『ブチョ~!』と呼ばれるヲヤヂの徒然

麻布十番の片隅で『ブチョ~!』と呼ばれるヲヤヂの徒然

2011年12月27日
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カテゴリ: 日々徒然
いよいよ年の瀬。自分が体験している年ごとに振り返ると、今年ほど激動の年は

なかったと感じています。 


それは、やはり3.11とも称される東日本大震災と福島第一原発の事故。

特に福島の件については、だれでも分かる惨状に加え、今月24日に明らかになった

内閣府原子力委員長が「最悪シナリオ」として想定した、半径170km圏内の強制移住

計画と半径250km圏内の避難計画。

170km圏では仙台市・山形市はもとより、宇都宮市・水戸市もその範囲に入りますし、

250km圏内では東京都のほぼ全域と横浜市も対象に含まれます。
あわせて起きた電力不足に伴う計画停電。震災や停電をうけて、読者のみなさまを

はじめとする生活者の意識や行動は、明らかにかわりました。

いままでの『ファッション的なエコ』ではなく、『生活そのものがエコ』への意識変化。


電通総研「震災一ヶ月後の生活者意識調査」によると『エネルギー生産・供給のあり方

などへの関心をもっと持ちたい』66%『省エネや環境に本当に有効なエコ知識を身に

付けたり、エコ活動を行いたい』59.3%という結果を観ると、これから家を建てる方々、

リフォームをする方々ともに共通した意識が明らかになっています。

それは、エネルギーをムダなく効率よく使いたい「スマートな消費者」。


スマートな消費者は住宅だけではなく、ヒートテックのような機能性肌着でオフィス室温

低下(節電対策で寒い)に備え、ダイキン節電応援コントローラー【ミハリモ】のような

節電支援製品も、いち早く導入します。
そのうえで、住宅で使うエネルギーをムダなく効率よく使うために太陽光発電システムや

エネファーム(家庭用燃料電池コージェネレーションシステム)について調べたり、断熱

性能を向上させるためにはどんな断熱材・断熱方法がいいのか調べたり、と、家を建てる


前の研究や勉強を欠かしません。
さらには、24日に閣議決定された2012年度予算のなかで20.4%も減額(1451億)

された住宅対策予算も、その傾向に拍車をかけています。

ただし、方向性として、高性能な住宅に対しては住宅ローン減税をはじめとする

各種インセンティブを強化することだけは、明確に決まっています。 


読者のみなさまがエネルギーをムダなく効率よく使う「スマートな消費者」になって、

家を建てたりリフォームしたりしたとき、国や地方自治体からの各種インセンティブを

しっかり受け取ることができる「賢い消費者」になっていただくこと、著者として心から

願わずにはいられません。





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最終更新日  2011年12月28日 18時55分01秒


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