新Ｍｒ．Ｂｏｏ！・アヒルの警備保障 | メタボの気まぐれ

２５年程前、テレビでお正月映画として
毎年放送された映画がマイケル・ホイ主演の
「新Ｍｒ．Ｂｏｏ！・アヒルの警備保障」でした。

香港初公開時はジャッキー・チェンの「ヤングマスター」の
売上1100万ドルを抜き1800万ドルを稼ぎトップとなった。

またアメリカロケを敢行するなど
並の香港映画5本分の制作費を掛けた映画となりました。

警備会社で隊長を勤めるブー（マイケル・ホイ）は
部下には厳しく自分に甘い人間で

ある日、警備会社勤務となったチョンボ（リッキー・ホイ）が
ブー隊長と副隊長（サミュエル・ホイ）に講習を
受けていたが、これが古いやり方だった為、
滅茶苦茶な日々を送る事になった。

この時、社長は海外で手術する為、
息子のファンに継がせる事になったのだが
ファンは会社の視察する為、あえて身分を隠して
ヒラ社員として潜入していたのだ。

時代遅れの指導に業を煮やしたファンは
社長襲名と同時にブーをヒラに降格させた。

かくしてブーはヒラとして立場が逆転し

この初代社長役を演じたのがホイ兄弟の
実父・許世昌であり、まさにホイ一家が
出演した豪華な映画となり、

また日本語吹き替えはマイケルにお馴染み
広川太一郎が声をあて、ブーのオヤジギャグは

サミュエルに富山敬、リッキーに安西正弘という
前作とお馴染みのメンバーでＢｏｏを盛り上げました。

サミュエルが歌う主題歌「摩登保障」は日本でもヒット。
香港では音楽界のスーパースターとして
君臨していたのだが、高山病と肺炎により1991年に引退。

ファンからの要望が強かった為、1999年に復帰。
2004年に香港コロシアムでの大規模なコンサートを行ったのです。