大怪獣決闘ガメラ対バルゴン | メタボの気まぐれ

1966年に「大魔神」と同時上映された
ガメラシリーズ第２弾「ガメラ対バルゴン」

ガメラシリーズで唯一子供が絡まない、
大人向けの内容でありました。

前作「大怪獣ガメラ」にてガメラをロケットに
閉じ込め宇宙の彼方へ追放したのだが
そのロケットが隕石と衝突。

ガメラはロケットから脱出し再び地球へ
舞い戻ってきたのだ。

探しに来た平田圭介（本郷功次郎）は
仲間の小野寺に裏切られ洞窟に閉じ込められる。

小野寺は巨大オパールを発見し日本へ持ち帰る途中
突如、オパールが孵化した。
小野寺はオパールに似た冷凍怪獣バルゴンの卵を
間違って日本に持ち帰ってしまったのだ。

一方、平田を助けたニューギニアのカレン（江波杏子）は
バルゴンの弱点である巨大ダイヤモンドを持って
平田と共に日本へ来日したのだ。

しかしバルゴンはダイヤモンドでは倒す事の出来ない
突然変異種な怪獣へと変貌していた。

凍結させている途中、ガメラと遭遇。

ガメラとバルゴンの決戦の火ぶたが切られたのだ。

この冷凍怪獣バルゴンはオオトカゲとカメレオンを
モチーフに造られたせいか、意外と顔は
可愛い感じに仕上がってしまい、、

怖い顔をしている為、当初バルゴンが
人類の味方の怪獣と見られてしまいました。

また出演も本郷功次郎、江波杏子という
大映のトップ俳優を起用する他、
「渡る世間は鬼ばかり」の藤岡琢也、
ヘルシンキオリンピックの銀メダリストの浜口喜博、
そしてこの作品でデビューした賀川ゆき絵は
日本で初めてジーパンを履いて芝居をした女優として
話題となり、その後「猟奇犯罪史」で
阿部定役を熱演し、実際に阿部本人とも対談していました。