宇宙大戦争 | メタボの気まぐれ

ベラデンさん

確かにルーカスも円谷英二の特撮を見て育ったと言ってるので
この映画を見ているはずです。

(2010.06.18 18:50:32)

1959年、監督：本多猪四郎、特技監督：円谷英二による
東宝ＳＦ映画「宇宙大戦争」は1957年に公開された
「地球防衛軍」の姉妹篇として製作したものである。

宇宙ステーションが謎の円盤に襲撃され
地球上では鉄橋や汽船が空中に舞い上がるといった
怪事件が勃発した。

無重力攻撃を得意とする侵略宇宙人・ナタール人の
仕業であり地球侵略が目的で飛来するのである。

ナタール人は地球侵略の前線基地が月の裏側にあり

調査隊の勝宮（池部良）ら16人は宇宙探査艇スピップで、
月に赴き前線基地を発見。
月面探検車の熱線砲とビーム兵器により、
前線基地を破壊することに成功する。

宇宙大戦争2.jpg

しかしナタール人は円盤戦闘機で地球に襲来し
宇宙魚雷で攻撃をしてきた。

対する地球は熱線兵器を搭載した宇宙戦闘機と
地対空熱戦砲でナタール人と対抗し
地球上で対決するのである。

この「宇宙大戦争」は無重力がテーマとなっており
無重量状態になるとどうなるのかが

なかでも月面シーンの重力の少ない月面での
ふわふわとした歩行演技は岩村役の土屋嘉男の
提案によるもので、後にアポロ月面着陸の中継で
この提案が的中していた事に驚いたといいます。

また「宇宙大戦争」の制作が発表された時点で

直ぐに来日し東宝に営業しに行ったそうです。

これは円谷英二の国際知名度による
効果でもありました。

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Last updated 2010.01.03 17:21:52
コメント(2) | コメントを書く

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■コメント

絶対、ルーカスも見てるはずです！！

ベラデンさん

これ本当に凄いですよね！！５０年前の映画なのに今見ても全然古びてないし、CGが無いミニチュア特撮だけでよくこれほど完成度の高い映像を作れたもんだと感服します。この映画、たぶん宇宙空間で戦闘機がビーム発射しながら戦う映像を世界で初めて描いた映画だと思います。それ以前のSF映画ではアメリカ、ヨーロッパを含めても、この宇宙空間での戦闘を描いた映画はなかったと、山本弘は断言してるそうです。それにこの作品はアメリカでもメジャーのコロムビアが配給して全米公開してるので、恐らくというより、絶対ジョージ・ルーカスはこの映画を見て感激してあのスター・ウォーズを作ったと思います。それに敵のナタール人の描写は「ジェダイの復讐」のイウォーク族のモデルになったんじゃないかと思います。敵にも関わらずどこか愛くるしい姿態に、仕草なんかはイウォークそのものですよ！！ですからルーカスが影響を受けたのはフラッシュ・ゴードンと黒澤映画だけじゃなく、この宇宙大戦争もかなり影響を受けてると思います！！ (2010.06.18 15:38:44)

返事を書く

Re:絶対、ルーカスも見てるはずです！！(01/03)

上段タロー