プラトニック・セックス | メタボの気まぐれ

飯島愛による自伝を基に10代の少女の心情を描いた映画
「プラトニック・セックス」は2001年に東宝で公開されました。

17歳の誕生日、門倉あおい（加賀美早紀）は自殺を図った。
友達に乱暴された挙句、妊娠・・・
終いには家族にも見放されてしまった。

だがその時、携帯電話に送信された一本の間違いメールが
彼女に自殺を思い留まらせた。

その後、戻る場所のないあおいは金井誠（加勢大周）の紹介で
キャバクラで働く事になった。

忽ちにして店内ナンバー２の座まで登り詰めた彼女だったが
お金の為にその日暮らしを繰り返してしまい
やがて借金地獄に堕ちていく。

そして借金を返済する為にＡＶに転身してしまい
より一層、彼女の心に虚しさを募らせてしまった。

そんな彼女の心の支えとなっていたのは、
間違いメールの相手・岩崎敏海（オダギリジョー）との交換メール。

ある日、クラブのＤＪを目指している敏海と運命的な出会いを果たし
あおいは彼と同棲を始めたのだ。

彼との生活の中で本気で人を愛することを知るあおいと
トシもまた、あおいといることでイジメが原因で

ところが、あおいのＡＶ出演がトシにバレたのを切っ掛けに
二人の心は次第にすれ違いを見せ始めた・・・

この映画の原作者・飯島愛は深夜番組「ギルガメッシュないと」で
Ｔバックの女王と呼ばれる様になり、その後はバラエティ番組で
辛口トークを連発し一躍人気者になった。

生き残っていく事は不可能」として彼女は芸能界引退を表明。

「金スマ」が最後の仕事となったが霊能師の木村藤子が
「あなたは病気くらいで仕事をやめるような無責任な人じゃない。
芸能界を引退しては駄目、今まで築き上げたものを
全部捨てる事になる、引退を撤回して苦難を乗り越えるべき。
あなたは無言のうちに人に影響を与えられる人、
今が人生最高の時期。
引退すれば数年後に後悔する姿が見える。
あなたはこんなに愛されている」とアドバイスした。

彼女はファンに惜しまれつつ引退したが
飯島愛としてブログを続け連日ファンのコメントで賑わった。

しかし2008年12月、肺炎により死去しました。
「金スマ」は追悼特集を放送し中居正広やベッキー、大竹しのぶら
出演者がお別れ会という形で涙ながらに飯島の死を追悼しました。

ブログは現在も書き込みは続いており飯島を偲ぶ宝物のような存在で
その投稿コメント数は6万件を数えている。