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2010.12.22
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カテゴリ: 格闘技映画
純情部隊.jpg


1957年、東映が時のスーパースター・力道山を主演に
同じく時代劇のスター・東千代之介と組んで世に送った
明朗友情物語なのが「純情部隊」であり
原作は玉川一郎、監督は日本映画の重鎮:マキノ雅弘。

物語は太平洋戦争末期の郊外のとある兵営で
召集ホヤホヤの補充兵達である力士上りの光田二等兵
(力道山)元・会社社長の安永二等兵(進藤英太郎)
浪曲師の虎沢(広沢虎造)流行歌手の谷村(ディック・ミネ)
漫才師の小島(堺駿二)安永の社員だった

いずれも強さより愛嬌タップリなメンバーであった。

ズッコける様な起床ラッパを吹いた塩見は
罰に外出禁止令を食うが彼を呼捨てにした安永も
外れたボタンが見つかかってしまい二重のお目玉。

恐縮した塩見に古年兵の靴を抱え通り掛った光田も
協力しボタン探しに努めるが、その間に
靴が盗まれてしまった・・・

そこで員数合せに盗んできた靴は何と
宇野見習士官(東千代之介)の物と判明。

しかし宇野の思いやりで事なきを得て
翌日は揃って外出という次第に至った。


遺髪を切るやら大童わの処に折も折、玉音放送
終戦となってしまった。

男泣きに泣いた一同は5年後のクリスマスで
両国橋での再会を約し懐しの我家へ戻る事になった。

ところが約束の夜、橋に来たのは安永と塩見のみ?


料亭で飲んでいた二人に写り込んできたのは
別室で人気スターである千代之介が飲んでおり
彼は何と宇野見習士官とであり、
更に足を伸したキャバレーでは人気歌手の谷村と再会。

ここで千代之介の人気を妬む支配人のボス・杉山らと
大喧嘩になるがサンタクロース姿のサンドイッチマンの
光田の出現でボスは散々の態。

ここにて一同の顔も勢揃いし
光田は安永の忠告でプロレスラーに転向するのであった。

この映画を演出したマキノ雅弘は生涯に261本もの
劇場映画を監督・製作し日本映画の黄金時代を築きました。

その家系は父は「日本映画の父」と呼ばれた牧野省三、
その長女・牧野冨榮は映画製作会社を経営し
四女・マキノ智子は女優で夫に歌舞伎役者の沢村国太郎
その間に出来た子が長門裕之、津川雅彦
沢村国太郎の妹が沢村貞子、弟が加東大介
長男はマキノ雅弘で
次男に映画プロデューサー・マキノ光雄
三男に映画監督・マキノ真三といった
正に大芸能&映画界一家であり
更にそれぞれの夫・妻、子供なども芸能界であるのです。

また漫才師の小島を演じた堺駿二とは喜劇の神様と称された
昭和の名喜劇俳優でありタレントの堺正章の父である。


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力道山物語





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Last updated  2012.05.27 22:29:18
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