胸さわぎの放課後 | メタボの気まぐれ

たのきんトリオ（田原俊彦、近藤真彦、野村義男）
松田聖子、河合奈保子が全盛だった1982年当時に
週刊少年マガジンに連載された村生ミオの漫画作品を
映画化したのが「胸さわぎの放課後」であり
主演を当時ジャニーズ事務所所属だった
ひかる一平と準アイドルスター候補に挙がっていた
坂上とし恵（野々村誠夫人）が共演した学園映画である。

都立花野高校一年生で恋心をくすぐる思春期真っ只中の
沢田知佳（坂上とし恵）は今、関心を持っている事は

そんなある日、女子バレーボール部に入った知佳は
雨降りのため体育館で球拾いをしていた。

そこで知佳は転がって来たボールを拾いに来た
男子バスケット部の一平（ひかる一平）に
一目惚れしてしまった。

夏休みに女子バレー部と男子バスケット部の
合同合宿が行なわれる事になり
知佳は一平に愛を打ち明けるチャンスだと思った。

しかし親友の川本紀子（美加里）が知佳に
一平へラブレターを渡してほしいと頼んで来た。

親友の頼みとあっては断わる事も出来ず

知佳に東京で会って欲しいと言われ飛び上って喜んだ。

渋谷の公園通りから原宿へデートの最中、
一平が喧嘩に巻き込まれてしまう。

要約そこから逃げ出し一平の母・里子（朝丘雪路）が
務めるバーへ行き一平が母子家庭で育った事を聞かされ

そして二学期、一平が原宿で不良と喧嘩した事から
バスケット部の都大会出場中止になったと言う
暗いニュースが待っていた。

知佳はそもそもの原因が自分にあると思い悩み
しかも家では厳格な牧師の父親・光一（小林亜星）に
一平と付き合う事を拒否されてしまう。

落ち込んだ知佳を見ていた荻窪弘美（山下美樹）や
紀子は知佳を校内放送に出演させて事情を話させた。

こうして一平の嫌疑は晴れバスケット部の
都大会出場も決まったのだった。

この映画で主演を演じた坂上とし恵はスクールメイツで
活動した後、アイドル歌手としてデビュー。
しかし人気がパッとしなかった為、がけっぷちアイドルと
呼ばれたがクイズ・ドレミファドンのアシスタントで
人気を高めました。

また主役のひかる一平は当時、ジャニーズ事務所に所属し
3年B組金八先生の第２シリーズで俳優デビュー。
レコード大賞、FNS歌謡祭では最優秀新人賞にノミネートされ
同じ事務所の近藤真彦と争いました。

後に必殺仕事人で俳優として人気を高め
現在は俳優活動を行う傍ら100円ショップのオーナーを務め
子役養成所にて講師もしているのです。