佐渡島三郎の株式日記

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2006年09月29日
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カテゴリ: 相場コメント
MIXIで若い証券マンから聞かれたので

株のプロ」への地獄の道 を書いてみました。

彼の質問。:
>まだまだ業界知識、商品知識・会社の知識が足らない気がします。こういう知識は雑誌やテレビの特集なんかで磨けば良いのでしょうか?

僕の知識とか経験をもとに書いてみましょう。


いっぱい書いたけど、基本は自分のやり方を貫くことです。
これはプロへの道。。達人への道。何がなんでも株の世界でプロになりたい人の
ために書いたものです。
初心者にはまづ日経と四季報を読むことからで十分ですね。




1.日本経済新聞、日経産業、日経金融新聞等を読む。
 証券図書館や会社のライブラリーで
 日刊工業、日本工業、鉄鋼新聞、自動車新聞とか読む。
 電波新聞は編集部が怠慢でひどいけど、統計だけは読む。

 新聞の隅っこの小さいコラムで経営者の談話は絶対見逃さない。あれには第一級の情報が混じってる。

2.月刊誌の文藝春秋、中央公論、エコノミスト。
週刊ポスト、新潮、現代、文春なんでも読む。
 可能ならロンドンEconomist、Business Week、
 英語版フォーブスを読む。
 無論アホな記事は飛ばす。重要なものだけ。


3.TV。

 スカイで大和のストラテジストやアナリスト情報を見る。
 これはすごくいいね。


4.ラジオ。短波放送を可能な限り聞く。
 ベテラン記者の解説はとても大切。
 薦めた銘柄が下がってその解説者をうらむ人には相場は

 ロジックが大事。株は自分で決めるもの。他人のせいにする 人間には一生株はわからない。


5.デイトレで毎日やる人にとってはデイトレの達人のブログを
 読むとか。いい方法をまねるのはとてもいいこと。
 しかし、個人投資家で中長期で投資をする人にとってはきわ めて危険。見ないほうがいいし、本も読まないほうがいい。


6.ダイヤモンド社。週刊誌は役に立つ。特集も
 しかし、ここの株式関係は読まないほうがいいと思う。
 東洋経済の四季報が基本。


7.証券会社の選び方。
 野村に口座を開くべし(他社の証券マンはできないけど)
 ここで取引は少しする。
 理由はレポートというよりも。。
 地方で日経産業新聞や日経金融新聞が手に入らない人。
 毎日の重要記事を保存するために必要。
 重要な記事にはデータやグラフ、チャートが入っているものがある。これは言語のみで書かれたニュース配信では保存不能。アクロバットファイルで記事のニュアンスを正確に保存するためにこのサービスは不可欠。
 ジョインベストには野村のサービスはない。
 大和の日経サービスにはアクロバットスタイルでは保存不可能。ここが大和の経営陣がいかにポンカスかよくわかる。
 データ入り記事の保存が株にとって大事ということがわかってないのだから。彼らはフルチンにしてチンコに日の丸の旗をたてて東京タワーのてっぺんからつるすべし。



8.可能な限り、「世界」の観点から日本や日本の産業界、日本企業を見るべし。
 日本にいて日本企業を見ていたのではわからなくなる。
 アフリカのジャングルに行ってみて初めて自分が何者かわかる。
 そのためには英語を鍛える。
 CNNやBloomberg、BBC等を見て誰かが翻訳したものを
 読むのではなく、直接彼らが何を言っているのかを必死で
 追っかける。


9。企業レポート。。業界レポート。
  証券会社の店頭でもらえる。銀行の店頭でももらえるかも。日本橋の日本証券会館のライブラリーでファイルを1日1時間使って全部片っ端から読みふける。。重要ポイントをノートにメモる。

  野村証券のサイトでは野村はせこくて企業レポートは
  ほとんど1ページ。。ほんまにせこい。
  それに対して大和証券はまだ良心的。

  企業レポートや産業レポートを読まないで株式投資は
  ありえない。手数料が低いだけのネット証券で株がわかるわけがなかろう。そこは注文出すだけ。取引だけにしたほうがいい。テクニカル分析も有用かな。


10。自分でスクラップをする。ノートをつくる。


11。企業の最強の部分。独自の部分。
  何が最強なのかを調べる。


12。売り上げよりも利益。
  あくまでもその会社の利益の構成部分はどうなっているのか、収益率の高い順に事業部門を並べかえる。
次に部門別の収益の過去20年。現在。。予測5年ぐらいあれば最高。。なんでそうなるの?その予測の根拠は何か?
そしてその根拠はどのくらい確かか。。


13.経済の見方を勉強する。
  経済指標。経済の構成部分。産業構造。。
  金利。為替、貿易。。株式市場。債券市場・・   

14。企業会計。キャッシュフロー計算等ができるようにする。


15..これは一番重要かもしれないけど、

今後5年。10年。世界と日本がどう変わっていくか。
 今後3年間、必ず起こる現象やイベント、ブーム等を
 常に予測する。ブームの変貌の読みが大事。
 そしてそのブームや変化の中核になる企業を毎日必死で
 探しまくる。


たとえば、燃料電池。こだけでは不十分。
去年と今年と来年の燃料電池のテーマとは何か?
来年の燃料電池のテーマで買う銘柄はどれか。

来年のハイテクのテーマは何か。何を買う?

来年の携帯サービスの核心は何?何が買いか。

世界の自動車産業の来年のシナリオをどう読む。
それで買いはどこのどれか。

来年も地価が上昇しさらにバブル現象が進むとき、
来年のテーマの核心は何なの?

来年のエネルギー関連のテーマは何?
どれが核心テーマか。。何を買うか。

来年の小売り業界のテーマは何?
GMSに何が起きる? コンビニはどう変貌する?
何を選ぶ?


ここまで書いたら。読んでる人もぐったりかな。

あはは。。

自分のできることから選んで毎日鍛える。
これでよいのでは。。。

以上。

三郎。





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最終更新日  2006年09月29日 12時14分55秒


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