かえる通信

かえる通信

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

Pecky みどり

Pecky みどり

2006.10.22
XML
カテゴリ: 日和雑記
 私はこの矢吹駆シリーズが大好きです。
 ただ……誰もが素晴らしいと賞賛する性格の小説ではありません。

 ミステリーには違いないのですが、普通のミステリー好きからすれば「これってミステリーなの?」って感じるような気がします。単なる謎解きではないからです。
 もちろん、死体は連続して転がりますが、主題は殺人事件の謎解きではないような気がします。ま、謎解きなんだけど、殺人のロジック崩しだけじゃない。哲学思想が前面に出てきますから、「どうやって殺したのか?」ではなくて「なぜ殺したのか?」です。で、ここまでなら普通のミステリーですが、このシリーズの場合は「殺人は悪なのか?」「この殺人は悪なのか?」「犠牲者は善なのか?」「被害者と犯人の線引きはどこに求めるべきか?」と、観念的な部分へと飛翔してしまいます。
 その中に、モデル有りの哲学者が出てきたり、その哲学論が展開されます。そこが唐突に感じられてつまらないと感じる人も多いかも知れません。私は、大好きなんだけど……。(しょせんは薀蓄大好きですから)

 あと、今回はナディア・モガールが前面に出てきましたが、あまり魅力的な女性には書かれていませんでしたね。それが残念。もっと素敵な女性が悩む様子が、そのギャップをみたかったですね。
 それは、残念。

 カケルは、相変わらず素敵でした。ほほほ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006.10.22 10:24:38
コメント(0) | コメントを書く
[日和雑記] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: