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診療報酬の改訂がこの4月に行われ、リハビリ部門の診療報酬は大幅に変わりました。今はその改訂のおかげで病院は大忙しです。厚生労働省が出した改訂に関する事項があまりにあいまいなのでどう解釈して良いものか。。。本当に今回の改訂にはまいってます。残念なのは運動器のリハビリテーションの点数が大幅に下がった事、特に、理学療法士以外の看護師、あん摩・マッサージ・指圧師なども条件付で点数が取れるようになった事です。要するに、看護師、あん摩・マッサージ・指圧師が理学療法に関して保険診療が行えるようになった事です。これは理学療法士に対しての厚生労働省の考えが良く表れていると思います。確かに、理学療法士が行っている一見マッサージにみえる徒手療法、関節モビライゼーション、機能訓練は見ている限りでは誰でもできそうな気がすると思います。実際できると思います”真似事”は。しかし、実際の患者さんの症状を改善していくには、基礎医学分野である解剖宅、生理学、運動学、生体力学、病理学、整形外科学等の臨床医学の詳細な知識が必要であり、しかもそれを元に治療を展開するためのクリニカルリーズニングに基づいて行われてはじめて症状を効果的に改善・機能改善できるのです。これらの知識とそれを臨床で活かすための臨床実習を3年から4年かけて勉強して国家試験に合格して初めて行えるのが理学療法なのです。それを、「講習時間は講義・実技及び課題学習の総計200時間」とされている「運動療法機能訓練技能講習会」を修了する事で治療を行えるようにする。理学療法士になるには2430時間以上必要としているのと比べると明らかな違いです。欧米では理学療法士の養成は博士課程で行うようになってきており、より専門的知識を必要とする分野とされています。そして、日本でも養成期間を3年から4年、専門学校から大学での養成に変わってきているときに、この改訂ですから。。。これを読むだけでもどちらに治療してもらった方が良くなるか明らかではないでしょうか?国民の皆様にお聞きしたいのですが、あなたは理学療法士に治療してもらいたいですか?それとも講習会を受けて理学療法をできるようになった他専門職種に治療をしてもらいたいですか?
2006年04月14日
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どれだけの人が肩こり・頭痛・腰痛・背中痛・神経痛に悩まされているのでしょうか?だれでも一度は体験するであろうこれらの症状。みなさんはどうやって対処しているのか気になります。湿布、鎮痛剤?クイックマッサージ?このなかに恐らく理学療法は入っていないのかもしれません。理学療法がこれら症状を軽減・解消するのに有効であるのは残念ながら世間一般に知られていないのが現状でしょう。リハビリと言えば少し「あーっ」と思う人がいるかもしれません。でもそんな多くの人も「リハビリは関係ないからなー」なんて思っている人が多いと思います。なぜなら「運動療法中心に指導されてがんばって下さいね」って言われて帰されてしまう事が多いからではないでしょうか?日本の理学療法士ももっと痛みを取る事を最初にしっかりして、それから根本的原因にアプローチや運動療法を行っていくべきではないかと思います。早く世間に信頼されて世の中に知れ渡る日が来るように努力していきたいです。
2005年12月10日
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たびたび訪れていただいている方々、本当にお久しぶりです。私自身久しぶりに自分のブログを見てみたらびっくりしました。いつのまにか1000超えていて。ところで、最近は本当に寒くなってきましたね。中枢疾患の患者さんをみているとやっぱり体は正直に反応していて、色んな所が痛くなったり、筋肉が反射的に収縮しっぱなしになっていたり、いやー大変な季節がやってまいりました。今年も後わずか、来年は少しでも充実した内容を届ける事を目指して行きます。また時々お立ち寄り下さい。
2005年12月09日
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ここ2週間連続で仕事に追われ、今日久しぶり早く帰ってゆっくりできたのでちょっと更新してみました。参考にしてみてください。TVつけたらヴェルディーがレアルに快勝していたので驚きました。こんな事もあるのですね。日本のサッカーのレベルが上がったのか?それともレアルが最近弱くなったのか?まっ、どっちにしろ快勝うれしいですね。更新がほとんどできない状態になってしまって皆様には本当に申し訳なく思っております。ご意見・ご質問等ありましたら宜しくお願いします。
2005年07月25日
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昨日、イラン戦のチケットを予約してみました。抽選に当たるかどうかは分からないですが。。最近は仕事漬け状態でストレスも溜まっているので、横浜で大騒ぎしてきたいですね。今日はちょっとぼやきでした。
2005年06月17日
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忙しくてなかなか毎日更新できていない状態ですが、定期的に行って行きますので何か質問・ご意見等ありましたら掲示板に書き込み宜しくお願い致します。
2005年06月05日
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リハビリって聞くとみなさんはどういう事を思い浮かべるだろう?失った機能を取り戻すために、必死に運動する事だろうか?または、地道に行っていくつらいイメージだろうか?私がこの道に入る事になったのは自分が怪我をしてリハビリをした体験が一番大きい気がする。私はピッチャーであったが肩の酷使で肩を壊してしまい結局最後まで完治せずに、野球を諦めざるを得なかった苦い思い出がある。最初は一生懸命リハビリに取り組んでいたのだが、肩の調子は一向に良くならず最後の方は半分諦めた状態で行っていた。人間諦めも肝心と言うが、私は気づけば4年もリハビリを行っていた。この期間は整形のリハビリとしては長い方だと思う。振り返れば、リハビリって何も楽しい思い出が無かった。リハビリの現実ってやっはり暗い、マイナスの世界だと私は思う。しかし、この中でも患者さん達は治りたい一心で私たちに明るさを時折見せながら一生懸命リハビリに取り組んでくれる。私はこの患者さんの姿勢を裏切らないために日々全力を尽くしている。最近良く思うのは、失った機能を取り戻すのに必要な努力と、病気・怪我を予防するための努力では使うエネルギーも体力も全然違う気がする。やはり、病気・怪我を予防するにこした事ないのだ!予定よりupが大幅に遅れてご迷惑おかけしますが、今後、予防医学の一端としてリハビリ技術を紹介して行ければと思っています。温かい目で見守ってやって下さい。では。
2005年05月23日
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今日は良い事がありました。昨年10月頃、肺炎で1ヶ月間寝たきりになりその後ベットで起き上がる事すらできず、立つ事も、車椅子をこぐ事もできなかった患者さんが今日100mも連続で歩ける所まで回復したのを確認しました。最初は根気よく一日30分でも車椅子にのって、車椅子をこぐ練習したり本当に地道にやっていて、クリスマスツリーは車椅子で見に行った位の方だったのですが。。病棟の誰もがこの方が歩く事なんか想像しなかったろうに。私自身、最初は歩く所まで回復するのは無理かなーと思っていたのですが、人間の回復力ってすごいですね。毎日の積み重ねの大きさを痛感しました。
2005年05月18日
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頚椎捻挫が誤診で、実は脳脊髄駅減少症であった事から訴訟になったというニュースが出ていました。怖い事例ではないかと思います。患者さんにとっても鬱病とかに勘違いされて、とても苦痛を受ける事になり、きちんと診断していく必要がありる疾患ではないでしょうか。確かに、従来の頚椎捻挫類似症状が特に神経学的所見・画像所見が無く長引くケースの場合は精神的な事も考慮するようにと教科書にもかいてあり、心理的フォローもしていくのが定石となっているが、こういった落とし穴がある事を頭に入れて治療していないととんでもない事になりそうだ。ニュースはココから
2005年05月17日
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5月なのになんでこんなに寒いのだろう?残っていた灯油をストーブに入れて点けてしまった。5月でこんなに寒いのははじめてかも。みなさん気温の変動激しいから風邪には注意して下さいね。
2005年05月15日
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私の担当した患者さんの中に16年間腰痛と膝痛に悩み、また余計な苦労をした方の話を紹介します。その方は以前通っていた病院のリハビリで、なんと10種類の運動をしろと指導されたそうです。しかもそれはマニュアル通りなのかあらかじめ作ってあったみたいで、内容を聞いてみると、あらゆる腰痛体操を寄せ集めたものだったのです。やればやるほど痛みが強くなったという事です。この話を聞いて同業者として悲しくなりました(ガチンコファイトクラブじゃないんだから!!)。以前の日記に書いた通り、運動療法は適応となるものを数種類やるだけで十分効果あります。ただ、間違っているものをやるとどんどん悪くなって行きます。この方はさらに膝痛も同時にあったので整形外科でレントゲンとか色々調べられたそうです。しかし、特に画像所見も無く「とりあえず注射でも打つか?」と言われるまま注射打たれたが、一時的なものですぐに痛くなってしまったそうです。最後には「あんたうつっぽいから、気にしすぎなんだよ」なんて言われてしまったそうです。とても心傷ついた事と思います。私が評価すると、どうやら膝の痛みは腰椎椎間板ヘルニアによる放散痛が原因であるようでした。なので、放散痛に対する治療を行った所、たちまち膝痛も腰痛も軽減し、退院される頃には完全に痛みから解放されていました。最後に再発予防の腰痛体操を指導してリハビリ終了しました。整形外科医は膝は膝だけ、腰は腰だけと部品でみていたので、二つの症状に関連があるという頭が無かったみたいです。人間の体は総合的に評価して病態を判断しなければなりません。なのにろくに問診せずに、原因が分からなかったら患者のせいにする。本当に勘弁して下さいっていう例です。
2005年05月13日
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今、テレビつけたら人間の体を透視して治療するナターシャっていう少女の話みてびっくりしました。会話もかわさず見てるだけでずばり病態を当ててしまう。僕がいつも評価する時は、問診を沢山して沢山評価をして試行錯誤して、画像も見て、何回も治療をする中で病態を把握していくのに。。。なんかうらやましくなってしまいました。でも、僕ら凡人(ってか普通の人)は沢山勉強して臨床経験を積まないと的確な治療はできません。だから今日もせっせと勉強します。ではまた。
2005年05月12日
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オーストラリアでの腰痛に対する記事があったので気になって、初トラックバックしてみました。というのも私自身がオーストラリアの理学療法を中心に勉強していたりするので。記事にあるとおり椎間板のヘルニアや変性があるからといって症状があるとは限らないのです。逆に言うと、MRIなどの画像所見で目立った所見が無かったからといって症状が無いとは限らないのです。そもそも、MRIなどは解像度に限界があり、小さな所見を得る事はできないのです。従って、画像だけで診断をしたりする事はタブーとされています。でも、整形外科の先生の中には画像だけを診て「写真は異常ないから大丈夫だろうね」なんて言ったりしますが。。これは手術に至るようなはっきりした所見が見当たらないだけなのです。でも、こんな事をしていると次のような事が起こる可能性があります。「腰椎の写真じゃ、問題ないから痛み止めで様子見て」なんて言われて様子見たけど症状が長い事(約6週~半年)改善せず再診した時には進行がんだったなんて事もあり得るのです。ただ、あまりに長い期間の慢性腰痛の場合は進行性癌が原因である可能性は低いので安心を。言いたい事は、腰痛の原因は沢山あるので筋肉とか椎間板だとか勝手に思い込んでいると大きな落とし穴にはまってしまうという事です。色んな原因があるんだなーと知っていただくだけでも落とし穴にはまらなくてすむかもしれません。また明日以降続きを書いて行きます。今日はここまで。
2005年05月10日
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今年から療養型に配属になったのですが、以前みていたスポーツ外来の患者さんがたまたま来たので久しぶりに腰痛を診ました。腰痛は大きく分けて3つの原因からなります。まず一つ目は、内臓からの関連痛。二つ目は神経からの放散痛。三つ目は関節、靭帯、筋肉など筋骨格系からの関連痛です。理学療法士は腰痛の患者さんが紹介されて来たら、まず沢山の問診をして上述の3つのカテゴリーでどれが一番原因として高いか評価します。そして、それを元に整形評価を進めてさらに詳しい原因の可能性を探ります。原因が特定できてきたら治療して行きます。簡単にはこんな感じですが、一般的に知っていた方が良い事を以下にあげておきます。一つ目は、一般的に多く行われている腰痛体操はすべての症例で合う事は決してないのです。良く、雑誌の特集とかでこの腰痛体操は効くとか何とか言っているものがありますが、それは特定の症例に関してであって個人それぞれに関しては合うか分かりません。それ簡単に判断する材料は痛みが増悪するかどうかです。確かに、理学療法士などのもと多少苦痛を伴う運動などをする時もありますが、度を過ぎる痛みを伴う場合はこの限りではありません。従って、痛みが増悪する場合は基本的に即止めて専門家に相談するなりした方が良いでしょう。2つ目に、長期間に渡る慢性的な腰痛や、夜間時痛、動いてないのに痛い、安静時痛を伴う場合は要注意です。なぜなら、上述通り、腰痛は多くの内臓疾患の症状の一つだからです。大概の腰痛は一時的なもので湿布でもして安静にしていれば良くなりますから、1週間も良くならない場合は医療機関に行くのが妥当でしょう。後、繰り返し腰痛を繰り返している人は根本的に姿勢など問題がある可能性があるのでこの場合も医療機関を受診した方が良いでしょう。もっと沢山あるのですが、いずれフリーページにアップして行きますのでしばしお待ちを。
2005年05月09日
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最後の連休晴れましたね。今日は少し公園に行って気晴らししてきました。こんなに天気が良いのに以外に公園に出ている人が少なくて驚きました。最後の休日だから家でゆっくりしている人が多かったのだろうか?最近、けがをして入院してくる小・中・高校生を見ていると体が固く柔軟性に欠け、体幹(いわゆる腰?)が弱い子供が目立つような気がします。運動部の中学生でさえ体がぐらぐらしていたり。。。やっぱりテレビゲームが普及して外で遊ばなくなったからでしょうか?逆に70、80代の方が体ががっちりしてたりします。今の子供たちが70代、80代になった時にはたして、今の70代、80代と同じ高い水準で居られるでしょうか?良く言われているように単純に20代の筋力の半分になると計算すると?→より転び易い!じゃないかと思います。まっ、その頃には予防医学ももっと発達してみんなでばりばり筋トレしてたり、良い薬ができて苦痛の伴う筋トレをしなくても筋力が維持できる技術が発達してたりするかもしれませんね?そうすると単純に行くことは無いと思いますが、子供は外で遊ぶのが絶対に自然だと思いますね。最後に、少しづつページをアップしてますが、暇が無くなかなか進みません。何かあげてほしいテーマ等ありましたら、ご意見お寄せ下さい!たとえば肩こりとか。これからも宜しくお願いします。
2005年05月08日
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いつも自転車で通勤しているのですが、今日はえらい風が強くて橋の上で飛ばされそうになりました。。しかもめちゃくちゃ寒くってストーブがまた恋しくなりそう。明日は晴れると良いですね!
2005年05月06日
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フリーページを作るのって思ったより大変ですね。やっとこさ2ページ作りました。まだ要領が分からないのでのろのろですがマイペースで作っていきたいです。今日は家でごろごろしてました。HTMLの勉強したり教科書復習したり。普段業務に追われてなかなか基礎の復習できないですから良い時間だったかもしれません。リハビリって確かな根拠となるものが中々無いんですよ。お医者さんみたいに、この症状にはこの薬が効く事が確かめられているから使うとか。だから唯一公理性を持った科目って解剖学・生理学・病理学・生体力学くらいなもの。そこが全然学習されていないなら何を思ってリハビリをしていったら良いか分からなくなってしまいます。まっ、時代の要請で根拠のある医療がリハビリにも求められてきて良く耳にしますが、実際にそれを実践してリハビリしているなんて人はほんの一握りでしょう!神経筋骨格系(整形外科)のリハビリはあてはまる部分も多いと思うのですが、介護など生活リハに関してはそのまま当てはまる事は無い様な気がします。
2005年05月05日
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リハビリと聞くとみなさんはどういう事を想像するんだろう?と時々考える時があります。オレンジデイズで妻夫木が演じていたように平行棒で歩行介助したり、輪投げの練習をしたりって事だろうか?患者さんや家族がリハビリスタッフに望む事って?逆にリハビリができる事って?リハビリがまだまだ世間で認識されていないと思う事が良くあります。考えてみれば、リハビリ屋って何だろう?何ができる人達だろう?って思うのが普通だろうし、我々リハビリスタッフが業務以外にもメディアやネットなど情報網を使ってまだまだ啓蒙していかなければならない事だと思います。このブログがそういった場の一部になれるように頑張ってゆきたいです。
2005年05月04日
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3連休の後の久しぶりの仕事。勤務している病棟は慢性期の患者さんしかいないけど、3日リハビリ空けると動けなくなる人が結構いるのを再認識しました。なにか工夫ができれば良いのですが。。また、課題です。
2005年05月02日
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昨日、今日と少旅行に行ってきました。4月は人事異動などで職場が変わりストレスの多い中過ごしていたので五月病になりそうでしたが、気晴らしをして心機一転、再出発できそうです。みなさんも人事異動等で大変な時期かもしれませんね。たまには気晴らしをして乗り切りたいと思います。
2005年05月01日
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はじめまして。puccaと言います。現在工事中ですが順次更新して役に立つサイトを作って行きたいと思います。宜しくお願いします。
2005年04月29日
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