多喜二は蟹工船を調査に調査を重ねて事実に基ずく小説を書いた。蟹工船は奴隷のような搾取と収奪の姿を告発しながら蟹工船がオホーツク海でソ連の領域を日本の護衛艦に
守られて侵略しながら蟹を奪う事実も告発したが、
同時に日本の護衛艦がいざとなれば漁船を見捨てると言う軍隊の反国民性も明らかにした。
1927年のこの当時は不況が巷を襲い、
失業者が溢れ軍部はその打開の道を挑戦や中国侵略戦争に求め、民主勢力や共産党を弾圧した。侵略戦争開始直前のことである。
現在もアメリカ初め世界は
不況下に入り、日本の不況も7年ぶりの深刻な状況下に入っている。そして国内の自公勢力は憲法改悪に執念もやし、安倍政権後の今も国民の意思に反して
右翼の再結集を策動しているが、小林多喜二の時代と異なって侵略戦争への策動を国民が政治を動かして阻止しているのが現在の姿である。
世界もアメリカの世界支配に反対して国民が政治を動かしブッシュを押さえイラク戦争を終結に向わせ、アメリカの
新自由主義を取りやめて、新しい社会を築き始めているのが現時点の特徴だと思う。
多喜二の資本主義の恥部や本質を暴露して
平和と民主主義のために戦った行為は世界の誇りだし、
今現在は日本国民や特に青年たちへの希望の鏡だと思う。
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