こんにちわ♪

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コカコーラ







彼女は、実はこちらの大学生だ。

日本からの留学生。

去年、日本の高校を卒業したばかりなのだが。







コカコーラを飲まないそうだ。








なんで?を彼女に問うてみた。





『コーラは骨が溶けちゃうんですよっ!』




・・・・。



いやいや、俺はコーラを飲み続けて、もう十数年以上はたつぞ。




虫歯はあるかもしれないけれど、骨は溶けてないと思うぞ。





でもね。
コカコーラは骨を溶かす、というのは実は、一応事実なんだな(笑)






実験的にコーラに骨などを入れておいた場合に溶けてしまうといった事から由来しているものだと思われるんだけれども。


実際溶けます(笑)



ただし、それはコーラだからというわけではなく、炭酸水は酸性のため、炭酸飲料ならコーラじゃなくても溶けるんだ。




コーラを飲んでいて骨は決して溶けません。そんなやばいものが世界的に売られるわけがないのだ。








そして、事実炭酸水に骨などを浸しておいた場合は溶けますが、炭酸水自体は胸焼けなどを改善させたりするので体に悪いものではない。どちらかというと良いものかも(本当)



薬用とされる場合もあるからね。



人間の胃酸の方が酸性度は非常に高いので、酸性の炭酸水を飲んだところで全く問題はないんだな。



さらにコーラの成分を見ると、カルメラとなっている。



これはコーラの黒い色の主成分。

人口甘味料として知られていますが、安全なものとされています。もしこれに発ガン作用などがあるとしたら、大抵の加工食品はすべて発がん性物質となってしまう。

かつては、コカインがコーラの成分として入っていたわけで、それがコカコーラの名前の由来にもなっているらしいんだけれども、コカイン自体は麻薬に指定されており、現在では全世界のどのコーラを探してもコカインが入っているものはない、残念ながら。



それでは、なぜ多くの人間が『コーラを飲むと骨が溶けちゃう=コーラは体に悪い飲み物だ』と信じているのか?


みんなコーラを飲みだすのは子供の時だ。


コーラには糖分が含まれているので、飲むと血糖値があがり、ご飯があまり食べれなくなる。



するとママは困っちゃう。



ご飯を食べないで、コーラばっかり飲んでいるとお母さんが困ってしまうからなのだ。

もちろん子供のときにそういった食習慣を過ごすのはいけない事だけれどもね。



だからママは子供を脅すために、『コーラは骨を溶かす』といった既成事実を利用して、飲ませないようにしているんだな。


また多くの大人も『コーラは骨を溶かす』というだけの情報を当てにしてしまうため、短絡的に『骨が溶ける=体に悪い』と思ってしまう。












コーラはアメリカだけを儲けさせる飲み物だから絶対飲まない。
みたいな事も言っていたような・・・。



タンザニアにもコカコーラ・ボトリングはある。



まぁ当たり前だ。多国籍企業なんだから。



でも、タンザニアのコカコーラ・ボトリングでは、アメリカ人なんかもちろん誰も働いていない。



タンザニア人の社長がいて、タンザニア人の社員がいて、ちゃんとお給料をもらって暮らしているのだ。



タンザニアの失業率は、めちゃくちゃ高い。



というか、日本の失業率分くらいしか働いていないんじゃないのかな?(笑)



そんな中で、コカコーラ・ボトリングは雇用の機会を増やさせている、ありがたい会社なのだ。


それ以上に、タンザニア人の生命を救い、雇用を生み出しているのも事実なのだ。



それだけではない。




不衛生な水よりも、ちゃんと消毒されて瓶詰めにされ、そしてt糖分が入っているコーラのほうが、タンザニア人にとって何よりも重要な飲料水なのだ。


貧しい国では、ただの水を飲んでコレラとかになって死んでしまうよりも、暑いところに糖分の入ったコーラのような飲み物のほうが、どれだけありがたいことか。

不衛生な水を飲む事によって、伝染病などに感染するよりはずっと貢献しているんだ。



例えば、欧米諸国でかつて中国からお茶がもたらされる以前、コレラやチフスなどの水を媒介とした伝染病が非常に流行した。


お茶を飲む習慣が、普及した事によりお湯を沸かし(結果的に煮沸消毒している)て飲む事によりそういった伝染病が防げるようになったという事実がある。

さらに、18世紀の産業革命で砂糖が大量生産されるようになり、それをお茶に入れて飲む週間が普及したことによって栄養状態が改善されたのも事実。

朝、砂糖を入れたお茶を飲むという習慣ができたおかげで、実は工業の生産性も大幅にアップしたのだ。

そのおかげで労働者が寝坊せずにきびきび働くようになったから(本当)

ただ、その反面、労働不足が生じて奴隷貿易に拍車をかけたのも事実なのですが。


こういった事を考えると、コーラもお茶も大して変わりないんですよ。


コーラを反対する人は確かに今までも何人か聞いたことがあるのですが、お茶を反対する人は今まで聞いた事はない。


よ~く考えると、何で?と思ってしまいます(笑)


コーラ=商業的と考えるならば、お茶も然り。









コカコーラボトリングは会社であり、NPOでもない限り、やはりお金儲けを考えるのは当たり前であって。

そして、それでも多くのアフリカ人を救っているのも事実なのに。






cocacola

写真は、そんな彼女が飲まない、タンザニアのコーラ売り場。
おしゃれでしょ?



コカ・コーラ


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