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「The Grey」という昨年公開の映画、世間的な評判はいまひとつだったとおもいますがラストシーンと音楽がよくて、当時二回みました。先日レンタルでリリースされたので、またあのシーンがみたくて借りました。音楽については、かなり前からサントラを買ってあったのですが、どうも釈然としなかった。というのは、あのシーンに流れていた一番聞きたい曲がそこにはないように感じたからです。似た雰囲気の曲はあるんですけど。それで昨夜レンタル版をみたところ、ないのではないかという漠然した印象が確信に変わり、すぐに調べ、その曲だけは違う映画のものであることが判明。日本では未公開の INK という映画の曲のようです。違う映画の曲を、映画の最も大切な場面で敢えて使ったわけです。それだけ、そのシーンにマッチしてるのです。Once more into the frayInto the last good fight I'll ever knowLive and die on this dayLive and die on this dayもう一度 戦って最強の敵を倒せたらその日に死んで 悔いはないその日に死んで 悔いはないリーアム・ニーソン扮する主人公の父が遺した物語のキーとなる言葉。わたしがいいなぁと思うのは、この父が決して立派な人物ではなかったというところ。欠点だらけの飲んだくれの粗暴な父だったというのがいい。この言葉と先のピアノの曲が交差する物語の最後のシーンがわたしの琴線に触れて久しぶりに日記にしようと思ったのです。この言葉が表している構えは、男(雄と言ってもいいし、少年と言ってもいい)が原始的に根源的に望んでいるありようだとおもうのです。もちろん、それが良いとか悪いとか、すばらしいとか、そういう話ではありません。「ずっと釣りたいと望んでいたでかいやつを釣りあげられたら、その場で祝いのウィスキーを一気に飲み干して、その場でぶっ倒れて死にたい。」開高健さんは、確かこんなことを言ってましたが、これも同じですよね。漫画「キリン」の主人公の台詞「しかし38歳の男が求めるべき自分はまだ熟していない!男として一番なくてはならないものをいまだに手に入れてないからだ」これも近いと思います。わたしの好きな「堂々男子は死んでもよい」という言葉も通ずるものがあると思います。村上春樹「かえるくん、東京を救う」の、かえるくんが言う「きんたまの問題」は、近いようですが、ちょっと違う気がします。今も昔も、女性の考え方が男に正確に理解されないようにこのあたりは女性には理解しにくいものであると思います。自分がそういう構えで生きられていないから、きっと強く惹かれたのだろうとおもいます。一方、映画の主人公は、最愛の女性に先立たれ、半世捨て人としてだらだらと生きてはいたものの、父の言葉とその女性の今際の言葉がフラッシュバックして決着をつけるわけです。 先の曲がニコニコ動画にあったので、アカウントをお持ちなら聞いてみてください。短い曲ですけど。http://www.nicovideo.jp/watch/sm18340232
2013.02.12
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カズのゴールの時間、ズポーツジムにいました。ジム内にテレビモニターがあるのですが、家に帰ってからゆっくり録画を見ようとあまり視界に入らないようにしていたのですが、あの時、ジムの空気が変わってそれがわかりました。あの試合の時間にジムにいるわけですから、モニターの前に集まって見入っていた人たちはさほどサッカーが好きな人ではないのかもしれません。(案外、自分も)それでも皆、手を休めてじっとモニターを見つめていました。久しぶりに見るキングのダンスと、それを凝視している人たちを併せて見ていたらなんだか涙腺がゆるんできてしまって。涙腺のゆるさは、昨夜読んだ被災地へ派遣された看護婦さんのブログのせい。ジムに入る前、ちょうどNumber誌の「KING KAZU」と初めて名づけたデイヴィット・ジェイムズ氏の記事を読んだばかりだった。最近すっかりカズダンスやってくんなくなっちゃったとおもっていたらこういう、とっておきの時のために暖めていたんですね。やはりカズはキング。
2011.03.29
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現段階で、わたしの親族や友人知人に犠牲者はどうやら出ていないようですが友人、知人の親族まで範囲が広がると、消息不明の方がいます。なんと声をかけてよいか、わからない。「こりゃあ、サッカーで勝った負けた騒いでる場合じゃねぇな」そうおもってました。Jの中止決定も当然だとおもいます。でも、さきほどライターの後藤健生さんのコラムを読んで、それもそうだと膝を叩いた次第。http://www.jsports.co.jp/press/column/article/N2011031515230302.html「日本のすべてが壊滅したのではない」ということを、世界の人々に発信することができるが」16年前の阪神淡路大震災の直後、アメリカから連絡がありました。姉の夫の親からの電話で、要は「そっちは大丈夫なのか?」という内容でした。話のトーンからすると、国中が焼け野原になってしまったかのような印象をもっていたようです。あれほどの災害だったわけですから、アメリカでも放送されていたのでしょう。アメリカの州のひとつくらいの面積の国ですから、国土のほとんどが壊滅的打撃を受けた印象をもつのも自然かもしれません。今回の地震の被害を受けたエリアは阪神淡路のそれよりも広範囲な上、大津波があり原子力発電所の事故まで起きているわけですから、どんな印象を受けているか想像するのは難しくありません。確かに、言葉で表すことがためらわれるほどの甚大な被害です。でも、「日本のすべてが壊滅したわけじゃない。」
2011.03.15
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例年の平均値から比較すると、概ね4000~5000人の入場者のダウンてところでしょうか。なんとかその程度のダウンで済んだということですね。99年以来のJ2ということで、妙な新鮮味があったのかもしれません。選手とともに、一年間のJ2修行みたいな。でも、その新鮮味を裏切るちょっとアレな先発オーダー。ゲーム内容も相変わらずで、正直失望しました。あんな内容じゃ、観客はどんどん減るとおもう。おもしろくないし。上がるだけじゃなく、強くなって戻るっていうんなら、内容でも圧倒できないと。あれじゃあ、J2の中でも中の上程度じゃないでしょうか。でも、試合後の監督と選手のコメントを読む限り、まずい内容だったのは自覚しているようなのでこれからよくなる・・・・んじゃないかな。 第1節FC東京1-0サガン鳥栖 今日は東京ドームへイーグルスのライブへ行ってきました。メンバー、みなけっこうな年なのに元気ですね。個人的には、ジョー・ウォルシュのソロの曲を何曲かやってくれたのがうれしかった。いろいろ書くつもりだったんですけど、2日連続のイベントでなにやら疲れました。おやすみなさい。
2011.03.06
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池袋へ行ったのも久しぶりなら、映画のプログラム買うのも久しぶり。それをさせるだけ、この映画はおもしろい。
2011.03.02
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「ヤマト」以降も何本か映画を観ました。まずは、「冷たい熱帯魚」。「愛のむきだし」の、園子温監督の作品。いつだったかの愛犬家殺人事件から着想を得た映画。R-18。当時のより大きな事件の影に隠れてしまったのか事件については詳しくは知らなかったんですけど少し前にラーメン屋だかどこかにあったマンガ本で「ボディーを透明にする」「もし殺人オリンピックがあれば、俺は金メダル」という犯人の言葉を知って、そんな凄惨な事件があったことをずいぶん後に知りました。個人的に印象的だったのは、劇中の犯人村田が主人公の社本に語りかける演説。でんでんさん扮する村田、「うわ、こういうおっさんいるよ」とおもわず呟いてしまう人たらし。http://www.youtube.com/watch?v=9Weom7TV_OA&sns=emその人たらしの村田が、小市民社本を犯行の共犯に巻き込んでいく時の言葉。その多くは人殺しの勝手な詭弁なんだけど、所々妙に正鵠を射ているというか主人公社本の最も痛いところを突いてくる。「おめーみてぇに善良そうにしてる奴が実は一番性質が悪いんだよ!」なにしろ、人を毒殺して解体するわけですからグロいわけです。地上波で放送されることもないでしょう。グロいけど、今おもえばこの映画の主題はたぶん父。よく文学の題材になる社会の気圧としての父なるものではなく、生物学的な父。劇中で死体を解体する山奥の家は、かつて村田が父からせっかんを受けた場所であることが仄めかされる。「えれぇ目に遭っちまってよぉ・・・」と村田が呟く場面があってそれがわかる。後妻と結婚したことによって、娘が非行に走っていることを止めることもできない社本。そこにいなくとも、いつも父の監視の目に晒されているかのような社本の臆病さはかつて、父に従順で逆らうことができなかった村田自身のように映り社本に対して挑発的な言葉を吐かせているようにおもえた。妥協のないグロテスクさは、子の人間性を決定的に損なう父とか家族制度への批判の強烈さの表れ。物語の終わらせ方は、この映画をよくある家族愛あたりへ回収されるのを強く拒否していることの表れではないかと。「この素晴らしき世界」という副題からは「そっちと話し合う余地はまったくないから」という監督の声が聞こえてきそうです。なんにせよ、わたしには鑑賞に堪えうる北限ぎりぎりというか極北の強烈な映画でした。http://www.coldfish.jp/index.html何度も観たいとは今はおもわないけど、DVD出たら借りちゃうんだろうなぁ。「ヒアアフター」。スピルバーグが、是非にもとクリントイーストウッドに監督を頼んで作られた作品。幼少時の大手術の影響で、「あの世」と交信する能力がある主人公。東南アジアの津波で死の淵から生還し、「あの世」を垣間見たフランス人女性。一卵性双生児の兄を事故で亡くし、薬物依存の母をもつ英国の少年。この三者の人生が終盤にロンドンで交差する。津波だの臨死体験だの霊能力だのが出てきますが、スペクタクルな映画ではなくつらい出来事から再生していこうとする人を励ますドラマ。静かで穏やかに、でも確かに励ましてくれる感じは、「おくりびと」に通じます。「Go ahead. Make my day.」とマグナム構えながら決め台詞ですごんでいたハリーキャラハン刑事もけっこうなお年になりましたから、人と人生を見る眼差しがどこまでも優しい。「冷たい熱帯魚」の後の口直しにはぴったりでした。「キック・アス」アメコミっぽい佇まいだったので、敬遠していました。つまらない予断と偏見でした。反省。アメコミヒーローが題材なのに、R-15である点でアメコミ映画ではないことに気づくべきでした。むちゃくちゃおもしろい。痛快。最高。これはブルーレイ買わなきゃ。一応、コメディに分類されているようですけど、そんな「おっさん古いよ」の枠に収まらない。第一、コメディがR-15になるわけないし。「前衛的だとか深遠な意味だとか、ああでもあり同時にこうでもある物語構造だとかそんな小難しいものはてんでしゃらくせぇ、映画は評論家のおもちゃじゃねぇんだよ!」そう、うなってしまうおもしろさ。クリストファー・ノーラン監督のように、今まであまりなかったところから題材を引っ張ってこなくとも、今までのものを組み合わせて余計なものを削ぎ落とし、ソリッドにするとこんなにおもしろくなる。日本映画も、まずはおよそ映画と合わないエンディングの歌を削ぐところから始めないと。「ヒアアフター」もそうですけど、この「キック・アス」も予告編が本編とはイメージが違う気がするのでURLは貼りませんが、この映画はおすすめです。
2011.02.20
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「SPACE BATTLESHIP ヤマト」を観てきました。「今さらヤマトはねぇでしょ。」きっと多くの人は、予告編を観た時に失笑してそうおもったのではないでしょうか。わたしもそうおもいました。予告編の出来もよくなかったし、ヤマトとキムタクという「うわっ」な組み合わせに拒絶反応があったのかもしれません。だから暇さえあれば映画館へは行ってますが、これは避けていました。ここ数年、けっこうな回数、映画館へ足を運びましたがその度に一々日記にアップしたりはしませんでした。今回の「ヤマト」も、観る前には日記に書く気はありませんでした。実はこの週末、ある映画を観に行きまして、1時間ほど経ったところで席を立ちました。「こんなもの観るならヤマト観た方がましだ」と。「ヤッターマン」ですら最後までちゃんと観るわたしですが、ちょっと我慢できなかった。で、口直しに「ヤマト」を観に行ったわけです。何度か書いてますが、映画の評価は事前の期待と大いに関係があります。期待が過大だと、がっかりすることは多いです。でも今回は妙な期待はせずに席に着くことができました。「アニメのヤマトとか、予断なしに一本の映画として楽しもう。」と。例えば、ここ最近では「RED」とか「GANTZ」あたりも観ましたがこれらよりも、個人的にはおもしろかったです。なんでネットのレビューであんなに酷評されているのか。予告編では、正直言って「くさいな」とおもったのですが、実際観てみるとそうでもなかった。昔の4コママンガで「徳永英明が好きだと男はなぜか恥ずかしくて公言できない」という話があって、当時は「なかなかうまいことを言うもんだな」とおもったのですがそういう空気と似てるんじゃないですかね。とりあえず、ヤマトは批判しとかないとまずいだろうという。もちろん、よくいう「突っ込みどころ」は満載です。でも、そもそもが架空の未来の話であるし、日本映画が不得意とする分野ですからそんなに辛く観なくともいいんじゃないでしょうか。わたしは、不得意な分野でもあっても作ろうとした心意気にマルです。あれは86年のメキシコワールドカップでしょうか。同級生の友人とテレビを観ていたわたしは「なぁ、なんでこれ日本は出てないの?」とたずねました。「ば~か!日本が出れるわけねぇだろ!」その頃、わたしはサッカーのことは何も知りませんでした。マラドーナがすごいらしいということくらいしか。当時、日本代表がワールドカップ本大会で決勝トーナメントを戦うことになると言っても、信じる人はほとんどいなかったはずです。日本映画に将来何ができるか、それはこれから次第でしょう。「ヤマト」を馬鹿にするメンタリティと、チャンピオンズリーグは見るけどJリーグなんかレベルが低くて見ちゃいられないというそれは、どこか地続きな気がします。なにしろ、池内博之さん扮する空間騎兵隊の斉藤がかっこよかった。それが言いたかった。
2011.02.07
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盛岡へ行きました。盛岡というと、冷麺が有名らしいです。ところで、わたしは冷麺がうまいとおもったことが一度もありません。なんだかゴム食べてるみたいで。わたしの周りの男も大抵は冷麺をすすんでは食べません。どちらかというと、女性の方が冷麺が好きな人が多い。岩手出身の人にそう言うと、必ずと言っていいほど「ああ、それはうまい冷麺を食べたことがないからですね」と言う。で、食べてみました。本場の冷麺とやらを。 確かに、過去に食べた冷麺とは違って、ゴムみたいじゃない。麺が全然違う。違う料理といって差し支えないかもしれない。でも、どうだろう。こりゃあうまい!ってほどでもないような。相性でしょうかね。聞いた話では、盛岡に焼肉店が多いのは、ソウルと緯度がほぼ同じだそうで向こうの人にとって過ごし易いからだとか。 駅前にはかまくらがありました。でも、横手のやつのがきれいですね。
2011.02.01
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メディアの扱いが違う。今野選手が出るというので、地上波のニュースをいくつか録画したんだけど普段はJの試合はスルーすることが多いすぽるとなのにちゃんと「FC東京の今野泰幸選手」と紹介してくれた。李忠成選手のボレーは、自身が語っていたように人生を変えるゴール。東京にいた年は、アジア枠なんてなかったし、ケリー、ジャーン、ルーカスがいて試合に出れなかったけど、あれをふかさなかったことで一躍全国区。そういえばと、部屋に貼ってある2004年のナビスコカップ優勝のポスターを見てみると忠成選手、うれしそうな顔でちゃんと写ってる。新顔のオージーに易々とカップを渡さなくてよかったですよ。
2011.01.31
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昨夜はあの後、6-0の試合まで見てしまい、眠くて帰宅後さきほどまで寝てました。昨夜は岡崎選手が妙なPKをもらってましたが気のせいかな、韓国戦は妙なPKを取られることが多い。井原選手の弾丸ミドルで追いついたのに、直後にわけわかんないPK取られたアジア大会韓国戦。(あのシュートには本当にしびれた。井原さん、オレあんたに一生ついてくよと当時はおもった)あのPKが発端でファルカン監督は日本を去った。アトランタ五輪予選、城選手のオーバーヘッドのゴールの直後にも、わけわかんないPK取られた。(あのシュートには本当にしびれた。あの場面であんなシュート打てる選手がとうとう日本にも現れたのかと当時はおもった)しびれるゴールに「よっしゃー」となっている直後に、冷水を浴びせるわけわかんない笛。印象深いのはこの2つだけど、他にもあるはず。「日本より韓国の選手の方がいい男が多かった」今野選手のPKがネットを揺らした直後に来た友人の奥さんからの携帯メール。はぁ?試合と関係ねーじゃねぇか!昨夜は、違う冷水が浴びせられました。この人の言動はどうもわたしを苛立たせるようで、前にも「サッカーが好きってことは、さいたまへよく行くの?」という問いに切れてしまい、後でかみさんに「なんでああいう言い方するの」とおこられた。まあ、今度会った時も罵らなければならないだろう。昨年のワールドカップでは、地元アフリカ勢がてんでだめでしたが今回のアジアカップは地元アラブ勢がだめですね。とりわけ、サウジアラビアの地盤沈下はひどい。今回も急遽就任したあのキャップ被った監督は、なんとピンチヒッター5回目らしい。いくらなんでも監督代えすぎでしょう。アジアカップの質は今や日韓とオーストラリアが担っているようです。イランも安定して強いけど、アラブじゃないし。ところで、発売中の「季刊サッカー批評」の松井選手と川口選手のインタビューおもしろかったです。大会から少し時間が経ったので、少しずつ代表チーム内の話が出てきましたね。
2011.01.26
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映画や音楽などのコンテンツを配信しているサイトでエンニオ・モリコーネのコンサートライブを見つけた。大好きな曲ばかりだったので、さきほどまで見ていたんだけどPCの音量、音質ではどうにも物足りなくて、DVDを物色したところアマゾンでは再入荷の見込みがないため、取り扱い停止中とのこと。そこで輸入版。 リージョンコードはめんどうだけど、なんとかなる。「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」のデボラのテーマから始まってシメは「死刑台のメロディ」。もちろん、「ニューシネマパラダイス」もある。ちなみにデボラのテーマは、元総理大臣のお気に入りだそうで総理セレクションCDに入っているそうです。個人的にうれしかったのは「続・夕陽のガンマン The Good, the Bad and the Ugly 」からは、メインの曲ではなく、L'estasi Dell'oro (The Ecstasy of Gold)という曲が演奏されていたこと。この曲と、この曲がつかわれているシーンが、個人的にもう最高。さきほどこのコンテンツを見つけたときは「でも、どうせのあの曲は入ってないだろうなぁ」「やるなら有名なメインの曲だろう」「あの曲の方がいいとおもってるのは自分くらいだろうし」とおもっていただけに感激。つい、この日記に。この、L'estasi Dell'oro (The Ecstasy of Gold)が流れるシーンは物語の終盤、大金が埋蔵されている土地へついにたどり着き、広大な墓地を走り回って墓碑銘を探すのを、動的にカメラが追いかける独特のものなんですけど後日知った話では、監督のセルジオ・レオーネが、黒澤明の映画のカメラの使い方を大いに参考にしたとのこと。最近、このシーンを見るたび、曲を聞くたびこの映画をアジアでリメイクできないものかと思ってしまう。舞台は、やはり広くないとだめなので、中国大陸で。時代は、銃がないと様にならないので、20世紀に入ってからになるかな。関東軍あたりの埋蔵金をめぐって、日本や中国や韓国のはみ出し者が暴れまわる。いいとおもうんだけど。
2011.01.15
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この週末、連休ということで木曜日あたりから新潟在住の友人がざわついて温泉へ行こうというメールがさかんに来ていた。あまり気が乗らなかったんだけど、すぐ帰ってくればいいやと土曜日に早起きして東北新幹線で古川駅へ。ここからリゾートなんちゃら号という、運賃プラス510円のやつに乗ります。 そして目的地の鳴子温泉駅へ到着。 湯量が豊富なここでは、駅前にいきなり足湯があります。 ところがここで待ち合わせのはずのわたしをたきつけた当の友人は寝坊したらしく現れず。家でPSPのゲームモンスターハンターをやるとか。一人で風呂へ向かいます。実はただのお湯じゃねぇのかと疑いたくなる温泉があちこちにありますがここのは本物です。ジムで鍛えた体をお見せできないのは残念ですが温泉で買ったばかりのデジカメがおじゃんになるのはかなわないし公序良俗に反する恐れもあるので温泉の写真は割愛。温泉からあがると昼食です。 東北方面には駅前食堂が健在で、昔ながらの食事が味わえます。ごはんの盛り方と、コップに刺さったスプーン。ここから先、吹雪いてきます。 新庄駅からさらに日本海側へ向かい、酒田駅へ。酒田駅から羽越線で新潟駅へ。新潟駅でPSPを持った友人と合流。よくいく店で、恒例の焼きタラバとノドグロの塩焼き。 この料理、いい加減ちょっと飽きてきた感があり、しめのおにぎりが一番うまかったような。食後には最終の新幹線で予定通り東京へ帰るつもりが今度はPSPの友人が、モンスターハンターの画面を睨みながら「明日喜多方へラーメン食べに行こう」と言い出す。そうなると一度東京へ帰るのもばかばかしい。近くのホテルへ泊まることにした。この店を出るといつもそうなんだけど、キャバクラの呼び込みがまとわりついてくる。店の出口で下地が出来た男を待ち受けているわけ。だが、PSPの友人はこういったのを捌くのがうまい。とりつくしまを与えない。東京の古い友人もこれがうまかった。歌舞伎町あたりで次々と捌く様は圧巻だった。たきつけといて「やっぱ一人で言ってくれっか」と平気で言う友人にも恵まれてきた一方で客引きをさばくのがうまい友人にも恵まれているようである。わたし一人だと、無視するのがいけないのか先日、錦糸町で「おめーシカトしてんじゃねぇよ!」「おめーだよ!おめー!」と罵声を浴びせられた。翌朝、新潟駅から磐越西線で喜多方へ向かいます。 友人のセレクションで入った店。 このちらっと見える餃子と、保険でたのんだチャーハンの方がうまかった。この後、喜多方からさらに東へ。 会津若松駅。温泉へ行きました。温泉へ入りながら、単に郡山から新幹線で帰るよりも未踏破の磐越東線で太平洋側へ出て常磐線で帰るという野望がふと浮かんできた。会津若松駅で、ラーメンチャーハン食べたばかりだというのにカレー焼きそばを食べに行くという友人と別れ、郡山駅へ向かいます。郡山駅から磐越東線へ乗り換え。終点のいわき行きの列車がなく、途中の駅で1時間ほど待ち合わせ。 待合室に古いストーブがあるだけの何もない駅でした。ここからいわき行きの列車に乗り、いわき駅へ。 昨日の日本海側の酒田駅から乗り継いで、ついに太平洋側へ到達。初の磐越東線、堪能しました。(真っ暗だったけど)絶景の観光地もいいですけど、人がまばらな見ず知らずの小さな町の駅の灯りをぼんやりながめるのもいいものです。いわき駅からは特急で帰りました。2日間お世話になったきっぷ。 もとは取った・・・はず。
2011.01.09
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あけましておめでとうございます。毎年暮れにおもうのですが、29日あたりまでに用事を済ませてしまって30、31日あたりは暮れの街を気ままに散歩したいという願望があるのですがいつも叶いませんね。昨年暮れは小柱が入手できなかったため、天ぷらは市場で買ったはまぐりにしてみました。代用とはいえ、うまかった。正月といえば雑煮ですが、雑煮くらい家によって内容が違う料理はあまりないとおもいます。他の料理のように、ある地方でくくることができない。隣の家で内容が全然違ったりする。皆、自分ちのが普遍的な標準的な雑煮だとおもっているのがおもしろい。「えええええ?ふつー雑煮ってそうだろ?」我が家の雑煮は、具は小松菜ともちだけです。醤油味で。これに鰹節と、青海苔と、干した大根の葉と、新のりをかけていただきます。保存はきいても、その分あまり消化によくなさそうなおせち料理が一方でひかえているので、雑煮は菜っ葉ともちだけでさっぱりという知恵なのではないかと勝手に想像しています。でも、他の家へおじゃまして、ごちそうになると、鶏肉どころか牛肉まで入っていることがあって驚きます。(今や少々の変わった具では驚きませんが)昨日和食屋で出てきたのは、具は菜っ葉ともちだけでしたが、白味噌味でした。京風との能書きでしたが、京都たって皆白味噌味のはずがありません。いろいろでおもしろいですね。今年もよろしくお願いします。
2011.01.05
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ずっとよかったけど、2点目が獲れない、ロスタイムでやられる今季を象徴するような試合でした。米本の退場は痛かった。今回は負けはしたけど味スタより国立の方が内容がいいのは、芝じゃないでしょうか。熊谷もひどい芝だった。競馬でも馬場が悪くなるとてんで走らない馬がいるし。 天皇杯 準決勝鹿島アントラーズ2-1FC東京
2010.12.29
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暖かい日が続いていたことと、今回の競技場が駅からのアクセスが悪いようなのでバイクで行くことを検討していたけど、今朝の気温ですぐに撤回。普通に新幹線で。 駅に着くと、バスとタクシー乗場に長蛇の列。愛媛がJに上がる前の天皇杯と同様で、明らかに開催に慣れていない様子。通常の路線バスを少々増便した程度。風が冷たくて、並びが苦痛だけれども、丸亀だとか熊本だとかにとばされることをおもえばなんとか我慢できる。(この段階では) 想像していたよりもよりも新しく、立派な陸上競技場。まあ、全国各地どこにでもあるような、見飽きた競技場ではあるけど。 競技場の隣にあったドーム。 多目的だろうか。陸上競技場やドームだと予算降りやすいんでしょうか。たまには球技場造ってもらいたいもんです。 結果的には勝ちましたが、内容は本当にひどいもんでした。西京極でもある程度ボールは支配しながら先制を許し恐慌状態になって、放り込みばかりになった。あの試合で失点直後、仲間を鼓舞できていたのは、わたしが見た限り梶山ただ一人だったけれど、当の梶山がその後、無理目な放り込みに終始していた。明らかに冷静さを欠いていた。ただ、負けたら降格というあの状況は、東京のどの選手も初めて経験することなので冷静でいろというのは酷かもしれない。だが、3週間後の今回も同じだった。デジャブ。むしろ悪化していた。焦りからミスが生まれ、それが呼び水となって連鎖的にミスを誘発する。単に東京の選手が下手だからだろうか。それもあるだろう。実際のところ、城福監督がイメージしていたサッカーを具現化するには選手の技術が物足りなかったということかもしれない。しかし、技術は一朝一夕には、3週間程度では劇的に改善されないかわりに3週間で劇的に劣化するものでもないだろう。あれほど多くのミスを生み出しているのは技術ではなく、メンタルだとしかおもえない。残留争いの危機感が足りないかのような紋切り型の言い方は多かったけれどフロントはさておき、ピッチでは、現場では逆にその危機感が過剰だったのではないかとおもう。ホームでまったく勝てないことによるサポーターへの罪悪感。責任感が過剰で、今にも倒れそうだった城福監督の顔色。最終ラインの今野あたりからビルドアップが始まって、敵陣深くなればなるほどかっかして興奮状態になりフィニッシュの頃にはほとんどパニック状態でシュートを打っているように見える。まさかピッチサイドの水に妙な薬が一服盛られているわけでもないだろう。若い選手ばかりの負の面というか、問題はマインドセットだと個人的におもう。大熊監督はそのあたりを案じて、コーチングに期待して今回は塩田を送り込んだのだとおもう。実際、塩田の試合後のコメントは今シーズンの東京の問題の多くを語っているようにおもう。 天皇杯準々決勝アビスパ福岡2-3FC東京それはそうと、試合後のバスの列は経験したことがないほどひどかった。寒い上に、真っ暗。30分ほど並んで、あきらめて1時間かけて熊谷駅まで歩いた。駅にさえついてしまえば、東京まで40分なので、クルマか新幹線か悩む競技場。
2010.12.25
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あれから8日。ちょうど今、この西京極のハーフタイムと帰りの新幹線で食べた大船軒のハムサンドを食べながらこの日記を打っています。縁起悪いし、格別うまいともおもわない。でも、あの日の気持ちを忘れてはならないとおもい、敢えて買ってきました。落ちて失うものは多いでしょう。でも、失ったものを数えてばかりいても仕方ない。まだ手にしているもので何ができるかを工夫していくしかないとおもいます。あの夜の京都駅新幹線ホームの同志たちの顔が来年の今頃には笑顔に変わっていますように。 第34節京都サンガ2-0FC東京話は変わりますが、映画「ノルウェイの森」を観てきました。原作を読んだのはずいぶんと前ですが、原作の雰囲気をうまく引き出しているとおもいます。あれほど売れた原作ですし、いろいろと読者からは文句が出るでしょうがかなりがんばったのではないでしょうか。原作が売れに売れていたあの当時に勢いでそのまま映画化されなかったのがよかったのだとおもいます。配役も、例えば、玉山鉄二さん以外に永沢さんの役はちょっと思い浮かびません。糸井重里さんの大学教授役もよかったなぁ。個人的には、直子の落とし穴の話とハツミさんが死んでからの、永沢さんのワタナベ君宛の手紙がカットされていることそれからラストのミドリへ電話をかける場所が不満でした。しかしアレですね。原作読んだ当時はわたしも若かったからあまり気にもしませんでしたが愛だの提灯だのいろんなこと言ってはみてもワタナベ君は「気がつけば二股男」ってことですね。ブログにはあまりアップしませんでしたが、今年も映画はたくさん観ました。洋画で一番よかったかなとおもっているのが「インセプション」。この映画について、何か感想をとおもっているうちに時間ばかりが経ち先日、ブルーレイとDVDが発売になりました。最近はレンタルばかりであまりDVDを買わなくなりましたがこれはブルーレイ買いました。再び観て、いろいろ考えましたが、面倒になりました。なにしろ、終わり方が好きです。ハンス・ジマーの曲もラストシーンに最高にフィットしていて。このクリストファー・ノーラン監督、おもしろさの元の素材を探すのが上手ですね。まだ40歳らしいですから、今後の作品が楽しみです。
2010.12.12
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劇団新感線の劇は、以前「蜉蝣峠」というのを鑑賞したことがある。この時は席があまりよくなかったようで、俳優さんの表情まではよく見えなかった上に宮藤官九郎氏の脚本だからなのか、割と話が無茶苦茶だった。今回のは「蛮幽鬼」という劇の映画版。劇のような一体感、臨場感は望めないかわりに巧みなカメラワークで俳優さんの演技を堪能できる。物語もモンテ・クリスト伯(岩窟王)の焼き直しで、シンプルでわかりやすい。オリジナリティに拘泥してわけわかんない話になるよりよほどいい。http://www.banyuki.com/印象に残ったのは堺雅人さん。やはりこの人は根が劇俳優なんだなとおもいました。泳ぐに相応しい海を与えられたという感じ。
2010.12.01
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フロンターレ戦と豊田スタジアムは休み。天皇杯の寒さがいけなかったのかな。仕事を休むわけにもいかず、ずっと調子悪いまま。まだ本調子まではいかないものの、ホーム最終戦なので出かけました。タイムアップ後、恒例の社長らの挨拶を聞かずにすぐにスタジアムを出ました。懲りずに来季も年間チケット買ってくれという話になるのはわかりきっていたので。もう聞き飽きたよ。またしても勝てなかった不甲斐なさだけではなく大竹選手がベンチにすら入っていなかったことに腹が立った。怪我なのかなとおもったら、今日の練習試合に出ているではないか。ピッチに出て、ほぼ何もできなかった前田選手の一体何を買っているのだろうか。左利きだからという理由のはずがない。大竹選手も左利きだ。城福監督と大熊監督に聞いてみたい。一体、彼の何が気に食わないのか。 第33節FC東京1-1モンテディオ山形
2010.11.28
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通夜が入ってしまって、着いたのは後半20分過ぎ。だから、大竹選手の2ゴールは見れなかった。3000人くらいかと見当をつけていたんだけど、けっこう来てましたね。天皇杯、平日、雨、国立ではなく飛田給、11月・・・これだけ役が揃っていれば、ドラ1個で倍満いくんじゃないんでしょうか。 帰りに永福町へ寄りました。寒かったので、しみるようでした。
2010.11.17
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連夜の日本選手権シリーズテレビ観戦。長かったですね。長かったけど、見ごたえがあった。不人気カードで地上波放送がとか言われてましたがおもしろいシリーズだったとおもう。人気があっても5年前のシリーズはひどいもんだったし。そもそもスポーツコンテンツに関してはもう地上波には期待してはいけないとおもう。第4戦の負け方といい、今夜の最終回の追いつかれ方といいドラゴンズに流れがいってしまうのが普通だとおもうんだけどそれを再び手繰り寄せる粘りは日本一にふさわしいとおもう。いや、そもそも流れなんて曖昧なものには頓着しない強いメンタルなのかな。優勝おめでとう。マリーンズのメガホン使わない応援も格好よかった。それにしてもマリーンズの内投手のタマはすごかった。昔のスワローズの伊藤智仁投手みたいだった。
2010.11.07
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まあ、2点目を取れなかったのがまずかったですね。決定機は何度かあったわけですし。相手の破壊力からすれば1失点なら上出来。これだけ味の素スタジアムで勝てないとなると全国サーキットやったほうがましにおもえる。監督は缶コーヒー持ったトルシエで。ホーム開催はJのない県で、プロレスみたいに「トルシエ来襲」とか宣伝して。高くて雇えないならトルシエのハリボテでいいや。プレーするのは選手だし、いてもいなくても大して変わらないだろう。とか馬鹿なことを妄想。なんにせよ、あそこには勝てる雰囲気がない。昨日みたいに晴れようが、雨が降ろうが。ホームアドバンテージなんてものはなく、飛田給ハンデ。 第29節FC東京1-1ガンバ大阪
2010.11.07
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祝日、家でのんびりナビスコカップ決勝の観戦でもよかったんだけどあまりの天気の良さに外出。アメ横をぶらつくものの、年末でもないのにあまりの人の多さに辟易。山手線に乗り、降りたことのない駅とおもい、日暮里駅で降りる。荒川区側の駅前をぶらついた後、さてどうしようかと駅前の地図をながめていると線路の西側は台東区谷中。月一度の禅の会は、某会場に住職が出張してくるんだけど、元の寺へは行ったことがない。すぐそばであることに気づき、せっかくだから行ってみようと決めた。谷中を歩くのは初めてなんだけど、静かでいい場所でした。ちょっと驚いたのは、若いカップルが多かったこと。なにしろ谷中だし、歩いてるのはじいさんばかりかなとおもっていたんだけどとんだ見当違い。所々、小さなしゃれたカフェなんかあるし。 ぶらぶら散歩しながら千駄木へ抜け、友人と合流。歴史に詳しい友人の解説を聞きながら、日が暮れる頃の谷中を再び歩く。すると背後で大きな声が聞こえる。なに騒いでんだと初めはおもったんだけど「ひったくり!どうぼう!」と叫んでいるではないか。見ると、バンクしているスクーターをおばさんが追いかけている。バイクによるひったくりだった。もうあたりは暗かったんだけど、車種くらいは特定できるかもしれないと友人と走って追いかけるも、あえなく見失う。被害者のおばさんは気の毒におもうけど、どうしようもなかった。なに騒いでんだとおもってる場合じゃなかった。動き出しが遅かったのを反省。おばさんの叫び声、耳にこびりついていて当分忘れられそうもない。
2010.11.03
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高松の狭いホテルを辞して、マリンライナーで瀬戸大橋を渡り、岡山へ。岡山からはレールスターで新大阪。新大阪から地下鉄でなんばへ。 適当に入ったお好み焼き屋で焼きそば。食べた後に、家の近所にもあるチェーン店であることが判明。なんばのスターバックスで新潟くんと別れ、南海電鉄で泉佐野へ向かう。 なぜ泉佐野か。泉州タオルである。日本のタオルというと、今治ばかりが有名だが、実は同等の生産量を誇るのがここ泉州。佐藤可士和氏のロゴデザインなど、先にブランディングに成功したのは今治だけど通は泉州。 今治テクスポートに比べるとしょぼく見えるけど、このタオル館は駅前の支店でちゃんとしたのは他にあるらしい。 うたい文句の通り、吸水性が抜群。
2010.10.26
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友人の新潟くんは、味スタへ行くのは気がすすまないと言った。一方のわたしも気がすすまない。何せ、前節のあの体たらくである。そこで今治タオルフェア。福山で合流し、レンタカーで今治へ。 しまなみ海道を四国へ。 今治の各社がブースを出して投売りしているわけです。なぜか鹿島アントラーズのタオルマフラーが売ってた。 すぐそばの港には日本丸が寄港していたので、船内を見学。その後、クルマを新居浜方面へ走らせ、別子銅山へ。 ミニ鉄道で銅山入り口へ行きます。 坑内はなかなかおもしろかったです。見学後、付属の温泉施設で温泉に入り終えると、辺りは暗くもうすることといったら香川へ移動して これしかありません。あいかわらず、うまい。
2010.10.23
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数日前からデジカメが行方不明なので携帯で。どうもデジカメには銀塩カメラに対するような愛情をもって接することができない。酷使に根をあげて逃げやがったのか。無機物のくせに太いやつだ。そろそろ新しいの買わないとまずいかなぁ。 第26節ベガルタ仙台3-2FC東京
2010.10.17
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スポーツジショップでジム用のウェアやらタオルやらを物色していて目にとまったアディダスのタオル。「サッカーファンとしてはやっぱアディダスかなぁ、でもどうせ中国製だろうなぁ」とタグを見てみると、なんと「こだわりの日本製」と書いてある。さっそくジムで使ってみるとやけに使用感がいい。洗濯するほどに風合いがよくなってくる。気になって調べてみると、「こだわりの」とは今治産という意味だった。こんなにいいならと、今治産のバスタオルをいくつか注文して、第一弾が届いた。 もうね、先日日帰り温泉行くのにタオル忘れて、道中のMなんとか(女性や草食系男子に人気のアレです)で買った中国ものとは雲泥の差。値段だってそう変わらない。三越のオーガニックコットンのもいいけど、あんな値段ださなくともいいものがあるじゃないですか。
2010.09.07
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久しぶりの更新になりました。あれはアウェー新潟戦の前日の夜でしょうか。いつものようにジムの汗を流していたのですが、いつもより異常につらい。この時すでに風邪をひいていたようでした。寝不足と、冷房が原因だとおもうのですが、仕事を休むわけにもいかずエアコンを切る度胸もなく、なかなか治らずしばらく現地観戦は自重。完全とはいきませんが、だいぶよくなったので、今回は行ってきました。 早めに出て、銚子で魚料理を。写真を撮る前に箸をつけてしまったので、料理の写真はなし。あかむつと金目鯛を煮付けでいただきました。クルマがやや多かったので、試合後の脱出時間を考えて、いつもとは違う駐車場にしました。 そこからは闇の近道が。 試合の方は、負けなくてよかったような、なんといったらよいか。でも、久しぶりの生ゴールが目前で見れてよかったです。 第18節鹿島アントラーズ1-1FC東京
2010.08.14
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仕事を抜けられなくて、国立へは行けず。みなさんの日記を拝見した感じでは、試合の録画もあまり見る気がしない。そこで音楽の話。興味ない方はここから先、スルーしてください。10代の頃、ロック好きの友人の家に渋谷陽一さんの書いたロックに関する本があって友人の部屋で待たされている間、その本を読んでいたんだけどそこでは、「ビートルズ穴ぼこ論」というのが展開されていてそれは確か、ビートルズがこの世に現れる前に、既に当時の世の中にはビートルズ的なものを切実に待望する巨大な穴ぼこのような需要があって、ビートルズはその需要のかたちと巨大さにぴたりと合致して云々と言う話だった気がする。数日前の夜、スカパーをぼんやり眺めていたら、気になる歌があったのですぐにネットで検索し、アマゾンで注文した。絶版なのか、中古しか入手できなかったけど、それは REMEDEIOS というアーチストの「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」という映画のサントラだった。届いてから何度も何度も聞いている。このCDを聞いて、先の穴ぼこ論を思い出した次第。半世紀前の世界のビートルズの需要に比べれば、本当にささやかだけれど聞きながら、自分は切実にこういう曲をこの曲を求めていたんだなと思った。瑞々しくて、切なくて、やさしい気持ちにさせてくれる。もちろん、TSUTAYAで映画のDVDも借りて観た。短い映画でなかなかいいんだけど、正直言って、少しがっかりはした。映画音楽はその映画の質と符合している場合が多いと思うんだけどこの曲は、映画の質を超えてしまっている気がする。もちろん、映画のイメージとは合っている。でも、音楽の質の高さほどには映画の完成度は高くはないと思う。原作のファンが、映画化された物語の出来に不満な気持ちに似ているかもしれない。ロック、クラッシック、ジャズ、民族音楽、なんでも聴くほうですが個人的に、マークノップラーというギタリストが好きで、彼が音楽を担当した映画の中に「ブルックリン最終出口」という映画がある。いい曲で、好きなんですけど、映画は無名。昔、古書街で中古ビデオを見つけて、ひどく廉価だったので買ってはみたものの観ないうちにどこかへいってしまった。きっと、好きな曲のイメージがこわされる気がしたのだとおもう。「打ち上げ花火・・・」を見終えた後、このまま「ブルックリン・・・」も観まいと思った。音楽の好き嫌いは、本当に個人的な趣味であるし、人に薦めるのはどうかとおもうけどこのCD、いいです。機会があったら、耳を傾けてみてください。6曲目の An Evening Walk から10曲目のエンドロール曲の The Last Days of Our Youth が特に。
2010.07.29
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湘南側のゴール裏の向こうに暗雲が見えて、時間とともに近づいてくるので雷雨が心配でしたが、なんとかもちました。暑いっちゃ暑かったですけど、ジム、草野球、仙台行と疲れていたのか昼近くまでエアコン効かせて寝てしまって、体調がよくなかったのがおかげさまで汗かいて楽になりました。大黒選手の前線での動きの質はやはり別格ですね。それと、ボランチ。今節は怪我で休んでるみたいだけど、いい加減徳永は元のサイドにしようよ。相手が相手だからよく見えただけかもしれないけど、森重の方がよほどいい。四国出身のしとは頑固でいけねぇや。 第14節湘南ベルマーレ1-3FC東京
2010.07.25
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木曜の夜はジム。暑くてきつかった。昨夜は、草野球の試合。暑くてきつかった。しかも相手は、全員甲子園出場経験者。まあ、40過ぎのおっさんなんですけどね。元甲子園球児つったって、今はただのメタボおやじかと高をくくっていたらとんでもない。走れる走れる。打球が速くて追いつかない。試合後、なんであんなに動けるのかたずねた。「自分、ハートは18のまま止まってるっス。!」そういうことが聞きたかったわけじゃないんだけど。10点差つけられなかったらこっちの勝ちというルールにした。軟式だから7イニングやって、結果、9-15。がんばったとおもう。なぜこんな連中と試合をやるはめになったかと言うと、こっちのチームの一人が向こうの連中と何度かゴルフをやって、連戦連勝だったとかで「コンチクショー!今度は野球で勝負だ!」ということらしい。ひとつ感心したのは、彼らは同じ高校の野球部というわけではなくて同時期に別の高校で甲子園に出場していてそれで顔見知りになり、今でもこうやって号令ひとつで集まるということ。なんかそういうのっていいですよね。昼前には起きて、出かける準備をしている途中で、試合が今日ではないことに気づく。というのも、アウェーチケットを出そうとしたら、出てきたのはベガルタ仙台対アルビレックス新潟戦のチケット。それで思い出した。東京の試合とかぶってないから予め買ってあったのを。リーグ戦での対戦は9年ぶり。その時はどちらもJ2で、なぜか仙台まで観戦に行った。クルマで日帰りで、2時間しか寝てなかったからきつかった。 このカード、ダービーらしいです。何ダービーって言うのか知らないけど、そんじょそこらのでっちあげダービーとはものが違うとか。なんにせよ、暑かったですよ。いくら夜とはいえ、それでめし食ってるとはいえ、選手はこの時期は暑くてきついはず。自分が野球やってみて心底そうおもった。
2010.07.24
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東京がリードして終了間際に始まる「眠らない街東京」。歌そのものは好きなんだけど、歌い始められた以上は絶対にそのまま勝たなくてはならない。「眠らない街東京」が出たにもかかわらず勝てなかったということはあってはならない。だから、歌が始まるとうれしさの中に「まだ早くないか?大丈夫か?」という不安が念頭から離れることがなかった。いつか、その日はやってきてしまうのではないかという不安。今日がついにその日なのではないかという不安。こんなんじゃあ、眠らないじゃなくて、眠れないよ。 第13節FC東京2-2ヴィッセル神戸
2010.07.17
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ワールドカップで寝不足の日々もようやく終わり。大会前に流布されていた南アフリカの治安がどうとかいう話も杞憂に終わったようで。スペインかオランダとくれば、それはもうスペイン。ユーロで見せてくれたスペイン代表のサッカーは、現在あり得るものの中で最高のサッカー。それと、オランダ代表監督の不遜な態度が個人的に癪に障ったので。海外では日本がカメルーンとデンマークに勝ったことに驚いていたようだけどわたしはニュージーランドの戦いぶり驚いた。イタリアとの死闘は見ていて心が揺さぶられた。アメリカも独特でいいチームでしたね。かの国ではマイナースポーツなんでしょうけど、やはりすごいポテンシャル。一方、地元アフリカ勢はだめだめでした。ナイジェリア代表選手の、スローインのマイボールを争っての飛び蹴りを見て心底だめだとおもった。ブブゼラがうるせぇとか、癖のあるボールのせいでどうしたとか、いろいろ言われた大会ですがいい大会だったと思います。現地へ行った方がうらやましい。
2010.07.16
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4年前はブラジルの強さに圧倒された。今回は負けた気がしない。試合開始直後、パラグアイは日本を恐れているのがわかった。オランダなんかとは全然違った。向こうもベスト8まで進んだことがないらしい。もっと恐れさせることはできなかっただろうか。試合後、オシム氏が言っていたように、勝ちたい気持ちと、負けたくない気持ちは少し(いやかなり)違うのだとおもう。一番足りないのは、やはり(決勝トーナメントで)勝ったことがない経験なのかな。なんか、とてももったいないことをしたような気がする。パラグアイには失礼だけど、どうせ散るならスペインがよかったなぁ。それでも、幸せな数日間でした。ありがとう。
2010.06.29
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サッカー見続けてきてよかった。ひどい試合内容が続いた大会前、友人が「もう後は、南アフリカという開催地が引き起こす得体の知れない何かに期待するほかない」と言っていたけど、やっぱり場所ってあるんですかね。前回大会の優勝国と準優勝国が、共にグループリーグで姿を消すくらいですから。盛者必衰。逆に、大会前の状態があまり酷かったがゆえに、岡田監督は決断をすることができた。メディアは慎重に伏せているけれど、10番の選手を外してから日本代表は蘇った。南米勢は全て決勝トーナメントに残ったけれども、その5つの国の中から比較的与し易い対戦相手を選べと言われたら、やはりパラグアイ。8年前のトルコもそうだったけど、どうやっても勝てない相手ではない。強豪国のみが知っている、本当のワールドカップはたぶんここから始まる。強豪国がいまひとつな今回はチャンスだとおもう。
2010.06.26
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96年のアトランタ五輪ブラジル戦の川口能活選手、2004年のナビスコカップ決勝の土肥選手どちらもシュートを打たれまくっていたが、神がかったセーブ連発だった。ゴールキーパーは、ある程度の頻度でボールに触れていくことによってリズムを得ていくのだと思う。一方で、オランダ戦の川島選手、日本代表の組織的な守備が奏功したがゆえにシュートらしいシュートを受ける機会がなかった。後半が始まって初めてきたシュートらしいシュートがあれである。止めろというのは酷かもしれない。彼は、昨年のナビスコカップ決勝でも米本選手の無回転ミドルをゴール内にはじいている。あのシュートも確か、川島選手にとってあの試合初めて受けるまともなシュートだった。止められなかった川島選手より、スナイデルがなぜフリーだったのかが問題。サッカーで決定的なチャンスは少ない。ワールドカップでは一度か、多くても二度。一度しかなかった機会を渾身の力がこもったシュートでものにしたオランダ。ものにできなかった日本。悔しいね。
2010.06.19
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4年前の終了間際の3失点の悔しさが、この試合で効いていたのだろうか。だとしたら、それは連続して出場している国の利点。ワールドカップのニューフェース、グッドルーザーから脱却しつつあるのかもしれない。一度くらいは出場できない大会があったほうが、かつてのように代表も盛り上がるのではという話を時々耳にするけど、わたしはそうおもわない。出場しつづけることが大切。ドーハからジョホールバルの頃は、本大会出場が目標だったが今は違う。スカパーで試合後に倉敷さんが、オシム氏のインタビューを受けて「日本のサッカーとはこれなんだというのは、こうやって勝っていった後にわかるような気がします。」と言っていたことが印象的。サッカーの強国と言われているどの国もきっと、勝つために自国選手の特徴や能力を活かそうと試行錯誤していくうちに、他の国から他称であの国はサッカーはと語られてきたのだとおもう。ちょうど、プラティニ率いるフランスを日本人がシャンパンサッカーを呼んだように。事前に自称というかたちなのではなく、後で他称というかたちで名指しされる。いつか、世界で一目置かれるようになったとき、なんと呼ばれるのだろう。まさかムービング・・・じゃないとおもうけど。あれは自称だし。
2010.06.14
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ヨングンの低弾道のキックにチームが救われる日がいつかやってくるのではないかとおもっていたらその日は意外と早くやってきました。とはいえ、これで勝ち抜けが決まったわけでもない。グループリーグ敗退が決まっているチームが意外と手ごわいことはナビスコカップに限らず、それこそワールドカップでも実証されている。ナビスコカップグループリーグ FC東京1-0京都サンガ飛田給を後にして、早めの夕食をとって、映画。中島哲也監督の新作、「告白」。ここのところ、映画館はご無沙汰でしたが、これは見逃せません。こわくて、重いけど、おもしろい。偽善を嫌悪する中島ワールド全開。村上春樹氏が翻訳した「心臓を貫かれて」というノンフィクションの本がある。(フィクションとノンフィクションの境界についてはさておいて、ひとまずノンフィクションとします)この本の巻末に村上氏自らのあとがきがあります。「心の傷というものは、ある一点というか、分水嶺みたいなところを越えてしまえばそれは傷として完結するほかないということをこの本の翻訳を通じて、リアルなものとして実感できた。」手元に本がない上、読んだのがかなり前なので、記憶が曖昧ですがだいたいこんなことが書かれていたようにおもう。わたしもまったくその通りだとおもう。89年の日航機墜落事故の数日後、奇跡的に生き残った女の子がテレビに映った時「笑って~!」と、群衆の中からその女の子に向かってかけられた声が聞こえた。残酷な要求だとおもった。彼女は家族全員であの飛行機に乗っていて、自分以外の全員が亡くなった。そんな目に遭った人は、普通、笑うことができない。気の毒だけれど、生涯心の底から笑うことはできないとおもう。「たいへんだろうけど、笑って前向きになってこれからの人生を生きて」おそらくそう願って出た言葉だろう。でも、その種の言葉(いや、あらゆる言葉)や、励ましが無力な心の傷というものがこの世にはあるのだと、この「告白」は言っている。そこに救いはないかもしれない。でも、がんばるとか、笑うとか、そういう言葉で埋め尽くしていって救いがあるかのように外形を整えるよりも、どうにもならない傷があると認めることから始めないことには、本当の救いに近づくことすらできないのではないか。他にもいくつかの観たい映画がこの週末に封切られましたがいきなり本命を観てしまった気がします。
2010.06.06
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なんだか最近変わった野球の券がまわってきます。各席にヘルメットとグローブが置いてあるのですがヘルメットは一応硬式用のもののようですがグローブはどうみても・・・・。こんなんでライナーで飛んでくる硬球を捕球できるものなのか。一塁側だったので、左打者のときは気を抜かないようにしました。
2010.05.27
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この週末は、バイクでツーリングに行くつもりで準備していたんだけどBS、CS、どこを探しても録画を含めて試合中継がないことがわかりジムで手首を傷めたというのもあり、ツーリングは断念して駒沢へ。今年のリーグ戦で結果が芳しくないのは、点が取れないから。特別、失点が多いわけではない。城福監督にさほど不満はないけど、大竹選手をあまり使わないことについては不可解だった。この試合もそうだったけど、今のFC東京の選手で最もPA付近で決定的な仕事をするのは彼。国立のグランパス戦のロスタイムの重松選手へのラストパスも見事だった。他の選手のは、枠にいかないか、GKの正面付近への処理が容易なシュートばかり。いつものメンバーではボールを回せても点が入らないことは実証されている。彼を使うことで監督の信念が揺らぐような何かがあるのだろうか。リーグ戦で、もっと大竹洋平が見たい。 ナビスコカップグループリーグFC東京1-0アルビレックス新潟
2010.05.22
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マリーンズのなんとかシートという個室の券が回ってきたので、行ってきました。マリーンズ対ドラゴンズ。 中は広いし、飲み物や食べ物も部屋でオーダーできて快適。風が強くてホームランが出なかったのがちょっと残念ですがなかなか好ゲームでした。
2010.05.18
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レストランのプレオープンに呼ばれ、「女性の意見が聞きたい」とのことだったので義妹と姪を連れて、まだ内装の部材の匂いが残るお店で食事。アンケートを書き終えて店を出て、時計を見ると13時ちょい前。時間がないので、そのままクルマで調布へ向かう。首都高速の新宿の先が工事渋滞で、キックオフには間に合わず調布のコインパーキングから歩いてスタジアムに着くころに大きな歓声が聞こえた。声の質から、東京のそれでないとわかる。藤本選手のフリーキックがネットを揺らした時は、もう一点取られたら帰ろうと思った。長友選手のミドルが決まった時も、さほど喜べなかった。でも、同点ゴールの時はさすがに絶叫。前半とはまったく違う清水の恐慌状態から一気に逆転できると思った。松下選手、うれしいのはわかるけど、まだ同点なんだから早く戻ってくれよと思った。同点じゃ満足できないんだよ。 第12節FC東京2-2清水エスパルス
2010.05.16
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今回のワールドカップの人選については、ナオさえ入れれば他はどうでもよかった。長友はおそらく海外へ移籍するだろう。今野は過去の使われ方から複数のポジションができる便利屋というかバックアップ要員でしかない。平山はとても23人に入れるような状態になかった。徳永も東京でボランチをやらせれていたということもあったにせよせっかくのチャンスだった代表の試合で消極的過ぎた。ああ、ナオのいない南アフリカなんて。(ナオのところには各クラブによって様々な名前が代入できますね)でも・・・・すべてのファン、サポーターから文句の出ない人選などないだろうしこれでいくと決まった以上は応援するほかない。これはもちろんサッカーなんかには限らないけどこの期に及んでだめだ、勝てないという説を唱えていると日本の惨敗によって自説の正しさが証明されてしまうので日本の敗北を望んでしまいかねない。そして、結果がそうなった場合、思った通りだとかしたり顔になる。そういう人間にはなりたくない。厳しい戦いになると予想することと、負ければいいと願うことは致命的に違う。一人の人間のサッカー観など日本代表に比べればまったくどうでもいい。98年のフランス代表のジャケ監督も大会前は批判の嵐だった。やってみなきゃわかんねぇだろ。サッカーはそういう競技だし。
2010.05.10
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ちょっと事情あって、広島から富山へ。3日は立山アルペンルート。4日はチューリップがどうのこうのという所と五箇山合掌造りという場所。昨夜遅く帰ってきたんだけど、疲れからか胃腸をやられてしまいダウン。今日の仙台戦は休み。
2010.05.05
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ドーム球場と人工芝が嫌いな自分にとっては、広島の新スタジアムは以前から気になっていました。昨年の広島遠征の時にはここで試合がなかったけど、今年はばっちり。屋根がないってのはいいもんです。 もちろんこっちにも行きました。前半途中での平山選手の交代から推察するに、決めきれないフォワード陣に監督は相当苛立っているようだ。以下、雑感。城福監督はよく「アタッキングサード」という言葉を使う。表面上は同じようなサッカーを標榜している(はずの)東京と広島のサッカーを比較すると選手が前を向いた状態でアタッキングサードまでどう運ぶかに心を砕いているのが東京でアタッキングサードからどう詰むかについての習熟にかなり時間を割いているとおもわれるのが広島というのが今日見た印象。広島は詰め将棋のように相手にとって危険な場所に次々と選手が入り込んでくる。それでいて東京のように選手同士のポジションがかぶってしまうこともない。同じ人数をかけて攻めるにしても、東京は肝心な局面でのもたつきからボールを奪われてカウンターの餌食になるということが多すぎる。「日本人選手の一人一人の技術は世界のどこへ出て行っても通用する。」「だが、11人になるとサッカーができない。」広島のペトロヴィッチ監督のこの言葉は、今の東京に全部とは言わないまでも部分的にはあてはまっているような気がする。東京のコーナーキックの際、多くのチームは前線に一人しか残さないところを広島は2、3人残している。明らかに、カウンターに弱い東京のセットプレーはむしろチャンスとリスクを取っても狙っているのがわかる。試合後のアストラムラインは、終点付近へ来るまで乗降客は誰もいない。混雑したまま、無人のホームの各駅に止まり、ドアがむなしく開閉する。これと、同じ車内の同志のうつろな目が毎度のことながら虚無感を増幅させる。デジャブ。これで何回目だろうか。毎回同じようにやられて悔しくないのだろうか。 第9節サンフレッチェ広島2-1FC東京
2010.05.01
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今日は親戚の結婚式。午後からだったので、万博遠征はまったく無理。親戚の爺さんらにえらく飲まされて、さきほどようやく酔いが醒めた。乾杯のシャンパンに始まり、ビール、赤ワイン、白ワイン、最後は日本酒。ちょっと頭痛い。当分酒は飲みたくない。嫁さん7歳年下とか、新居が中央区のタワーマンションとかうらやましいぞコンチクショー。まあでも、結婚おめでとう。ナイスガイなのに今まで独身なのが変だと思ってた。初デートがちょうど一年前の今日(4月24日)だとか。がんばったねぇ。速攻だねぇ。FC東京も見習ってほしい。「いい男がいない」とお嘆きの配偶者をお求めの世の女性の皆さんまだまだ世の中には埋もれてますよ。
2010.04.24
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16日に出たばかりの「1Q84 BOOK3」は読みたいし、寒そうだしで行くかどうか迷ったけど、晴れた天気にだまされて出かけました。水曜日も寒かったし、重装備で。観客は、20000人割れだったけど同じ理由で来なかった人はきっといるはず。京都戦はぱっとしない試合が多いってのもあるだろうけど。駅からスタジアムへ渡る歩道橋の橋に雪が少し積もっているのを見つけて驚いた。主審が主審なので、嫌な予感があったけど、意外にもPKもらったのは東京。しかし内容悪かったですね。東京の選手がミスをする度に、スタンドからため息と罵声が混ざったような声が漏れそれがさらに東京の選手から余裕を奪って、ミスを誘発していたように感じた。我慢ですかね。 第7節FC東京1-1京都サンガ
2010.04.18
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今日は月に一度の禅の会と重なっていて、どうするか迷った末にNACK5へ。デジカメ忘れて、携帯のしょぼい写真。さいたまスタジアムと違い、駅からスタジアムまでの道がなかなか楽しい。禅の会の会場は暑いと決まっているんだけど、NACK5は寒かった。とても。今の時期は昼間がそこそこ暖かいので、装備が中途半端になりやすい分12月あたりの昼間の天皇杯の試合よりも体感的にはきついかもしれない。大宮であの寒さだから、他会場の仙台や山形はとんでもないことになっていたはず。草民のボランチやリカの初ゴール、久々の塩田が見れたので、行った甲斐はあった。 ナビスコカップグループリーグ大宮アルディージャ0-1FC東京
2010.04.14
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友人のお兄さんがアル・・じゃなくてたいへんお酒が好きとかで家中のお酒がなくなってしまうと、台所の料理酒にまで手を出すという話を聞いたときは正直言って、軽い軽蔑をおぼえたものだけど実際にそのお兄さんに会ってみたら、友人よりも真面目な人物におもえたから伝聞からくる印象はあてにならない。「シャッターアイランド」のエンドロールをながめながら、このお兄さんのことを思い出した。この映画はお酒にたとえるなら料理酒で、自分はそれに手を出してしまったのではないかと。1年前くらいに読んだ長編ミステリーで、物語の序盤にいかにも怪しそうな人物が出てきてまさかねぇとおもいつつ読み進めていったら、そいつがそのまま犯人だったなんてのがありましたがこの映画も、序盤にこうなのかなと思ったのがそのまま。どんでん返しなんてなかった。まあ、実は犯人は猿でしたなんてのもあったから、それに比べればまだいいのかな。見たい映画が枯渇してくると、公開中の映画の値踏みが甘くなるものです。ちょっと懲りました。(今夜だけは)
2010.04.11
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味スタが東京スタジアムという名称の頃には、律儀に新宿駅から京王線で通ったものだけど京王デパ地下で買った弁当を満員の車内で潰されて以来、都営新宿線で調布駅乗換えにしてる。混むのに加えて、あの満員の状態で駅の間で停まるのが我慢できない。今節は19時キックオフということで、東京駅で夕食の弁当を買ってから行ったため久しぶりに新宿駅から京王線に乗ることに。相変わらず、駅間で停まりますね。首都圏の電車でああいうのは京王線だけじゃないかな。FC東京が鹿島あたりの上位と対戦して負けるパターンとして多いのはまだ選手がゲームに入りきれていない早い時間帯に先制され追いつこうとラインを上げたところを、カウンターやロングボール一本で裏を取られて2点目を奪われて、あとはいいように時間をつかわれて、はいおつかれさまというもの。今回は開始早々に先制したため、鹿島のいつもの勝ちパターンとは違った入り方ができた分攻め合いのダイナミックなゲームになったように思う。後半、決め切れなかったのは残念だけど。折り返しても誰もいないとか、スペースへ出したパスに誰も反応していないとかまだまだミスは多いものの、こういう激しいゲームを重ねていくことで強くなっていくんじゃないかなという期待はもてそう。それは、選手個々の能力の単純な総和よりも上のレベルのことをやろうとしているゆえのミスとも受け取れるから。逆なのが日本代表。 第6節FC東京1-1鹿島アントラーズ
2010.04.10
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等々力のビジターゴール裏は、いつも着く頃には席が無く柱が邪魔で試合がよく見れないので、今回はバックスタンド。 第5節川崎フロンターレ2-1FC東京
2010.04.04
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