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今日は映画「チェ 39歳別れの手紙」を見てきました。出来はまあまあでしたが、思ったよりも戦闘シーンは少なめでしたね。監督はこの第二部をメインに作りたかったそうですが、第一部の方がアクション重視で、第二部はヒューマンドラマ重視といったところか。 それにしても、登場人物の部下の名前が多すぎて結構大変かも。タニア、ホアキン、ミゲルまではわかるけど、あとの連中は・・・。ゲバラ日記を読み返してから行けばよかった・・・。 カストロやアレイダの出番はほとんどなし・・・。 第二部はコンゴはほとんどカットされ、ボリビア入りから。ボリビア革命を描いた作品は「革命戦士ゲバラ!(1969米)」ぐらいなので、なかなか新鮮でした。上記作品とは若干内容が異なっており、部下の造反や脱走という点はあまりたくさん描かれてなかったな。ゲバラが捕まる直前はもっと疲弊しているイメージだったんだが、本作は結構元気。どっちが実態に近いのだろう。あと、最後のゲバラ処刑シーンは諸説あるので、本作では最もオーソドックスにまとめた感じ。ゲバラ目線がなかなかリアル。 あと、エンドロールは・・・・いつ席を立っていいのかわからなかったぞ。 まあ、評価は第一部と同じ★3.5かな 詳しいレビューはまた後日。
2009年01月31日
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2008 日本(森の映画社) 監督:藤本幸久出演者:ドキュメンタリー118分 カラー アメリカ海兵隊の新兵キャンプやイラク戦争帰還兵、脱走兵の姿を介して、ホームレスなどアメリカ格差社会の抱える問題をクローズアップしようとしたドキュメンタリー。アメリカのホームレスの三分の一が帰還兵なのだそうで、帰還兵や兵役拒否者、その家族など、多彩な人物が登場するが、全体的にはアメリカのホームレス事情を描いたような印象が強い。一応、米軍による劣化ウラン弾の使用、民間人虐殺、軍病院の新薬モルモットなど闇の部分も取り上げ、アメリカ批判、米軍批判を前面に出してはいるが、主題があちこちにブレがちで、以下にあげるような理由で、ひどく説得力に欠ける出来となった。映像的、内容的にも映画である必要はほとんどないレベル。 米軍の戦争後遺症(PTSD)や兵役拒否者(脱走兵)を扱った映画作品は近年増えており、PTSDでは「勇者たちの戦場 (2006米)」「アルティメット・ソルジャーズ(2007米)」「ジャーヘッド・レスキュー(2007米)」、 兵役拒否では 「ストップ・ロス 戦火の逃亡者(2008米)」などがある。それらに比べると、平和ボケ国家日本で製作された本作はかなり甘い、浅いという印象は拭えない。取材対象の選定から始まって、その証言裏付け根拠、構成に至るまで、正直言って舐めてるのかという怒りさえ覚えるレベルだ。まあ、協賛が連帯、国労などといった制作サイドの背景を考えればそんなもんだろうとは思うが。 本作は貧困、格差を扱った題材ゆえに、登場する人物らはいわゆる社会の底辺層、アウトローに属する人たちだ。その彼らは軍や体制批判はするものの、非常に感覚的・感傷的で、理知的なコメントはほとんど見られない。もちろん、こうした人々を取り上げること自体は意味のあることだが、本作の支援者コメントなどでは「アメリカのごく普通の人々を取材」などという表現も見られ、彼らがアメリカ社会の一般的意見のようにすり替えられていくのが気になる。どうみてもごく限られた特殊な人々でしかないように思え、彼らの偏狭な視点から、アメリカ社会の一般論に仕立て上げることには違和感を感じざるを得ない。彼らがアメリカ社会の中でどのような立ち位置におり、どれくらいの割合を占めているのかがわからないことには、正確な理解には至らない。うがった見方をすれば、瑣末な出来事をことさら大事件に仕立て上げようとしている風に見える。 やはりドキュメンタリーとしてこうした問題を真面目に取り上げるなら、もう少し社会的に受容される知識層の意見は欲しいところだ。社会的に認知された証拠や、数字的なバックボーンをきちんと明示し、彼らと対極側の意見もきちんと取り上げて欲しかった。この作品では、社会弱者の愚痴にしか聞こえず、内容が薄っぺらいのだ。個人主義、自分さえ、自分の家族さえよければいいという風にさえ見えてくる。 ちなみに、脱走兵母子の例では、母親は息子を「スポーツ万能でとてもいい子だった。軍に入ってすっかり性格が変わった」などと言っているが、息子は「高校卒業後に職がなく、寄生していた祖母の家を追い出されて軍に入らざるを得なかった」のが実情らしく、「モンスター親子」の姿がちらついた。他の登場人物も多かれ少なかれ同様だ。 確かに、彼らのような考え方や生き方があるのも確かだし、尊重すべきだとは思う。だが、実際の兵士たちの多くは、正しいか正しくないかはともかく、逃げることなく義務を全うしているのであって、こうしたドキュメンタリーで軍や貧困格差を批判するのであれば、両者を対比する作りこみにしないと、視聴者は公平な判断ができないのでは。もちろん、端からそういうつもりがなく、単なる一方的アジテーション作品なら、別にそれでもいいんだが。 また、本作では、PTSDや脱走兵の増加の背景に、貧困層を対象にした騙し的徴兵制度にあるとしている。確かにこれはその通りだろうと思うし、アメリカ軍に限らず世界各国の軍でも同様の問題を抱えている。ただ、これだけ悲惨な状況と新兵勧誘の裏話があるにもかかわらず、何故アメリカ軍入隊の若者が途切れないのか。学費稼ぎや技能習得のために「貧困層が騙された」というには余りに短絡的すぎるだろう。そこには、同胞としての義務と責任、人間の尊厳や友情といった、社会共同体を形成する上での最低限のルールというものが存在しているはずだ。本作には、日本人には理解できないアメリカ人のルールというものの視点がまるで欠落してしまっているのだ。あの、アメリカ人の高慢とも言える愛国心とプライドを描かないことには始まらない。 まあ、そういうわけで、ドキュメンタリー、映画としての価値はかなり低いと評価せざるを得ない。アメリカにはこういう底辺層(ホームレス)の人々がいるのだ、ということを知ることができるのは価値があるが、ただそれだけ。日本の危機的将来像(徴兵制?)に直結させようとする意図もあるようだが、本作からはそこに結び付けるのは、相当妄想力が逞しくないと無理だろう。脱走兵やPTSD兵士については、すでに多くの映画作品やドキュメンタリーでも描かれているし、そこに内在する問題については様々な議論や問題提起がなされている。貧困層の入隊、戦争の不条理、アメリカの大義。そんなことはアメリカ人の誰もがわかりきっていることであり、葛藤し続けていることだ。よその国日本人が取り上げたところで、大多数のアメリカ人は余計なお世話だと感じるのではないだろうか。 もちろん、個人的には帰還兵のPTSDについては、かなり深刻な問題だとは思っているけども。 余談だが、ラストシーンに出てくる海兵隊新兵訓練場面でのおチビな指導教官。八百屋のようなしわがれ声になっちゃって、ずっと新兵訓練で声張り上げてるのだろうな。でも、やさしく銃の持ち方直してあげたりと、とっても優しい。 興奮度★沈痛度★★★爽快度★感涙度★ (以下 あらすじ ネタバレ注意 反転でご覧下さい) サウスカロライナ州の海兵隊新兵キャンプには毎週新兵がやってくる。教官の罵声のもと、髪を刈られ、電話口で肉親に機械的なあいさつを絶叫させられる。 イラク戦に参加し、少年を射殺しPTSDになった娘を持つアデール・クペインは、二度と娘を戦場に送らない決意を持ち、反戦を訴える。 息子をイラク戦争で失ったシンディ・シーハンも、子供を失った母親の気持ちを語る。 横須賀の海軍駆逐艦勤務だったパブロ・パレデスは日本人妻と結婚して、イラク派遣を拒否し服役させられた。今は兵士達の電話相談に乗っている。 ダレル・アンダーソンはスポーツ選手だったが高校卒業後に職が無く、やむなく陸軍に入隊。イラクに派遣後、2度目の派遣を言い渡され、母親の説得によってカナダに逃亡。その後、アメリカに戻り、なんとか職を得る。 湾岸戦争から従軍したデニス・カインは劣化ウラン弾に被爆し、そのことを訴えている。 こうした、戦争後遺症や兵役拒否者にはホームレスになるものも少なくない。ホームレスの三分の一が元兵士で、ベトナム戦争の元兵士も多いが、最近はイラク戦争の元兵士が若くしてホームレスになるという。 ワシントン州オリンピアにはホームレスの自主キャンプ「キャンプ・キホーテ」があり、支援組織「ブレッド&ローズ」には多くのホームレスが集まってくる。住所を与え、自立支援をしているが、そのボランティアの1人トム・スタンフィールドももとは麻薬中毒者でホームレスだった。アフガン、イラク戦に従軍したスティーブ・ローレンスも逃亡兵となり、今はキャンプで職業訓練をする身で、子供が7人もいる。フィリピン出身のサージは元海兵隊員で、麻薬には手を出さないが酒に溺れる。 その自主キャンプではホームレス同士のいざこざも多く、二人のホームレスが殺害される事件も起こる。また、ホームレスには政府の支援を切られた精神障害者たちも多いという。 アメリカ国内の基地の放射能汚染も問題となっている。ケリー空軍基地では労働に従事していた地域の住民がガンなどで次々に死去しているという。 軍の新兵勧誘所前では老婆達が座り込みをする。何度も逮捕されながらも嬉しそうに座り込む老婆達。 新兵キャンプでは新兵達が次第に一人前の兵士になっていくのだった。
2009年01月30日
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2003 ドイツ 監督:フィリップ・セルカーク出演者:ドキュメンタリー72分 モノクロ・カラー Castroカストロ CASTRO(DVD) ◆20%OFF! DVD検索「カストロ CASTRO」を探す(楽天) キューバの最高権力者フィデル・カストロを記録映像と関係者の証言によって描いた、テレビ版ドキュメンタリー。カストロを題材にしたドキュメンタリーは「チェ・ゲバラ&カストロ(2002 米)」「コマンダンテ(2003米西)」「カストロ人生と革命を語る(2003仏)」「フィデル・カストロ× キューバ革命(2005米)」など多くあるが、それらの中ではかなり出来の悪い部類に入る。キューバがスペインにうち勝って独立を果たしたところから、現在に至るまで幅広く描いてはいるのだが、カストロの波瀾万丈の人生を語るには72分は余りに短い。キューバ独立までの過程は凄い勢いで年代を経てゆき、正直言って内容についていくのは大変。後半以降はキューバの経済体制とカストロの迷走ぶりをメインに捉えている感はあるが、描かれる逸話や証言者の発言がバラバラで、各個のつながりや関連づけがいい加減。話しがあっちこっちに飛び、総体的になんとなくイメージがつかめてくるが、単品のドキュメンタリー作品としてはまとまりがなさすぎる。 また、制作がドイツというのも何か変。内容がキューバ寄りでもアメリカ寄りでもないのは公平性という点で良いのだが、結局何を伝えたいのかというのが良くわからない。直接関係ないけど、ブームに乗って作ってみました的なノリが感じられる。それ故、ノンフィクションだというのに、内容に誤謬や勘違いが見られ、例えばキューバ革命成立年が1958年1月になっていたり、登場する数字類への信憑性が軽んじられている感じがする。 ただ、登場するエピソードや証言などは他のドキュメンタリーにはないものも散見でき、バレラ計画やローマ教皇来訪、ラウルへの政権継承など、新鮮なものもある。また、他作品に比べ、経済活動に対しての描写が多いのも面白いし、キューバ人への取材も親カストロ、反カストロともにあって興味深い。それ故、もう少し理解しやすい編集の仕方がなかったものか、残念だ。 一つ一つのエピソードは短く、飛ばし気味なのだが残念だが、内容的には興味深いものも多いので、カストロやキューバについて知った上で視聴するには良いかも知れない。見るには大変だが、色々なまめ知識を得るには最適だ。ドキュメンタリー作品としての評価は高くないけれど、実はお勧めの作品だったりする(笑)。 なお、内容が被ってくるドキュメンタリーとしては「フィデル・カストロ× キューバ革命(2005米)」の方が出来は良いのだが、制作年を考えてみると、意外と本作を参考にして作っているのでは、と思わせる箇所が多いのだ。 興奮度★★★沈痛度★★爽快度★★感涙度★ (以下 あらすじ ネタバレ注意 反転でご覧下さい)(ドキュメンタリーの内容・・・数値等記述は映画のママ) キューバの子供たちは、学校にテレビを入れてくれたとしてカストロを賞賛する。一方、大人は名ばかりの独裁者と非難する。 1898年アメリカがスペインに勝利し、キューバは4年後名目だけの独立を果たす。実質アメリカの奴隷であり、アメリカ製品と果物、牛肉、砂糖の交換が主要貿易であった。 バティスタが軍事クーデターで政権を取るが、大物不良マフィアと交流が深く、売春、賭博を許す代わりに金銭授受により莫大な資金を集めていた。 フィデル・カストロは1926年に成金の父親のもとに生まれ、1945年ハバナ大学法学部に入学。学生運動のリーダーとして積極的に活動し、武器を携帯していたことをカストロも認めている。この頃カストロは強い権力欲を持っていた。ミルタと結婚し長男フィデリートが誕生。しかし、後に政治的理由で離婚する。 カストロはモンカダ兵営襲撃に失敗し投獄。1954年に恩赦で釈放後、メキシコでチェ・ゲバラと出会う。1956年12月、カストロは80人(ママ)の同志とキューバに上陸し、政府軍の反撃にあってシエラ・マエストロ山に辿り着いたのはわずか15人(ママ)だった。カストロは農民からの掠奪を禁じ、農民からの支持を勝ち得ていく。この結果、ハバナへの攻勢に出、1958年1月1日(ママ)バティスタは亡命。1月7日にハバナへ凱旋する。 カストロは議会を解散し、大半の役人を解雇、400ha以上の土地所有を没収、旧政府側の550人を処刑する。政権は握らないと語っていたカストロだが、結局首相の座に座り、ゲバラも工業大臣、国立銀行総裁の座に座る。 1960年、米国企業を没収。1961年米と断交。亡命キューバ人によるピッグス湾事件が起きる。 1976年段階ではカナダとメキシコのみと交流がある状態で、民主政治と選挙を約束したカストロは嘘ばかりであった。 1962年キューバ危機が勃発し、それを回避したソヴィエトと離れ、カストロは独自路線を打ち出す。共産主義者ではないと言いつつも、1965年にキューバ共産党を設立する。一方で、福祉や教育に力を入れ、農村に教師を派遣して識字率98%にまで高める。カストロは独自経済として高級葉巻のオークションを開催し、欧米の富裕層から資金を得るが、あくまで福祉に回すと言い切るのだった。だが、経済の生産性は一向に上がらず、ゲバラはボリビアで処刑される。 カストロは革命の輸出にも積極的で、チリ、アンゴラ左派の支援を行う。また、黒人等の人種差別撤廃にも積極的だったが、一方で芸術家、知識人、同性愛者に対しては厳しく差別し、収容所に送り込む一面もあった。それでも、キューバ王立バレエ団のマリシア・アロンソらの熱意でバレエについては理解を示した。 1980年、恩赦により犯罪者や同性愛者の国外退去を認め、13万人の難民が発生する。国連人権委員会はカストロ政権による刑務所の劣悪な処遇を糾弾する。 1986年、ソヴィエトのゴルバチョフはキューバへの支援を縮小。カストロはこれに反抗するも、1989年のソヴィエト解体でキューバ経済の縮小を余儀なくされる。年間15億ドルの支援が途絶え、極度の経済危機となり、1990から1991年には売春がはびこることとなる。結局アメリカ資本主義経済の救援を仰ぐこととなり、1999年耕作機械と食物の輸入解禁となる。カストロは資本主義を批判しながらも、現在のキューバでは投資家を歓迎し、主要産業は年間18億ドルを落としていく観光業となっていく。カストロは歴史的建造物の修復を始めるが、国民の大半は貧困のままであった。だが、キューバ人はカストロに苦しめられるも、ラテンの血で楽しんで生きている。ただし、元革命運動世代と若者の間には食い違いがあり、貧困に耐える革命世代に対し、若者世代は現実的で亡命希望者も多いのが現実だ。 キューバは米ドルとペソの通貨が共存し、ドルがない場合は配給カードに頼るしかない。ぎりぎりの生活をする民衆に、カストロは今なお戦争中であるという言葉で、様々な制限や公民権制限の理由とし続けている。 カストロは国中を視察して回り、農民に慕われてはいる。女性関係はずっと秘密であったが、セリアと大恋愛、現在の妻ダリアとの間には5人の子がいることが判明している。愛人との間の娘はマイアミに亡命し、政界についているのは最初の子フィデリートのみである。 国内の反対勢力としては、キリスト教自由運動により社会主義の民主化を求める1万1000人の署名運動があったが、カストロは黙殺。また、アメリカCIAも40年にわたり卑劣なテロでカストロ暗殺等を目論むがことごとく失敗。カストロはアメリカを強く非難する。アメリカにあるキューバ系米国人財団ではカストロ政権打倒を目指す「バレラ計画」を建てるが、カストロはこれに対してスパイ活動の弾圧強化する。 カストロは2000年12月、ジョン・レノンをキューバの文化遺産にし、国境のない平和を支持し、テロ国家を強く非難する。だが、その裏で亡命者を密かに処刑し、その母親が死を知ったのは埋葬後という事態も発生している。 ローマ教皇がキューバにやってくると、カストロはそれを歓迎し、宗教を認めないキューバでもそれ以降は宗教活動がしやすくなる。 カストロは蓄財には無縁だが、二枚舌でリスクの高い施策を実施し、権力を維持し続けてきた。次期政権は弟で国防大臣のラウルが濃厚だ。軍隊と秘密警察を率いるラウルは、農園や工場の管理を軍隊に移管するなど権力構造を強化している。各大臣級も若い世代を登用し始めているが、果たしてカストロのカリスマ性をラウルが踏襲できるのだろうか。
2009年01月30日
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今週末からは「チェ 39歳 別れの手紙」が始まりますが、3月公開の「ワルキューレ」との間にも、「ディファイアンス」というベラルーシを舞台にしたユダヤ人の映画があるようです。 また、公開館はあまり増えてきませんが「いのちの戦場 アルジェリア1959」も楽しみです。 気の早い話ですが、2010年正月にアルバトロス配給で「カチン(Katyn)」というのが公開予定だそうです。あのポーランドのカチンの森、ポーランド軍将校虐殺事件を扱った作品のようです。監督はあのアンジェイ・ワイダで、ついにこの核心に着手したのですね。とてもおどろおどろしい作品になっていそうですが(笑)、名作になる予感がします。 あと、6月には邦画で「三十九枚の年賀状」という大戦末期から戦後期を舞台にした映画があるようです。どうなんでしょう。 今日は仕事を休んで(汗)、映画を隣県まで見に行く予定です。どうでもいい駄作戦争系なのですが、わが地元ではやらないので・・・。DVDでもいいんだけど、まあ一応見ておくかということで。酷評を期待して下さい(爆)。
2009年01月29日
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技MIX航空機シリーズAC001 航空自衛隊F-15J タカラトミー(予約:09年5月28日発売予定)タカラトミーHPより トミーテックから 技MIX航空機シリーズ AC001~4が出ます。1/144スケールの航空機で、今回はイーグルのようですね。技MIXということで、お値段はやや高めですが、排気口にライトを入れることができるようです。かつて、世界の傑作機シリーズでもあったようなものですね。世界の傑作機2のAr234B-2 このほか、このシリーズでは航行する大和やプロペラが回る連斬零戦があるようですね。航行する大和(タカラトミーHP)ペラ回転連斬零戦(タカラトミーHP)
2009年01月28日
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最近は、アホらしくて政治のことなんかに口を挟む気もしなかったんですが、ちょっと思ったことを。 一国の首相麻生氏と大統領オバマ氏。同じ国家の政治代表者でありながら、何故こんなにも違うのでしょう。カリスマ性とか資質だとか、色々と要因はあるのでしょうが、国民の信頼度と影響力は行って帰るほど違いますね。 国会で首相がしょぼしょぼと給付金をやりますとか、やめませんなんてことを喋っているようでは、威厳もくそもないです。野党もしかりで、政権取ろうとする党首が、ガキでも言わないような揚げ足取りやら皮肉やら・・・情けないったらありゃしない。 最近、テレビ、映画なんかでも日本人の人格、美徳なんてことを良く取りざたされていますが、政治界ほど日本人の人格、美徳が欠如している所はないのではないでしょうか。次はマスコミね・・・(笑)。 日本人の性格の特徴として良く、奥ゆかしい、悪く言えば引っ込み思案、臆病とも言われるのですが、そういうのがありますね。そう言うところから本来、本音と建て前の使い分けが上手な民族ということも言われるわけで、反対に欧米人なんかは常にストレートの本音オンリーなんてことも言われます。ですが、近年はそれも逆転しつつあるような感じで、オバマ氏の演説を聴いていればわかるとおり、きれい事のオンパレードなわけですね。いわゆる建前論で美しく流していくスタイルです。誰もがその裏を勘ぐりながらも、表の美しさに感動し、共鳴していくのです。 片や麻生氏の場合は、歯に衣着せぬ?言動とやらで、ゲスな本音を表明。ついでに言語能力の欠如まで披露してしまったわけです。他国からはすっかり威厳と信頼を失墜。 私はやはり政治というものは本音と建前の使い分けがミソだと思うのです。政治家は国民から信頼を得るためにカリスマ性を持っている必要がありますから、建前論オンリーでもいいくらいです。下手な本音など出さない方がいいくらいです。細かい政策論争など本音の部分は国民の前でやる必要などない。そういう論争はもっと下の方の人間がやるか、行政機関に任せた方がいいと思うのです。 最近は議会が行政に介入する傾向を強くしていますが、私はこういった観点から反対です。議会を構成する議員はあくまで建前論を誇示する威厳を持って欲しいです。今回の給付金ごときのようなゴミ政策は行政に任せておけばよろしい。一国の首相たる者がこんな些細なことに首を突っ込むから、どんどんカリスマ性が落ちていくわけです。決定したらあとは行政に良きに計らえで任せておく。失敗したり、問題が起きれば首をすげかえるくらいの対応で十分じゃないかと思うのです。 まあ、カストロやゲバラじゃないけれど、何でも自分で把握し、決定するシステムは必ず破綻します。そんな上司いたら嫌ですもんね。 もちろん議会が行政に介入するのは反対ですが、闘うのは賛成です。行政の不備を国会で追及するのが、議会の重要な役割なわけで、ただこれが行政の長=政府=与党という構図で政権論争につながってしまっているんですね。そう言う意味では、政府と行政の関係が微妙なんですね。行政の暴走を止めるには・・・結局、与党が行政に介入せざるを得ないのか(爆)。まあ、行政の幹部登用にもうワンクッションあるといいんでしょうかねえ。大臣はころころ変わっちゃうけど、首を切られたら困っちゃうような立場で、生え抜きでない人・・・。行政専門ブレーンのような感じでしょうか・・・。でも誰だそれ(爆)。 話しがちょっとずれてしまいましたが、今回は野党に食いつかれちゃったんでどうしようもないんでしょうが、野党もこんなレベルで政権論争してたらダメでしょう。補正予算案なんてもっと下位のレベルの委員会で決定してしまえばいいのですが。本会議まで迷走を持ち込むのは余りに見た目が悪いです(笑)。 要は国会議員はきれい事だけ並べておけということです(笑)。二世議員やタレント議員・・・彼らに実務能力や社会常識なんてものを求める方がおかしいのであって、彼らに卓越しているのはカリスマ性だけなのです。しかし、国の方向性を決めるのに大事なのは、カリスマ性であり、外交上では威厳なのです。 極論かも知れませんけど、とりあえず麻生氏・・・黙っておけ。 とまあ、ここまで書いたんですが、やっぱりオバマ氏のほうは大統領制だからねえ。そういう違いは大きいですね。アメリカの国会もぐちゃぐちゃだしね。かといって、小泉氏がちょっと狙っていた?ように日本も大統領制にしたら・・・馴染まないだろうねえ。 枢密院でも作るか。違うか(笑)。 むふう、何だかわけわからなくなっちゃったな(汗)。こういう問題に触れるのはやっぱりやめておこう(爆)。
2009年01月27日
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6月13日に封切り?らしいですが、「真夏のオリオン」というのがあるそうです。 池上司著の小説「雷撃深度一九・五」(文春文庫刊)を原作に、福井晴敏が脚色したそうで、いわゆる架空戦記ものシリーズですね。第2次大戦末期の沖縄南東海域を舞台に、沖縄上陸を目指す米海軍の補給路を断つため、日本海軍のイー77、イー81潜水艦が米海軍駆逐艦パージバルと闘うという設定だそうです。 これまでもローレライとか、亡国のイージスとかで微妙に裏切られてきているので、どうかなあと思ったのですが、潜水艦内部のセットも力を入れているようですが、なんと米駆逐艦はニューヨーク州アルバニーに繋留されている本物やメキシコ海軍現役の旧米国駆逐艦を使用しての撮影らしいです。うーん、日本映画としては頑張って居るなあ、ということで期待しておこうかな(笑)。 ちなみに、米駆逐艦はUSS766のスレイターで、あのハドソン川で繋留展示されている艦のようです。 現役のメキシコ艦となると、ギアリング級の863スタイネイカー(ネツァワルコヨトル)、エドサル型250ハースト(マヌエル・アズエタ)あたりが考えられそうです。(Keyのミリタリーなページさんを参考)
2009年01月26日
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2002 アメリカ 監督:デヴィッド・アットウッド出演者:ビクトル・フーゴ・マルティン、ガエル・ガルシア・ベルナル、パトリシア・ヴェラスケスほか120分 カラー Fidel and Cheチェ・ゲバラ&カストロ(DVD) ◆20%OFF! DVD検索「チェ・ゲバラ&カストロ」を探す(楽天) キューバ革命、キューバ建国の礎となった前評議会議長フィデル・カストロの半生を追ったドキュメンタリー風ドラマ。テレビムービーで、日本版は120分だが、原版は206分という長尺もののようだ。邦題ではチェ・ゲバラが先に書かれているが、内容的にはフィデル・カストロを主としたもので、ゲバラは副次的な出演に留まる。既にいくつものカストロやゲバラに関する映画は製作されているが、本作はその中でも最も長い期間を表現した作品のうちに入る。特に、バティスタの軍事クーデーター、モンカダ兵営襲撃から描かれているのが新鮮で、1970年代のキューバ人亡命増加あたりまでを描いている。一応史実に沿って作られてはいるが、冒頭に「創作の登場人物や話しもある」と出てくるので、細かい設定等はフィクションも入っているようだ。 局所的な描写の映画が多い中、カストロの半生を長く追った作品として、その全容を知る上で貴重な作品ではあるが、何分内容が多すぎて、特に後半はかなり飛ばし気味の映画となった。キューバ革命成功までは比較的しっかりとした描写だったが、その後のアメリカ、ソヴィエトとの確執、協力といった部分はかなり端折られており、断片的なものになってしまったのが残念。元々は206分だったものを120分にしたために、後半のかなりの部分を削ってしまった結果なのだろう。従って、映画の厚みという点では欠け、興味の薄い人には後半は苦痛になるかも知れない。後に「モーターサイクル・ダイアリーズ(2003)」でも演じるガエル・ガルシア・ベルナルのチェ・ゲバラも、おまけ程度でしかない。主演のフィデル役ビクトル・フーゴ・マルティンはなかなかの好演。でも、フィデルは身振りが派手なので、結構演じやすい役なのかも知れないが。 とはいえ、他作品にはない描写も多く、貴重であることは間違いない。フィデル・カストロの女性関係にもしっかりと触れており、最初の妻ラファエル・ミルタとの恋、再婚相手のナタリー・レベルタをはじめ、革命同志のアイデ・サンタマリアやセリア・サンチェスなどの描写も詳しい。また、ラプラタ兵営襲撃時の農村警備隊員チチョ・オソリア殺害、NYタイムズ記者マシューズの入山、ウベルト・マトスの逮捕劇などもなかなか興味深かった。 どのあたりがフィクションだったのか、今ひとつわからなかったが、全般に史実に忠実だったように感じた。他作品と被る部分も多いが、この作品もちょっと違った視点という意味で見ると面白いだろう。ちなみに、当作品もアメリカ製作ということで、キューバ経済崩壊、キューバ難民といった場面でエンディングを迎える。カストロの革命への熱意というものを強く感じることは出来たが、結局は迷走したのだという印象を強く持つ。 どうせなら完全版を見てみたい。4話構成ぐらいに分割して上映していれば、テレビムービーとしては大作の部類にはいるだろう。 興奮度★★★沈痛度★★爽快度★感涙度★ (以下 あらすじ ネタバレ注意 反転でご覧下さい) 1949年のハバナ。弁護士のフィデル・カストロはキューバ独立の英雄ホセ・マルティの銅像に小便をかける米兵をみて激怒する。これに抗議したキューバ人はアメリカ大使館に詰め寄るが、ここでフィデルは雄弁をふるう。そこで出会った裕福なディアス家のミルタと出会い、結婚し息子フェデリトが生まれる。 フィデルが支持するアルトドクソ党のチバス上院議員は、政府の悪事を暴こうとするが、証拠が届かず自殺未遂を起こす。フィデル・カストロはその意志を継いで、政治活動に手を染めていき、議員立候補にまでこぎつけるが、その直前の1952年3月10日、プリオ大統領が亡命し、バティスタが軍事クーデターを起こす。 フィデルは警察に追われる身となり、隠れ家を転々とするが、そこでナタリー・レベルタと出会い恋に落ちる。フィデルは無武装蜂起を計画しモンカダ兵営襲撃を実行する。 7月26日、フィデルらは3番ゲートから侵入し、アベル、アイデら22名が病院を占拠する。しかし、政府軍によって反撃され、フィデルはなんとか脱出するも、多くが捕らえられ処刑されてしまう。看護婦に化けたアイデ・サンタマリアは兄の目の玉をくり出されるなど拷問を受ける。フィデルは山に逃げ込むが包囲され捕らえられる。 ピノス島に監禁されたフィデルは獄内から声明を発表し、国内の人気を得るようになる。これに手を焼いたバティスタはフィデルを釈放し、フィデルはメキシコに亡命する。ナタリーはフィデルの子を宿す。 メキシコでフィデルはチェ・ゲバラと会い、革命軍を組織して訓練する。1956年11月25日、82名の兵はメキシコを出発し、12月2日にラス・コロラダスに上陸する。バティスタ軍の襲撃で多くが命を落とすが、フィデルやラウル、ゲバラは生き残った。報道ではペドロ・アビラ将軍の軍がゲリラを全滅させたと報じるが、山ではギジェルモ・ガルシアらと会い、セリア・サンチェスの軍と合流することが出来る。 フィデルらはラプラタ兵営を襲撃し、悪名高い農村警備隊員チチョ・オソリアを殺害する。また、生きていることを示すため、NYタイムズ記者マシューズに記事を書かせる。都市部の共産党や地下組織とも連携を取るようになり、兵器はマトスが提供するようになる。 いよいよ都市部での戦いとなり、ゲバラが装甲列車を破壊してサンタクララを占領。カミラはラスビリャスに入る。カストロ軍はサンチアゴににまで迫り、CIAからの支援を打ち切られたバティスタは亡命する。 1959年1月7日、カストロは演説で民衆の支持を集める。家賃を半額にし、農地改革法を制定し、学校や病院を設立することを約束する。一方で、ゲバラやラウルを中心に、旧バティスタ派を次々に処刑していく。また、共産党員を支配下に置き、フィデルのやりかたに不満を漏らす盟友マトス少佐を反逆罪で逮捕する。マトスは20年の刑に服する。 フィデルはソヴィエトのフルシチョフとも接近を始め、国交回復、貿易博覧会の開催を通じて、アメリカの侵攻に対処していく。アメリカは1961年4月 19日にビッグス湾事件を起こすが失敗。フィデルはソヴィエトの核ミサイル基地をキューバ国内に建設させる。このことがばれ、キューバ危機が発生するが、フルシチョフはミサイルを撤退させ、フィデルはソヴィエトへの不信感を募らせる。 1965年2月25日、アルジェリアでのチェ・ゲバラの演説はソヴィエトに不快感を与え、チェ・ゲバラは職を辞して革命闘争に下っていく。ボリビアに渡ったチェ・ゲバラは政府軍に捕まって処刑される。 アメリカの液剤封鎖、ソヴィエトとの距離によりキューバ経済は崩壊し、3人に1人しか生き残れないにもかかわらず、海を渡ってのキューバ亡命者が激増する。しかし、CIAの暗殺計画などにも関わらず、フィデルは生きているのだった。 元妻のミルタ・マドリードは再婚してマドリードに住む。息子のフェデリトはキューバに戻った。ナタリーはハバナでフィデルを支え、娘はスペインに亡命した。マトスは釈放されマイアミで反カストロ運動の中心となる。カミロは事故死し、アイデ・サンタマリアはしばらく政権を支えるが、1980年7月26日、失望して自殺を図った。
2009年01月26日
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「誰も守ってくれない」、どうしようかと思いましたが、映画館で観てきました。1月24日(土)にフジテレビでも、4か月前編を放映していて、それが結構面白かったので。 戦争映画ばかりみているので、こういう類には弱いんですよねえ。しっかり感動してきました(笑)。戦争映画とは評価基準が違うんですが、甘めの評価★4.5! いわゆる犯罪加害者、被害者の家族をめぐる人権を取り扱ったもので、社会派ドラマとも言えるのですが、それ以上に家族や信頼といったヒューマンドラマ要素が強かったです。 確かに映画は、マスコミやネット掲示板という、興味本位な正義感によって世論が大きく操作されていき、やがてそれは誰も止められないうねりとなっていく恐怖を描いているのですが、単に恐怖を煽ったり、何かを告発するのではなく、ささやかな光明のようなものも描いているのが良かったです。それが、家族であり信頼なのです。 加害者家族を保護すべきかどうか、と言う問題は、多分そう簡単に結論が出るものではないでしょう。被害者家族の気持ちもしかりです。人それぞれ生活があり、家庭があり、価値観がある以上、一律に線を引くことなどできっこないからです。ただ唯一守るべきは、人の尊厳でしょうが、これにしても人に感情と言うものがある以上完全に守れるものでもないでしょう。そうした中で、人はどうやって生きていくのか、ということを考えさせられます。 それにしても、マスコミやネット掲示板と言うのは怖いものですね。他人の不幸は楽しいというのも人間である以上、完全に人の心から排除できるものではないでしょう。ですが、こうした興味本位の誹謗中傷からいかに自己の身を守るかと言うことは、大変深刻な問題であることが本作では描かれています。 他人の怒りを自分の怒りに転嫁する風潮や、自己の社会不安を社会正義に結びつける風潮には、とても危機感を感じます。もっと、余所での出来事に寛容でありたいと思うのですが、これも現代の生活に余裕がないからなのでしょう。 本作の役者陣も良かったですね。佐藤浩市、志田未来、松田龍平の個性が良く出ていましたし、ちょい役でしたけど木村佳乃がとっても美人でした。あんなお医者さんなら通いたい。てか、テレビで放映した4か月前編を見るとその辺りがメインに描かれています。今回は漂漂としていた松田龍平役ですが、テレビ編の方では大変なことになっています。テレビ編もセットで見るとすごく映画が生きてきますので、映画だけではちょっともったいないかなと感じました。 とにかく、登場する人物たちが皆何かしら問題を抱えています。家族というもののあり方と重要性を本当に考えさせられました。 余談ですが、映画を見ていて異常に脇汗をかきました。佐藤浩市役が妻子と別居しているんですが、なんだか凄く親近感を覚えて(汗)。家庭というものにトラウマを感じているんだなと改めて実感しました。家族を大事にしようという思いが一層強くなりましたが、しばらくは尾を引きそうです(泣)。映画はすごく感動しましたが、果たして観て良かったのかな?《送料無料》村松崇継(音楽)/映画 誰も守ってくれない オリジナル・サウンドトラック(CD)
2009年01月25日
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今日はスカイホークの2機目46 A-4M Skyhawk VMA-311 TOMCATS [Law-Visility]/VMA-214 BLACK SHEEPまあ、ロービジも悪くないかな。 そう言えば、昨日のテレビでレスキューとかいうドラマをやってましたね。アイドルの演技は・・・・ガキんちょすぎて見るに堪えませんでしたが、でも結構面白かったです。 それにしても出てましたねえ。横浜市消防のはまちどり1ヘリボーンが懐かしくなりました(笑)おまけ 関係ないですけど、今日は結婚記念日です・・・。みんな元気に生きていることに感謝します。
2009年01月25日
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ウインターセールが色々なところで開催されていますが、ジーンズが安くなっていたら買おうかなとお店を覗きましたら、MEN'S:鬼洗いシリーズ【BLUEWAY】レギュラーストレートジーンズ(スーパークラッシュ) 定価で17,000円位はするものですが、これがなんと5,000円で売っておりました。スーパークラッシュとかで、ちょっと穴が開いていたりする格好いいものなんですが、家に帰って試着してみて・・・ああ・・・。 あたしは、夏冬問わずステテコ派なんですね。つまり、クラッシュ穴からステテコが・・・顔を出すじゃあありませんか。超格好悪い・・・。思わず、家で笑ってしまいましたよ。まあ、ステテコ履かなきゃいいんですけどね。でも、夏なんかは汗吸ってくれるしねえ。 ところで、全然話は違いますが、おもちゃのガチャガチャメーカーのユージンやお菓子付きおもちゃのすばる堂がタカラトミーと統合したようですね。新会社はタカラトミーアーツだって。 最近はミリタリー系がないガチャですが、統合を機会に何か新しいのを出してほしいなあ。
2009年01月24日
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【予約】J-Wings監修 ミリタリーエアクラフトシリーズ Vol.4(12個入り/カフェレオ/2008年10月下旬) 昨日は買い物にも出る気がなく、職場から速攻で帰宅しました(笑)。ぼーっとテレビ見てましたけど、思いついたようにおもちゃを開封。 おー、ようやくホーネット以外の機体に辿り着きました(爆)45 A-4M Skyhawk VMA-311 TOMCATS [High-Visility] 芋虫みたいなスカイホークM型です。エリ8にも沢山出てきましたよね。やっぱりハイビジは格好良いですね。 造形も塗装も満足の一品です。ちょっと尻餅つきそうだけど・・・、
2009年01月23日
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どうもここ1週間調子悪いっす。 動悸、腋汗、手足の震え、頭痛など・・・。気力もまるでなく、頽廃感ばかりが・・・。また、壊れ始めちゃったかな。 原因は特にないようにも思うんですが、仕事上のストレスと生活不安かなあ。部下から話しかけられても、もうやめてくれーって感じです(汗)。休みとっかなあ。 こんな状態なんで、状況判断力に乏しくなってます。こう言うときに買い物しちゃいけないんですが、先日念願のカシミアコートを購入。昔持ってたのは古くなって捨てちゃったんで、歳も歳だし一生着られるような少しいいものをと・・・。 冬物セールシーズンで、ネットやら店舗でチェックしていたところ、「boss」のコートが結構安くなっていて思わず購入してしまいました。【移転記念特価!】BOSS HUGOBOSS[ボス ヒューゴボス]カシミア混チェスターコート[ヘザーグレー]↑こんな感じのですが、買値はずっと安かったです(笑)。超お得。 まあ、ここまではいいんですが、通常はきちんと試着したりして決めるんですが、精神的におかしいとダメなんですねえ。買わなきゃという意識ばかりで、サイズ標記だけ見て買ってしまって、家に帰って着てみると身幅等はちょうどいいんですが、袖が長いんですねえ。外国人サイズなんだなあ。指先がちょろっと出るくらい。 結局、袖丈は短くリサイズするのに、リフォーム屋さんに頼んで別途数千円なり。まあ、それでもかなりお得なお値段なのでいいんですが、こういう状況判断って大事だよなあ。何か大事なことを忘れてる・・・。 多分、このコートは引退するまでは活躍するんでしょうけど、ふと思いました。一生ものってことは・・・もうコートを買う楽しみが味わえないってことだよな。それはそれでつまらんなあ(きっとまたいつか買っちゃうんだろうけど・・・汗)。貧乏人はつらい。
2009年01月22日
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そろそろ冬物のセールが増えてきましたね。★JALANAさんのウインターセール★結構いいなあと思うものもあったんですが、売り切れてました・・・・。出遅れたか。【定番】【送料無料】AVIREX[アビレックス] B-3 BLACK¥147,000 →¥99,980【送料無料】【レザー】【M65】AVIREX[アビレックス] LAMB M-65 JACKET ダークブラウン¥71,400 →¥45,980コレ欲しい・・・黒売り切れてた・・・【送料無料】SCHOTT [ショット] 141 SINGLE RIDERS ブラック64,980円→\39,980 実は、M-65タイプのレザージャケットが欲しいんですが、AVIREXのがいいなあ。でも、なかなか安くならないですねえ。せめて半額・・・・(爆) まあ、ほかのショップのも色々あるんで、そこも考えようかなと。革ジャン ラムアンティーク M-65TYPE\40,950【30%OFF】ALPHA(アルファ)レザージャケットM-65(20802)ブラウン(068番色)【fasalebag0119】\43,365送料無料☆今年もやります!!☆Resume Anthemリジューム アンセムウオッシャブルラムレザーM-65ジャケット\35,700革ジャン ウォッシュ加工 PIG SKIN M-65TYPE\29,40030%OFF【OPENARMS】オープンアームス:PIGレザーM-65ジャケット\19,110【50%OFF!!】ミリタリーの機能的なカッコよさと着心地のいいやわらかなレザーがコラボ!リアルレザーM-65【クリアランスSALE】\10,395うーん、3万円を切るとやっぱり・・・そんなもんか。
2009年01月21日
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【予約】J-Wings監修 ミリタリーエアクラフトシリーズ Vol.4(12個入り/カフェレオ/2008年10月下旬) ようやく7機目39 F/A-18F SUPER HORNET VFA-103 JOLLY ROGERS有名なジョリー・ロジャースですね。ここまで作って、E/F型のほうがa/c型よりも作りやすいようなイメージですね。パーツのはまり具合も良い感じ。着艦フックはa/c型の場合、たいてい折っちゃいますから(汗)。
2009年01月21日
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2007 イラン 監督:モハメド・ハッサン・ラティフ出演者:プリア・パーソーコー、バラン・コサリほか102分 カラー THE THIRD DAY/RAZ E SEVOMサード・デイ -ホラムシャハル攻防戦- DVD検索「サード・デイ」を探す(楽天) イラン・イラク戦争を舞台にしたアクション系ヒューマンドラマ。映画全般にはイラン市民兵の家族愛、友情を主題にしており、哀しい系の結末はヒューマンドラマと言って良いだろう。だが、随所に、特に終盤部ではランボーばりのアクションシーンも登場し、本作の位置づけを不安定にしているのが特徴。イラン製作と言うこともあり、愛国が前面に押し出されており、メイン視聴者であるイラン人を盛り上げるためにも派手なアクションシーンは欠かせなかったというのが実情だろう。そういう意味で、若干リアリティに欠ける嫌いはあるが、それでもベールに包まれたイ・イ戦争の裏舞台を垣間見るという面ではレアな作品だと言えよう。 本作の邦題にもなっているように、舞台はイラン・イラク戦争の序盤1980年9月から10月頃に行われたイラク軍によるイランのホラムシャハル市街占領戦を描いている。ちょうどこの頃、イラン軍は革命防衛隊が組織されたばかりの時期であり、軍としては組織的な体制ができていなかったと言われ、交通・交易の要衝ホラムシャハルでは市民兵が立ち上がって戦ったとされる。本作では、その市民兵が中心となりイラク軍と戦うのである。さすがに女性が戦うシーンはないが、まだ幼い少年が銃を持ち立ち向かっていく様は、祖国防衛という愛国心を大いに盛り上げる。 ただ、ストーリー全般にフラッシュバックシーンが多用され、役者の顔と名前が一致しないうえに、夜間影像シーンが多すぎて、顔の判別が困難なのが最大の難点。誰が話しているのか、おまえは誰だ、というようなことも多く、映画に集中することができない。イラン人にはわかるのだろうが、日本人から見ると皆同じ顔に見えてしまうのだ。 また、時代背景や戦闘背景の説明がまるでないので、ホラムシャハル攻防戦の基礎知識がないと、何の事やらわからないかもしれない。とりあえず、イラク兵は残酷だということだけは強調されているが(笑)、イラン人がどれほど祖国防衛、ホラムシャハル防衛に力を注いでいるかの緊迫感が今ひとつ伝わってこない。前半部は特にややだらけ気味の展開なので、眠気を誘う恐れあり。 本作での見所は終盤部とも言えよう。先にも書いたが、ランボーばりのアクションシーンは、ある意味爽快で物悲しい。一人の女性を救うため、幾人もの男性が辞世の弁を述べるシーンは、あまりにベタなんだが、思わずホロリ。アクション自体は、銃やRPG乱射といささか稚拙だが、まあそういう映画だと割り切って見たい。 登場する兵器は当然イラン軍のものなので、アメリカ製M113装甲車、ソヴィエト製T-62戦車、BTR-80装甲兵員輸送車、ヘリコプターではイロコイが登場している。イラン映画ではおきまりの登場兵器だ。銃ではAK銃、RPGのほかドラグノフ狙撃銃も登場し、イラク軍戦車に立ち向かっている。 全般に悲惨度は高めでハッピーエンドとは言い難いので、そういうのが嫌いな人は見ない方が良い。あとは前半部の影像が暗いシーンが続くのだけが悔やまれる。まあ、前半部はさほど前ふりとも言える内容でもないので、アクション映画として後半部だけ見るのも手かも知れない。興奮度★★★沈痛度★★★★爽快度★★感涙度★★ (以下 あらすじ ネタバレ注意 反転でご覧下さい) 子供を車で轢いた罪で服役していたアミール・バハドリは、出迎えにきた妹が意気消沈しているのを見て、妹を捨てた?レザに復讐をしようとホラムシャハルの街に向かう。 ホラムシャハルは、侵攻してきたイラク軍により最前線と化しており、イラン革命防衛軍の手助けもなく、レザら市民が志願兵となって戦っていた。戦車など圧倒的兵力に勝るイラク軍は市内に侵入しはじめ、レザや弟のラソールらはゲリラ戦に転じる。しかし、足を怪我していたレザの妹サミレフは兄の指示を守らず、まだ家に滞在していた。やむなくレザはサミレフを家の庭に掘った穴に隠して、その場を退却する。防衛拠点に戻ったレザはラソールにサミレフの居場所を聞かれるが、答えることが出来ない。 サミレフは家の庭に隠れていたが、その家に侵入してきたのは、かつて彼女に求婚してきたイラク人のフォアド少佐の部隊だった。フォアド少佐はサミレフの家だと知り、掠奪してきた部下をたしなめ、まだサミレフがいるのではないかと気を使う。しかし、サミレフは戦争が始まる前に、市内のテロ爆破事件でフォアドが絡んでいることを知り、結婚を断っていた。 レザはサミレフが心配になり、家に戻ろうとするが、途中でアミールと遭遇する。アミールはレザを殺そうとするが、イラク軍に囲まれてなんとか脱出する。再び、レザらは市内に戻るが、弟のラソールがイラク軍に撃たれて死亡してしまう。さらに防衛拠点がイラク軍に砲撃され、女子供が死亡する。 フォアド少佐の部隊に帰還命令が出て、サミレフの家から撤退する。サミレフは穴から出るが、そこに忘れ物を取りに来たイラク兵にレイプされそうになる。フォアド少佐は部下を射殺し、サミレフを助ける。そこにレザらイラン市民兵が到着し、銃撃戦となる。レザらはサミレフを奪還し、イラク軍の包囲網からの脱出を試みる。フォアド少佐は命の補償はするから投降しろと呼びかけるが、レザもサミレフも応じない。 追いつめられたレザらはRPGを使った強硬突破を図り、孤児だったマジッドが死亡。カールーン川に向けて逃げる一行をフォアド少佐はヘリで追いかける。妻と別れたマレク、ラオーク、眼鏡の優男ノラーニが撃たれて死亡。サミレフを担いでいた革命防衛軍のモルテザ司令官も戦死。モルテザは子供があと2ヶ月で生まれる所であり、父は勇敢に戦った伝えてくれと頼む。レザは残ったアミールにサミレフを頼むと言い残して、道を戻っていく。フォアド少佐はついに川を渡ろうとするサミレフに追いつく。サミレフはフォアド少佐を撃ち殺すのだった。
2009年01月20日
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2002年より始まっている日韓歴史共同研究委員会ですが、本日付の読売新聞に委員の一人木村幹氏のコメントが掲載されていました。 もともと、歴史的見解においてはタカ派の小泉政権下による日韓歴史摩擦のもと、歴史教科書を巡る見解の相違を詰めようとしたものでありますが、すでに第二期の委員会となっており、その動向が気になっていたところです。 そもそも、歴史教育の基本的立ち位置の違いがあるので、「歴史学=歴史教育=歴史の政治利用」という日本以外の世界各国の歴史スタンスを、日本人が理解しない以上、そう簡単にはいかないだろうと思っていましたが、日韓歴史研究報告に思ふ今更ながらのコメントでした。それでも、当事者からこうしたコメントがなされたことは一歩前進でしょう。内容の一部を抜粋しますと「(前略)すぐにわかったのは、日韓の間では、歴史教育の目的が全く異なる、ということだった。日本では一般的に、日本史や世界史に関わる「事実」を教えることに重点が置かれている。(中略)しかし、韓国では歴史的事実よりも、歴史に関わる「物語」に重きが置かれている。(中略)日韓の教科書の違いには、「歴史観」の違いが表れている。(中略)だとすれば、日韓の間で妥協が成立するためには、日本側の歴史観が韓国のそれに合致する形で是正されるか、韓国式の歴史観そのものが変わる他ない。(後略)」(1/19付けアジアスコープ記事より)ということです。 多分、全世界のうち日本ほど「事実」に固執した歴史教科書はあるまいと思うのですが、そう言う意味で日本ほど歴史学が進んでいる国はないのではないかと思うのです(半分、自虐的に)。 そもそも、日本には木村教授の言うところの「歴史観」というものが存在しないのです。ですから、歴史学という事実探求のためのマニュアルはあっても、歴史教育という国家プロジェクトのためのシステムが存在しない。そこに韓国をはじめとする各国が歴史認識についてクレームをつけるとなると、歴史学のための歴史教科書に対して批判することになるわけです。ですが、歴史学として歴史教育を受けてきた日本人にとって、「事実」を批判されることは学問そのものを否定されていることになるのであって、それに対する抵抗は非常に大きいのです。 片や日本以外の諸外国では、歴史はあくまで国家プロジェクトの一環であり、国家の正統性を標榜するため、または国民の思想統一を図るための手段でしかない。ですから、歴史教科書には不都合なことは一切書く必要もないし、最悪の場合は捏造だって厭わないわけです。そういう国家から見れば、何故日本の教科書は全てを暴露しているのだ、と感じるのでしょう。 さて、解決策として木村教授は歴史観の寄り合いを求めているわけですが、それはそれで国家間の解決策としてありだと思います。 ですが、忘れてはいけないのは、第二次世界大戦後の日本にとって歴史観がないということです。歴史学は事実を証明していく学問であり、日本人は事実の信憑性を確かめる手法については卓越した能力を持っていると思います(ただし、日本史の専攻が必修ではなかった世代は甚だ疑問ですが・・・)。ですが、その事実をどのように組み立て、解釈していくか、そしてそれを世の中にどう生かしていくということについては、タブー視されてきた経緯があるわけです。 世界各国との歴史観を詰めていくというのであれば、まず我が国の歴史観をきちんと作らなければならないでしょう。 では、歴史観は誰が作るのか。各国を見る限り、それは世論、マスコミ、政治家、宗教家などが見えてきます。最も影響力の強いのは独裁性が強い国家元首及びグループです。これらは歴史観を作りやすい反面、大変危険な側面があることは言うまでもないでしょう。 果たして、日本において歴史観など作ることが出来るのか・・・それは私も疑問です。ただ、唯一言えるのは歴史観の根底にあるのは愛国心です。愛国心なくして歴史観は成立しない。ただ、その愛国心が歴史的事実検証を経ているかどうかが大きいのです。他国の愛国心は決して歴史的事実に基づいているとは思えないことも多々あります。それが感情の亀裂を呼び起こすのです。 本来ならば、歴史的事実の世界共通化ができれば一番良いのでしょう。しかし、他国の歴史家の多くは事実よりも利害をバックボーンにするケースが多いように見受けられます。それは、先にも述べたように歴史の利用目的が異なるからです。先に結論ありきの歴史学では決して事実に基づく融合などありえはしないでしょう。 これからどういう方向に向かっていくのか。人類の智恵と愚かさの行方を見守りたいと思います。 ちなみに第1期の報告書が出ています。特に第3分科(近現代)の日韓研究者の応酬は面白いです。特に韓国研究者の了見の狭さというか、基盤となる歴史学の足下の狭さが目立ちますね。■ 日韓歴史共同研究委員会 第1期(2002-2005年)
2009年01月19日
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2006 アメリカ 監督:アーウィン・ウインクラー 出演者:サミュエル・L・ジャクソン、ジェシカ・ビール、ブライアン・プレスリーほか 107分 カラー HOME OF THE BRAVE 勇者たちの戦場 / サミュエル・L・ジャクソン DVD検索「勇者たちの戦場」を探す(楽天) イラク戦争の帰還アメリカ兵の精神的苦悩を描いたヒューマンドラマ。ベトナム戦争でもこうした映画はいくつも作られているが、イラク戦争でもこれから数多く作られそうなジャンルだ。いわゆる戦争心理描写は体験した者でなければわからない、という側面があり、映画等で一般に伝えることはなかなか難しい。加えて、戦争肯定、否定派の政治的介入というデリケートな一面を併せ持っており、とかく恣意的な内容だったり、難解なものになってしまう。 結論から言うと、本作は戦争心理描写ものとしては秀逸な部類に入ると思う。多すぎないエピソードをもとにさっぱりと仕上げているのだ。戦争行為自体の是非について突っ込みすぎず、苦悩する兵士自体にも善悪の評価を下さないのが良い。それでいて、兵士の苦悩を共感できるのは、蛋白ながらも確実に描かれた戦闘シーンにあるのだと思う。戦闘シーンは決してグロいものでもなく、かなり短めなのだが、イラク戦での敵狙撃兵やテロリストの恐怖を確実に感じることが出来る。また、帰国を熱望する感情や、戦友との友情も本当に蛋白ながらきちんと伝わってくる。こうしたイラクでの戦争シーンが本作の基盤となっているのである。 やはり本作が秀逸だと感じたのは、帰還兵士の苦悩表現だ。兵士の苦悩の根底にあるのは、自身の過去の自己評価であり、それは戦争そのものへの意義でもある。自分の行った行為は正しかったのか、自身の行動は評価されたのか。いつの時代の戦争でもつきまとうテーゼではあるが、本作ではそれを結論づけるような取り上げ方はしない。そんなことは見ているおまえが考えろ、という姿勢なのだとも感じる。だからこそ、兵士の苦悩は見ている側にも伝わってくるし、同調できるのかもしれない。 志願し、多くの戦友の死を目の当たりにした父親が、反戦を唱える息子にどのように接すればいいのか。そんな些細な苦悩がリアルに描かれている。その分、映画としてはやや小ぶりなイメージになってしまっているが、戦争心理を描く作品としてはちょうどいいバランスになっているのではないだろうか。軍医、戦闘部隊兵卒、整備部隊女性兵が登場するが、いずれの心情にも引き込まれていく。 演じる役者陣は特に個性的という訳でもないのだが、そつなくこなしている感がある。もう少し演技力のある役者が演じていたらどうのようになっていたか、ちょっと興味はあるところだ。 撮影はモロッコで行われたようで、モロッコ軍の協力で軽装甲車両、トラックが登場している。砂漠地帯での撮影だけにイラクの感じが良く出ているのではないだろうか。 描かれている戦闘はアル・ハイへの医療用具輸送作戦とされ、ファルージャ作戦後で正規軍はナジャフ攻撃となっていることから、2004年頃の話しということだろうか。軍装は今ひとつ良くわからなかったが、それなりに考証されているような気がする。主人公らでは、ウィル軍医中佐は第1機甲師団(OLD IRONSIRES)の所属で、主人公の一人の女性兵士(ヴァネッサ上等兵)は第 951整備中隊所属と出てくることから、ウィンスコンシン州軍の第32旅団第724整備大隊所属と思われる。ジャマール、トミー、ジョーダン二等兵?らは右袖に第4歩兵師団と思われるパッチをつけているが、映画中で第161歩兵連隊第1大隊B中隊と言っていることから、ワシントン州軍の第81旅団所属と思われる。このほか作戦指揮の軍曹が第82空挺師団のパッチをつけているほか、第1騎兵師団らしきパッチも見える。これらの第 951整備中隊所属も第161歩兵連隊第1大隊も2004年時にイラクに派遣されていることから、かなり史実に基づいた検証がなされているのだとは思われる。ちなみに、第161歩兵連隊第1大隊はイラク派遣時に第1騎兵師団第3旅団や第1機甲師団の歩兵ともアタッチされているので、これらの登場人物が同時に作戦を遂行していてもおかしくはないようだ。 全般に見やすく、映画に没入できる良い作品と言える。人の死や生の重みというものを、こういう視点で感じることも大事なことなのだと感じた。 興奮度★★ 沈痛度★★★★ 爽快度★★★ 感涙度★★★★ (以下 あらすじ ネタバレ注意 反転でご覧下さい) イラクのバラドに展開していた米軍兵のトミー、ジャマール、ジョーダンの3名は2週間後の帰還が決まった。トミーは軍医のウイル軍医中佐に報告する。一方、第951整備中隊の女性ヴァネッサ上等兵も残してきたお幼い息子との再会を楽しみにしていた。 彼らにアル・ハイへの医療用品補給任務が言い渡される。比較的安全な地域であったが、ファジール作戦に同行したイラク兵が参加すると聞いてジャマールは嫌がる。アル・ハイに到着すると、車が通行止めにされ、テロ組織からの攻撃を受ける。B中隊のトミーらはすぐさま応戦し、テロリストを射殺し、残りを追跡する。ジャマールは誤って民間人を殺してしまう。一方、ヴァネッサのトラックは現場を回避するため脇道にそれるが、イラク少年の仕掛けた爆弾で助手席の兵が戦死、ヴァネッサも腕に重傷を負ってしまう。駆け付けたウイル軍医が懸命の介抱をする。敵を追いかけたトミーらだが、ジャマールが転んで負傷。深追いしたジョーダンはトミーの目の前で射殺されてしまう。 ワシントンに帰国したトミーはジョーダンの葬儀に立ち会い、ジョーダンの恋人をなぐさめるが、何か変わってしまった自分を感じる。勤めていた店もくびになり、映画館のもぎりを始める。父親からは警察官試験の受験を勧められるが、どうしても街の人間とイラクでの出来事との乖離に落ち着かず、陸軍のカウンセリングを受けることにする。 軍医のウイルは元の民間病院に戻るが、イラクでの若者の死が頭をよぎり、妻にもイラクでの出来事を話すことができない。さらに息子のビリーは反戦運動を行っており、父親に反抗的なのも悩みとなり、酒におぼれ始める。妻も耐えてきたのだと訴えられるが、心を許すことができない。 腕を切断したヴァネッサは陸軍病院での生活後、高校教師に戻るが、腕を切断したことなどで神経が高ぶっている。同僚のケアリーの親切にも向かい合えず、子供にもつらくあたってしまう。そんな時、映画館でトミーと出会い、イラクの時を共有した戦友独特の親近感を得るのだった。さらに、自分を助けてくれたウイルのもとを訪れるが、ウイル自身が不安定だった。 ジャマールは民間人を撃ったことがトラウマとなり、陸軍の集団カウンセリングでも荒れている。車のディーラーの仕事もうまくいかず、恋人からも冷たくされ、恋人の働く店で、銃をもって立てこもり事件を起こしてしまう。トミーはジャマールに呼び出されて店を訪れ、ジャマールを落ち着かせるが、ジャマールは立ち上がった瞬間に狙撃隊に射殺されてしまう。トミーはジャマールを救えなかったこと、ジョーダンを救えなかったことに苦悩し、荒れ狂う。そして、スポーケン警察の試験を受験中に中座し、「軍に行かないとジョーダンたちを裏切る気がする」と、軍に戻ることを決意する。 ウイルはすっかりアル中になり、パーティーの席で他人を連れ込んだり、息子ビリーを傷つけるなどし、拳銃で自殺しようとするが、ようやく我にかえってカウンセリングの治療により、イラクでの出来事を話し始める。 ヴァネッサはカウンセリングを信用していなかったが、ようやく同僚ケアリーの好意に甘える決意を固め、新しい生活を始めようとするのだった。
2009年01月18日
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【予約】J-Wings監修 ミリタリーエアクラフトシリーズ Vol.4(12個入り/カフェレオ/2008年10月下旬) ようやく次の機体です(汗)44 F/A-18A HORNET BLUE ANGELSデカール・・・1番機から6番機まで作れます。シリアルナンバーのほうですが、上から1番機というわけじゃあないんですね。小さくて見にくいので、最初間違えちゃいました。
2009年01月17日
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ハドソン川に旅客機不時着…邦人2人含む155人全員救出(読売新聞) ニューヨークでの不時着事故が起きましたね。テロでなくて良かったですね。この不時着は「航空機史上最高の不時着」だったそうで、確かに見事に川に浮いてますね。動画撮影していた人はいなんでしょうかねえ。いたら神なんですけど。 両エンジンが駄目になっていたそうですから、完全に滑空状態だったんでしょうね。推力がないままに左右に旋回も難しいでしょうから、うまいことハドソン川に着水出来たものです。 なんでも機長は元空軍戦闘機乗りだったそうです。やっぱりねえ。旅客機しかやったことない機長だとどうだったんでしょうか。瞬時の判断と本能的な安全確保が命運を分けたのではないかと想像します。そう思うと、飛行機乗るときは軍あがりの人がいいなあ、なんて思っちゃいます。日本機だと自衛隊上がりの人もいますけど、ちょっと心配・・・。 旅客機は水に浮く構造になっていて、この機体は7分間は沈まない構造だったそうです。それも機体に亀裂なんかが入らないことが前提ですけど。一応設計上は水上不時着も見越したものになっているんでしょうか。衝撃に耐えやすい水上機風の下面になっていればなおさらいいですね。重量がかさむからダメか・・・。 まあ、何にしても良かった良かった。
2009年01月16日
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欲しいなあと思っていた革製のリュックを買っちゃいました。【送料無料】【BAGGY PORT】ワックスレザー・Wポケットのリュック/ブラウンは3月末入荷予定分のご予約です(2-4週間前後する可能性あり)/バギーポート 仕事にも使えそうです。スーツにミリタリーバッグばかりじゃ、ちょっとね・・・ということで(汗)。 しばらく、リュックにしようか、ショルダー、ビジネスにしようか悩んでいたんですが、結局使い勝手でリュックにしました。どれが一番物入るんだろう。 BAGGY PORT(バギーポート)馬革ショルダーバッグYNM-550:送料無料・代引き手数料無料【豪華景品付】■公式サイト BAGGY PORT(バギーポート) オイルレザー ショルダーバッグ FKE-5000 【送料無料】【代引き無料】【ブレスレット・プレゼント】BAGGY PORT(バギーポート)牛革ビジネスバッグKAT-180:送料無料・代引き手数料無料【豪華景品付】
2009年01月16日
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これからのトミーテック系新作09/3月予定 ザ・トラックコレクション第5弾 BOX販売 トミーテック(予約:09年3月発売予定) 今度はポンプ車のほかに競走馬運搬車というのが目玉ですねえ。面白そうです。馬はついてこないのかな??(笑)。09/2月予定 街並みコレクション 第3弾R BOX販売 TOMYTEC(予約:09年2月下旬発売予定) 街の横丁編のリニューアルカラーですね。09/2月予定 鉄道むすめ~鉄道制服コレクション~Vol.7 BOX販売 TOMYTEC(予約:09年2月発売予定) あまりコメントすることありません(笑)09/2月予定 ザ・バスコレクション第13弾 もうここまで来ると何だかわからんですね(笑)。しかし、13弾とは凄い・・・ミリタリーもがんがれ09/2/23予定 JALウイングコレクション2JALウイングコレクション2 BOX[エフトイズ・コンフェクト食玩]《予約商品02月発売》 商品説明によれば「2009年以降就航予定の「ボーイング787-8」「エンブラエル170」といった最新鋭の旅客機もいち早くモデル化!ファンに大人気の「MD-90」や「DC-10」の新旧塗装など、コレクション性の高いラインナップをお楽しみ下さい。」だそうです。旅客機好きにはたまらんでしょうね。
2009年01月15日
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最近映画ばかりでなかなかおもちゃが作れないのですが、いつの間にかそれゆけ女性自衛官シリーズのvol.5が出ていますね。vol.4ってのはないのかな?それゆけ!女性自衛官 Vol.5 陸上自衛隊編 全10種セット今度のは陸上自衛隊だそうで【大分ゆふ3等陸曹 衛生服装】【八尾和泉陸士長 迷彩II型作業服装】【白川八重陸士長 91式第3種夏服 正帽(陸曹士用)】【松戸若葉3等陸曹 簡易ジャンパー 略帽(ベレー帽)】【土浦亜美3等陸曹 91式第2種制服 正帽(陸曹士用)】【日高美幌3等陸曹 迷彩II型作業服装 戦闘装着セット 89式5.56mm小銃】【日高美幌3等陸曹 第1種礼装乙】【板妻駒子3等陸尉 91式常装冬服 正帽(幹部用)】【小平めぐ陸士長 簡易セーター 部隊識別帽】シークレット【大分ゆふ3等陸曹 衛生服装 戦場最前線(ヘルメット装着)Ver.】となっています。 そいえば、トミーテックの鉄道コレクション第9弾も年末に出てましたね。一応1個は買ってみたのですが、第8弾から全然開封もしていない・・・(汗)トミーテック 鉄道コレクション第9弾 東武鉄道モハ7320+クハ320今度のには東武鉄道もあるんですねえ。懐かしいクリーム色ですねえ。これって床が木の車両ですかねえ。 話しは全然違いますけど、昨晩いやーな悲しい夢を見ました。ほんと精神的にぐったりですけど、夢って反対のことが起きるって言いますしねえ。嫌な夢の後には良いことがあると信じて前向きに頑張ろう・・・。
2009年01月15日
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2000 イギリス 監督:ローレンス・エルマン出演者:ローレンス・エルマン、関係者(ドキュメンタリー)52分 カラー Tracing Cheモーターサイクル旅行記(DVD) ◆20%OFF! DVD検索「モーターサイクル旅行記」を探す(楽天) 革命家エルメスト・ゲバラ・デ・ラ・セルナ(チェ)が、学生時代に行った友人との南米旅行の足跡を、監督自らが同じオートバイによって追ったドキュメンタリー。チェ・ゲバラは言うまでもなく、キューバ革命の英雄であり、その革命闘争思想の原点がこの南米旅行にあるとされる。南米旅行は、医学生だったチェと化学者のアルベルト・グラナードが、オートバイ(ノートン500)に二人乗りで、アルゼンチンからチリ、ペルー、ベネズエラまでの6ヶ月半余りを費やしたものであった。本作は、監督のローレンス・エルマン自身が同じノートン500を入手して行程を辿っていくものである。 監督のロレンス・ノルマンとは何者か良くわからない。同じコースを旅したい、とゲバラに興味はあるようだが、さして知識があるようにも見えず、傾倒している風でもない。従って、本作の中身的には非常に浅いものとなってしまっており、単に行程をトレースしただけというものだ。加えて、行程トレース作業はかなりの短期間で所々を端折っているだけでなく、ゲバラ達が訪れたであろう場所や人物の捜索も形だけのものとなっている。破損したオートバイの預け先やゲバラが訪ねた消防署など重要なポイントも、結局わからなかったり、中に入れなかったりと、本当に馬鹿にしている。この監督、何をしたかったんだろうという怒りが沸いてくるほどで、ほとんど学園祭レベルだ。 それでいて、証言者だけはアルベルト・グラナード本人を始め、ゲバラの従兄弟や幼馴染みであるフェルナンド・コルドバ、カルロス・フィゲロア、マリオ・サラビアらが登場するなど手が込んでいる。その証言はなかなか面白く、ゲバラが女好きだったこと、ダンスが下手だったこと、きれい好きでなく「ブタ」と呼ばれていたことなどが暴露される。また、破損したオートバイはその後にアルベルトの兄トーマスが回収し、アルゼンチンで解体されて売却されたことも明かされる。 せっかくこうしたゲバラの異なった一面などのエピソードを証言などから拾い上げているのだから、行程を追う映像にももっと力を入れて欲しかったところ。何だか旅行好きの監督が、趣味と実益をかねて旅行してみました的な映画にしか見えないのだ。 総じてたいしたことのない映画だ。ドキュメンタリーとしての内容もないし、この程度ならば書籍で十分かなと思わせる。この後「モーターサイクル・ダイアリーズ(2003)」が制作されているので、さらに本作の評価は下がってしまうが、ゲバラの足跡を辿るという発想という点では当時としては新鮮だったとは言えようか。 興奮度★★沈痛度★爽快度★感涙度★
2009年01月14日
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2003 イギリス、アメリカ、ドイツ、アルゼンチン、ペルー 監督:ウォルター・サレス出演者:ガエル・ガルシア・ベルナル、ロドリゴ・デ・ラ・セルナ、ミア・マエストロほか126分 カラー Diarios de motocicletaモーターサイクル・ダイアリーズ DVD検索「モーターサイクル・ダイアリーズ」を探す(楽天) キューバ革命の革命家エルメスト・ゲバラ・デ・ラ・セルナ(チェ)が、共産主義革命に傾倒する人生基盤を形成した中南米旅行記を描いたドキュメンタリードラマ。原作はゲバラ自身の「モーターサイクル南米旅行日記(ダイアリーズ)」と、共に旅行した友人のアルベルト・グラナード著「トラベリング・ウイズ・ゲバラ」。どちらかというと、本作は後者に近い内容であり、というのも本作制作にあたり、グラナード本人が監修にあたっているのだ。チェ・ゲバラはキューバ革命後ボリビアで39歳の生涯を閉じるが、友人グラナードはゲバラに請われてキューバのハバナ大学に籍を置き、定年までをキューバで過ごしている。 本作はいわゆる青春ロードムービーに属するもので、のどかな風景とゆったりとした時間の流れの中で、ゲバラが後に革命武力闘争に身を投じるとは思えない雰囲気である。医学生で喘息持ちのゲバラは真面目かつ穏やかで思慮深い慈悲を持ち合わせ、どちらかというとやんちゃで無謀なグラナードとは正反対の人物である。そんな彼が武力革命にまで至る思想を形成したのがこの南米旅行だったのだ。 旅行はポデローザ号と名付けた中古のバイク1939年式ノートン500に二人乗りで出発し、アルゼンチンからアンデスを越えてチリに入り、ペルー、ベネズエラまで、6ヶ月半にわたった。途中、バイクの破損、病気など幾多の困難を伴いながらも、その場しのぎの旅行が続く。その中で、ゲバラは貧しい農民の姿を目撃し続け、次第に地主や権力者の圧政への反抗心が芽生える。さらに、彼が専攻していたハンセン病患者の療養所で手伝いをする中で、人への愛に目覚めていく。 本作はゲバラという人物像を知っているのと知らないのでは、まるで評価が異なるであろう。ゲバラを知らなければ単に気の良い兄ちゃんというだけであり、旅の中で何かが変わったとは言え、それが何なのか、どうなっていくのかへの興味が出てこない。特に映画の後半は、オートバイが壊れて旅という流れがやや滞ってくるので、冗長感は否めない。だが、この冗長なやり取りの中にこそゲバラの緻密な人間観察が隠されているのであり、マルクス・レーニン主義実践への確信を深めていくのだ。 ただ、そうは言っても本作だけでチェ・ゲバラの魅力や真実に迫るには物足りなすぎる。それを補うかのように「チェ28歳の革命(2008)」「チェ39歳別れの手紙(2008)」という映画が制作されたのは嬉しい。是非、三部作として見るといいだろう。 チェに扮したガエル・ガルシア・ベルナルは優男風のメキシコ人。当時の写真からは、ゲバラはもう少し無骨な感じに見えるのだが。オートバイは実にいい音をさせている。でも、すぐに壊れてしまうので堪能できるのはほんのわずか。映画では結構良い道ばかり出てくるが、実際は相当な悪路だったと想像できる。換えの部品も持たずにかなり無謀だな。 単品としてはそう高い評価の作品とは思えないが、チェ・ゲバラ三部作の序章として見れば重要な作品である。ちなみに、アルベルト・グラナードは本作撮影のメイキング的位置づけとして「トラベリング・ウイズ・ゲバラ(2004)」を制作している。モーターサイクル・ダイアリーズ興奮度★★★沈痛度★★爽快度★★★感涙度★★ (以下 あらすじ ネタバレ注意 反転でご覧下さい) アルゼンチンの医学生エルネスト・ゲバラ(23)は、友人で6歳年上の「放浪化学者」アルベルト・グラナードと、オートバイによる南米旅行を企画する。うらやましがる父親らの見送りで、1952年1月4日、1939年式ノートン500 「ポデローザ(怪力号)」で二人は出発する。 愛称フーセル(激しい男)と呼ばれたゲバラは、喘息持ちでありながらも弱音を吐かない強い意志をもった男だった。ブエノスアイレスを出発した二人は、まずミラマールのゲバラの恋人チチーナのもとを訪ねる。裕福なチチーナの家ではゲバラらは歓迎されないが、チチーナと愛をかわしたゲバラは6日間もそこに逗留する。 バイクでの旅行は思いの外厳しく、転倒を繰り返しながら1月29日、ピエドラ・デル・アギラに着く。強風でテントが飛ばされ、近所の住人に頼んで農園労働者の小屋に泊まることが出来る。グラナードは機転を利かせて医者だと嘘をつくが、まだ医学生のゲバラはそれをよしとしない。また、チチーナから預かった水着購入資金をベルナードは使おうとけしかけるが、ゲバラは拒否する。 1/31。サン・マルティン・デ・ロス・アンデスに着く。物乞いに訪ねた家で主人の腫瘍を見つけるが、医学生で治療は出来ない。仕方なく湖で猟をするが、ゲバラはひどい喘息を患ってしまう。 2/15 チリのフリアス湖に到着。初めての外国だ。2/18には雪のテムーコに難儀する。グラナードはゲバラに真面目すぎるのも困りものだ。嘘も方便だと諭し、ゲバラも次第に適当な嘘をつき始める。手始めにチリのアウストラル新聞に有名な医師が来たことを書かせ、その記事を見せて無償でバイクの修理をさせる。だが、夜のパーティで修理工の妻に手を出そうとして追いかけられるはめに。結局バイクは治らずに廃車に。2/26 チリのロス・アンヘレス。姉妹に声を掛けて食事と寝床を確保する。そこで、喘息の老女をみたゲバラは自分の喘息薬を置いていく。ここから二人は徒歩やヒッチハイクでの移動となる。3/7 パルパライソ。チチーナから手紙が来る。3/11 アタカマ砂漠を徒歩でゆき、チュキカマタ銅山に向かうが、途中で共産主義者の夫婦に出会う。弾圧で銅山に職を求めてきたのだった。彼らに人間的親しみを感じ、銅山で支配者階級の傲慢さを目撃する。いよいよペルーに入り、原住民が増えてくるなど雰囲気が変わってくる。グラナードは30歳の誕生日を迎え、4/2にはクスコに。知り合ったドン・ネストールが案内役を務め、インカ帝国の遺跡を巡る。そこで貧しい農民らに出会い、地主などの厳しい搾取の現状を知る。4/5 マチュ・ピチュ遺跡。5/12 リマのペッツェ博士の家に到着。前もって手紙で頼んでおいたハンセン病の権威だ。食事と宿を提供され、去り際に博士の書いた私小説の感想を求められる。グラナードは賞賛するが、ゲバラは素直に駄目出しする。5/25 プカルパから船に乗ってサンパブロに向かう。船中でルスという売春婦に出会い、グラナードは金をくれとゲバラに頼むが、実は銅山で出会った夫婦にあげてしまっていた。グラナードは船内の賭で勝ち、ルスを手中におさめる。6/8 サンパブロ。ここでハンセン病療養所の医者プレシアーニ医師と会う。二人はここで医師の手伝いをすることとなる。対岸の隔離療棟では修道院女たちが働いていたが、皆手袋を着用する決まりとなっていた。だが、感染しないことを知っている二人は手袋を拒否する。親身に話しを聞き、差別しないゲバラに、患者のリーダーパパ・カルリートをはじめ、修道院女たちも心を開いてくる。6/14 いよいよお別れの時となり、ゲバラは感謝の言葉として、国は別れているが南米は一つだと語る。そして、パーティのあと、対岸の療養所まで泳いで渡り患者と別れを惜しむ。7/26 ベネズエラのカラカス空港。カラカスの研究所への就職が決まったグラナードと別れる。一緒に働かないかというグラナードに、ゲバラは「この旅で何かが変わった。少なくとも昔の僕ではなくなった」と感じ帰国するのだった。 二人が再会したのは8年後。キューバ革命を成功させたゲバラにグラナードは招かれ、キューバ医大の設立などに奔走し、ハバナに在住している。
2009年01月13日
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3連休だったんですが、初日に映画を見に行ったきりあとはほとんど外出なし・・・。だって雪なんですもの すんごく寒いし、暖房付けても手が冷たい。 でも、昨晩?だったかなテレビでネギトロ丼をやっていて、あまりにうまそうだったので、さっき特売のネギトロ買ってきました。寂しくいただきます(笑)。 映画「チェ」のおかげでこのところゲバラづくし。ゲバラの「革命戦争回顧録」や「ゲバラ日記」「ゲリラ戦争」なども探してきて読み返し始めました。でも、何度読んでもゲバラって革命ごっこのようにしか見えないんですよねえ。彼自身がそれを批判しているんだけど、彼はそれに気づいてるような気がしてならないです。 明日は仕事ですが、大雪でたどり着けるかなあ。
2009年01月12日
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2008 スペイン・フランス・アメリカ 監督:スティーブン・ソダーバーグ出演者:ベニチオ・デル・トロ、デミアン・ビチル、ロドリゴ・サントロほか132分 カラー CHE part1:The Argentine DVD検索「チェ 28歳の革命」を探す(楽天) キューバ革命50周年を控えて制作された、キューバ革命の雄エルネスト・チェ・ゲバラの伝記的ドラマ。キューバ革命実行時のパート1、ボリビア革命での死を描いたパート2の2部に別れており、本作はパート1になる。こちらはゲバラの「革命戦争回顧録」を基盤に、パート2は「ゲバラ日記」を基盤にしている。 チェ・ゲバラはアルゼンチンの裕福な家に生まれ、医学生時代に中南米をバイク旅行したことで貧民・農民救済の必要性を感じる。医者になった後、キューバから亡命していたフィデル・カストロに共鳴し、1956年にキューバ革命に参加し、1959年にバティスタ政権を倒した。キューバ革命後はキューバの主要閣僚として政権を担うが、1965年に再び革命闘争に戻り、1967年にボリビアで死を遂げた。本作はそのうち1956年のキューバ上陸前後から1959 年1月のサンタクララ占領(バティスタ亡命)までを描いている。 登場するエピソード類は、彼の著作「革命闘争回顧録」そのまんまと言っても良いぐらいで、監督によれば脚色によるエピソードはないのだそうだ。著作どおり時系列のキューバ武力闘争を描いていく中で、モノクロ映像による1964年ハバナでのリサ・ハワードのインタビューと、ニューヨークでの国連総会演説の再現を随所に盛り込む形で進んでいく。そのモノクロ映像がドキュメンタリーということを思い出させてくれるが、ストーリー全般はドラマとして高い完成度で出来上がっている。二部作と言う長尺ながらもダレることなく楽しめる。 全体の雰囲気としては1969年のアメリカ映画「革命戦士ゲバラ!」に似ている感じ。同じ著作を利用しているので似て当たり前なのだが、特にゲバラやカストロの人物像の描き方と言う点に共通性を感じた。やはりアメリカ的視点が強いのかなとも思わせる。異なるのはエピソードの選び方で、本作では82名でのキューバ上陸や政府軍による直後の壊滅的打撃が大胆に省かれているかわりに、シエラ・マエストラ山中での戦闘、エル・オンブリトでの拠点構築、都市ゲリラとの共同、サンタクララ市街戦を詳細に描いている。中でも、初期の外国人としての気後れを描いたホルヘ・ソトゥス大尉との合流、部下が苛めと勘違いしたカミロの褒め言葉、政府軍列車の転覆作戦などはエピソードとして新鮮であった。 また、ゼネスト戦略の各都市ゲリラなどとの協定やシエラマエストロ宣言など、革命過程が描かれているのも良かった。カストロやゲバラの革命思想や方法が、必ずしもキューバ全民に支持されていたわけではないという泥臭い一面をうかがうことができる。こうした個別事象を詳細に描きこんだため、結構時系列が飛んでしまっていて、歴史的背景に知識がない人には理解するのがやや厳しいかもしれないが、ドラマ仕立てとしてはメリハリがついていて良かった。 真正なる革命家として神聖視されるゲバラだが、本作のゲバラは美化されるわけでもなく淡々と描かれている。熱烈なマルクス・レーニン主義者だった彼の高尚な理想とそれを裏打ちするための倫理、そして実行力は偉大なものではあるが、そのあたりの描写はあまりない。確かに著作に忠実とはいえ、何故命を賭して革命に参じたのか、何を目的にしていたのか、彼を語る上で重要な「革命は愛によって導かれる」という言葉も、本作からその裏にあるニュアンスを理解するのはやや難しいかもしれない。そこは自分で勉強しておけということか。革命と言う、ややもすると甘美な蜜の裏にある、理想と現実の乖離に苦渋する姿はパート2に引き継がれていく。 監督のソダーバーグはスペイン語があまりわからないまま、スペイン語の映画を撮影したそうで、主役のゲバラ役ベニチオ・デル・トロをはじめ各役者は中南米出身者でスペイン語を話している。アルゼンチン出身のゲバラがキューバ、メキシコ、プエルトリコなど各国の人間と話している姿は、スペイン征服の証なのだなと感じる。 主役のベニチオ・デル・トロだが、ゲバラに心酔しきったような迫真の演技はなかなかのもの。特に喘息の演技は上手だ。だが、雰囲気全般でいえば1969 年版のオマー・シャリフの方が似ている感じ。知人が言っていたが、ベニチオは何だか古谷一行みたいだそうだ。言われてみれば・・・・。 やや気になったのは、登場人物の解説が少ないこと。ゲバラやフィデル・カストロはともかく、弟のラウル、ゲバラと並ぶ司令官のカミロ・シエンフゴエスをはじめ、ラミロ・バルデス、フアン・アルメイダ、セリア・サンチェス・アレイダ・マルチなど反乱軍の主要人物が色々と登場するのだがちょっとわかりにくい。やはり事前の知識はかなり必要だと感じる。 戦闘シーンは思ったよりも秀逸。山中やサンタクララ市街戦は銃弾による負傷や射撃、着弾映像がリアルで、戦争映画として及第点レベル。ドラマのストーリー性を阻害するほどでなく、リアリティを維持できており、バランスとしても良い。 とにかく、キューバ革命やゲバラについての知識は最低限必要かな。知った上で見ると全然楽しみ方が変わってくるだろう。知らずに見るとただただ眠いだけかも。また、監督にはゲバラの革命思想を形成した中南米旅行を描いた「モーターサイクル・ダイアリーズ(2003米英)」とあわせて、3部作とする意向もあるようだから、それらも視聴するとより一層良いかもしれない。興奮度★★★★沈痛度★★爽快度★★★感涙度★革命戦争回顧録 新訳ゲバラ日記 (以下 あらすじ ネタバレ注意 反転でご覧下さい) 1955年7月、メキシコでキューバ革命指導者フィデル・カストロと会ったエルネスト・チェ・ゲバラは、キューバのバティスタ政権打倒のために共鳴し、1956年11月82名の兵で漁船に乗ってキューバに上陸する。 政府軍によって大打撃を受けたカストロらは 1957年1月17日にラ・プラタ兵営の攻撃に成功し、武器や食料を得る。3月には現地部隊のホルヘ・ソトゥス大尉と合流したが、アルゼンチン出身のゲバラはまだ気後れするところがあり、カストロに叱責される。 5月28日、エル・ウベロの敵駐屯地攻撃でも成功をおさめるが、ゲバラは負傷した兵の輸送を買って出、カストロと別行動をとる。7月になり、カストロは都市部でのゼネスト闘争を主とする反政府グループであるウラル・チバスやフェリペ・パソスと協定を結び、シエラ・マエストロ宣言を出す。そして、軍事的能力を評価されたゲバラは軍医をやめて第2部隊の司令官に任命される。 司令官としてのゲバラは規律と指揮系統を重視し、マナーに劣る脱落者を厳しく処刑する。カストロと別れ、カミロとともに戦線を移動しながら兵を集めていく。 1957年の終わり頃にはエル・オンブリトで拠点を形成し、学校、病院、発電機までそろえていた。そこが政府軍に急襲されたのち、ゲバラは新兵教育係として任命される。彼にしかできない重要な任務だった。 1958年になり、他の武装勢力と協定を結ぶ。革命後を心配するゲバラだったが、なんとか彼らをまとめあげ、カストロが総司令官となる。いよいよ政府軍との最終対決が迫り、カミラとともにサンタクララの攻略に向かう。政府軍が陣を構えるサンタクララは手ごわいが、敵の増援部隊を乗せた列車を転覆させるなどして、次第に敵司令部に迫る。バティスタ政府軍は部下に徹底抗戦を指示しながら高級幹部は逃げる始末。1959年1月1日、ついにバティスタがドミニカに亡命し、革命が成功するのだった。 いよいよハバナへの進軍という最中、敵兵の車を盗んだ兵を叱責するゲバラの姿があった。
2009年01月11日
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チェ 28歳の革命 見てきました。詳しい感想は後ほど書きますが、出来具合はまあまあ標準以上、期待に沿ったと評価できる感じです。上映時間が長いうえ、2部作なので、だいぶダラダラした感じかもしれないと想像してましたが、以外に内容濃くしっかりしてました。 ついでに、3月20日公開の「ワルキューレ」の前売り券もゲット。前売り特典でこえだちゃんのワルキューレ版ドクッキノという変なおもちゃももらいました。なんだこりゃ。 しかし、寒いです・・・。雪降ってる・・・。
2009年01月10日
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1999 アルゼンチン 監督:マルセロ・シャプセス出演者:ドキュメンタリー88分 カラー CHE, A MAN OF THIS WORLDチェ・ゲバラ 人々のために(DVD) ◆20%OFF!DVD検索「チェ・ゲバラ 人々のために」を探す(楽天) 1953年に蜂起したキューバ革命をカストロとともに戦い、1967年にボリビアで死ぬまで、世界の共産主義武力革命を志した革命家「エルネスト・チェ・ゲバラ」のドキュメンタリー。ゲバラの出身地アルゼンチンの監督マルセロ・シャプセスが手がけ、日本でも2003年に公開されている。 本編の映像は、当時の記録映像とゲバラとともに戦った関係者や家族などのインタビュー映像で構成されている。一応アルゼンチンでの出生から、南米旅行、キューバ革命、コンゴ闘争、ボリビア闘争での死までを通して扱っている。中核となるのは、あくまで関係者のインタビューであり、彼らが語るチェ・ゲバラ像をつなぎ合わせることによって、彼の革命家としての姿を描こうと試みている。 挿入されるゲバラやカストロの演説など、当時の記録映像はなかなか貴重なものだが、さすがに保存状態は良くない。また、関係者のコメントも興味深いものではあるが、近年、関係映画や書籍が増えているため、さほど新鮮には感じられなかった。制作当時であればまた少し印象が異なったかも知れない。 本作はチェ・ゲバラを再評価・高評価するぞという意向が如実で、チェ・ゲバラ万歳的な展開がどうもいただけない。もちろん、ゲバラ支持的なドキュメンタリーならそれで良い訳なのだが、やっぱり歴史の再評価という観点では、もっと客観的な視点やゲバラ批判的な内容も欲しかったところ。特に、カストロへの直撃取材やインタビューなんかは欲しいし、それがほとんど無いところで大幅減点。 ちなみに、カストロの個人的意見という点では「コマンダンテ(2003)」で少しゲバラについて語っており、本作のニュアンスとはちょっと違う感じがする。金や名誉・地位にこだわらず、貧しい庶民を救い、理想郷を作るためにだけ生きる純粋な革命家。こうしたイメージばかりが先行し、評価されがちだが、では何故彼が革命に失敗し、彼についていく人間が減っていったのか。その辺りを紐解くキーワードがもう少し欲しかった。カストロの冷徹なまでの現実主義からの視点が余りに薄いのだ。 ただ、ゲバラがいかに冷静で、聡明な人物であったかは良く表現できている。特に側近らが語るゲバラ像からは、モラルに厳しくも人に優しい一面が映し出され、人を観察し操る術に長けていることがわかる。また、いち早く東欧の社会主義に不信感を抱き、勤労意欲向上の重要性に着目していたゲバラが、工業省の幹部らといかに議論を交わしていたかは実に興味深い。結局、ゲバラと彼以外の者のレベルの差が著しすぎたことに失望するのだが。 本作で、もう一つ決定的な欠陥はやはり映像にある。断片的な記録映像の挿入が著しく見にくい。関連性の薄い映像も多く、インタビューと被ってしまっているし、これならわざわざ映像にせずに書籍でもいいのではないかというレベル。加えて、テロップの用い方、インタビューの挿入の仕方が機械的で、段々飽きてくる。真実を明らかにしていくというドキュメンタリーならばそれでも良いのだろうが、偉人と称される伝記タイプのドキュメンタリーなので、もう少し起承転結や盛り上がりの場面を作っても面白かったのでは。 また、登場する関係者がわかりにくい。一応最初はテロップが出ることはでるのだが、次第に誰が誰だかわからなくなってくるのが難点。私が理解できた範囲内では、学生時代の友人アルベルト・グラナドス、キューバ上陸戦に参加させてもらえなかった女性同志メルバ・エルナンデス、都市ゲリラ側指導者エンリケ・オルトスキ、後任軍医オスカー・フェルナンデス・メル、14歳でゲバラの元で戦ったジョエル・イグレシアス、ゲバラの副官アリストイデス・ゲラ、ゲバラの護衛隊長アルベルト・カステラノス、護衛隊員ホセ・メンデーサ・アルグディン、ゲバラの娘アレイダ・ゲバラ・マルチ、エベリオ・スルエタ・パレラ、工業省副大臣だったオルランド・ボンゴ、写真家リボリオ・ノバル、有名なゲバラ像を撮影した写真家アルベルト・ディアス・コルダ、コンゴ闘争の同志アリー・ビエガス・タマーヨが証言者として登場している。 少佐の階級章の付いたベレー帽に髭もじゃのチェ・ゲバラ。インパクトのある出で立ちに、理想的な革命家としてカリスマ的な人気を誇るゲバラだが、本作を見てもなお彼に共鳴できない自分がいる。理想像を貫き通すことの難しさ、モラルを維持することの難しさ、誰もが感じることではあろうが、なおそれを実行しようとしたゲバラへの嫉妬心なのかもしれない。興奮度★★沈痛度★★★爽快度★感涙度★
2009年01月09日
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【新品】カフェレオ/J-WINGS監修 ミリタリーエアクラフトシリーズ Vol.4 米海軍・海兵隊の名機たち ノーマル11種セット今日はようやく4機目です43 F/A-18A HORNET VMFA-232 RED DEVILS尾翼が全面赤色なので、モデックス300(ダブルナッツ)の1種類だけの対応となっています。どうせなら尾翼だけ取り替えられるようには出来なかったのかな(笑)。そうしたら飛行隊作れるのに。レッドデビルは最近ではCVW-11でニミッツに搭載されていましたね。 話は変わりますが、地デジ移行、DVDレコーダー購入したので、接続端子をS映像端子にしようと、ケーブルを購入したのですが、途中に切り替え機を入れたら、なんだかうまく映りません(泣)。どうも黄色の映像端子とS端子が混在するとダメなんですね。ビデオデッキだけはS端子ついてないので、通常入力せざるを得ないんですが、S端子映像が優先されてしまうみたいで、黄色端子がつながっていても画面が映りません(泣)。あー、めんどくさい。ということで全部通常接続に戻してしまいました。 まあ、デジタル画像とはいえ、どうせ録画する段階で画質落としてるから関係ないかもしれませんけどねえ。でも悔しい。
2009年01月08日
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レザーのジャケットが欲しいなあと思っているのですが、ショットが少し安くなっているみたい・・・ もう少し安くならないかなあ。DVDレコーダー買っちゃったし・・・。我慢するしかないかな。追記 これも発見Schott【ショット】USED加工ポリスマン ジャケット【送料無料】うーん、パッチはいらなかったなあ。でも安い・・・。AVIREX【アヴィレックス】ラムスキン ユーズド加工M-65ジャケット これ欲しかったんですよねえ。このお値段なら・・・でもサイズがない・・・
2009年01月07日
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サークルKサンクス限定(B) F/A-18B HORNET TOP GUNです 真っ黒の機体です(笑)。デカールは相変わらず難しいです。しかも、コーティングがずれているものもあって、水に入れると崩れてしまう危険性が・・・。あらかじめチェックして、事前にトップコートでも吹きかけてあげる必要がありそうです。 昨日から仕事が始まりましたが、厳しい一年になりそうですね。身近にも派遣の方や厳しい環境の方もおられますが、何とか乗り切りたいですね。 私もお正月には子供にも会えましたし、まだまだ精神的に不安定なんですが、生きる希望を見つけられるよう頑張ろうと思います。 それにしても、家が寒い・・・・。
2009年01月06日
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1969 アメリカ 監督:リチャード・フライシャー出演者:オマー・シャリフ、ジャック・パランス、チェザーレ・ダノーバほか97分 カラー CHE!革命戦士ゲバラ! DVD検索「革命戦士ゲバラ」を探す(楽天) カリスマ的な革命家チェ・ゲバラの革命半生を描いたヒューマンドラマ。役者による関係者の証言を交えた、一風変わったドキュメンタリー風の仕立てだが、証言そのものが本人ではないので、半生を描いたドラマとしての位置づけになるだろう。1959年1月1日のキューバ革命成功、1967年のゲバラの死からさほど年月を経ずして制作された意欲作ではあるが、何せゲバラとは対立軸であるアメリカが制作した作品だけに、事実を含めてアメリカ寄りであることは否めない。とは言え、カストロを含めてゲバラの描き方は決して完全批判的ではない。当時の国際情勢を考えるに、なかなか思い切った作品であることは間違いない。私の印象としては、キューバやゲバラを云々というよりは、キューバの背後にある旧ソヴィエトの関与を白日の下に曝そうという意図があるようにも感じた。冷戦時ならではの作品とも言える。 チェ・ゲバラは言うまでもないが、アルゼンチン人の医者でありながらキューバ人の反乱軍カストロに協力する。革命成功後にはナンバー2の地位を得ながらも、再びアフリカやボリビアでの革命運動を先導し、39歳の若さで死んでいる。地位や金などにとらわれず、その実直で一本気な行動力と理想から、最も革命家らしい革命家と言われ、カリスマ的な存在として今なお慕われている。日本でも人気が博され、Tシャツのモチーフやサッカーのサポーター段幕にも用いられるなど、政治的・思想的な垣根を越えて、熱意・情熱をあらわす象徴となっているようだ。 ただし、彼の革命闘争はボリビアの地で失墜したのも事実である。共産主義武力革命の限界性と非現実性を抜きにして、神格化するのはいささか不快感も感じる。武力革命とは日本赤軍がその理想を継承したように、人間の闘争本能をくすぐる甘い蜜のようなものであり、国民や農民のためなどという理想はいつしか自己の陶酔にすり替わってしまうものだからだ。 本作はさすがにアメリカ制作だけあって、その辺りの非現実性を、次第にゲバラが共同闘争者であるべき農民から乖離していく様子として描いている。むしろカストロに肩入れするかのように、カストロの現実的路線に不満を抱き決別していく姿が強調される。ただ、残念なのはカストロしかり、ゲバラの革命理論や理想についての描写がほとんどなく、ゲバラの心情の葛藤というものはほとんど伝わってこない。カストロに組みするまでの過程は省かれ、いきなりキューバ上陸から始まるので、何故農民を救うための革命闘争に身を投じたのかという、ゲバラの人格を理解するための手段がないのだ。アメリカという対極からゲバラの革命行動そのものを冷ややかに見つめたものだと言えよう。 ゲバラはオマー・シャリフが演じる。帽子に付けられた一つ星(少佐)がよく似合う。カストロはジャック・パランスが演じ、若き日のカストロと言えば見えなくもない。 登場する兵器類は小銃類とトラックがほとんど。唯一航空機でセスナが出るのみ。もともとゲリラ戦なので期待はできないのだが、銃撃戦などの戦闘シーン自体もかなり少なめ。 単なる革命家を描いたドラマとすれば、まあまあ楽しめる。チェ・ゲバラに変に肩入れせずにキューバ革命を知る上では入門編か(笑)。ただ、やはり革命家ゲバラを描いたものとしては及第点には及ばない。 興奮度★★★沈痛度★★★爽快度★感涙度★ (以下 あらすじ ネタバレ注意 反転でご覧下さい) キューバの反乱軍カストロとともに、アルゼンチン人の軍医チェ・ゲバラは82名の戦士と共に小舟でキューバに上陸する。内陸に進軍する反乱軍の中にあって、ゲバラは持病の喘息に苦しみながらも、治療にあたっていた。しかし、キューバ政府バティスタ軍はカストロの上陸を察知し、待ち伏せ攻撃を仕掛け、カストロ、ゲバラなど17名のみがなんとか生き残る。 カストロは意気消沈するどころか、山岳ゲリラ戦を駆使して政府軍を攻撃していく。ラプラタの陸軍武器庫襲撃作戦では、ゲバラの火炎瓶投擲の活躍により多量の武器弾薬を確保することが出来た。カストロの解放区も増え、反乱軍はトゥルキーノ山に陣を構える。 そんな活躍に以前は見向きもしなかったルイス前首相の特使がやってきて、反乱軍に資金援助を申し入れる。虫歯の治療にいらだつカストロは憤慨するも、ゲバラの先見によりそれをとりなす。そして、カストロはゲバラの軍医を解任し、第二部隊の司令官(少佐)に任命する。それほどゲバラへの信任は厚かったのだ。 ゲバラは医師の活動を止めることに後悔はなく、むしろこれまで見てきた中南米の貧民を解放するため、反乱軍の指揮を執ることに執着する。貧しい農民を説得し、反乱軍に加えさせようとする。農民は花、革命家はミツバチだ、力を合わせろ、と。 だが、一方軍の規律にも厳しかった。スパイ容疑の身内を容赦なく殺害し、規律を乱す者も容赦なく処刑する。ゲバラは反乱軍の規律そのものだった。また、法律を学んだこともあるゲバラは宣伝活動も卓越しており、カストロの演説の草稿も作った。情報を重視した軍事作戦にも卓越し、しばしばカストロに意見し、次第にカストロの右腕となっていく。ハバナを孤立するためにサンタクララ占領作戦にはカミロと並んで指揮官に任命される。 ついに1959年の1月1日にバティスタが亡命し、カストロは革命を成功させる。国民の圧倒的支持を受けるカストロに反し、ゲバラは建物にこもって政府軍関係者の処刑を続ける。処刑をやめるよう進言されるが、熱狂的な国民の中に放り出すよりはましだとゲバラは言うのだった。 カストロは新内閣の組閣にあたり、ゲバラを人民軍司令官に任命する。最初は断ったゲバラだったが、軍内部からのクーデターを防ぐためだと説得され、優秀な軍を作るために就任する。また、国家銀行総裁、工業大臣も兼務し、国のナンバー2としての地位を得る。 だが、ゲバラは現実路線の国造りをするカストロの方針に不満を抱き始め、独自に南米の共産党指導者と密会を始める。さらに、アメリカに対抗するため、ソヴィエトの核ミサイル基地をキューバに建設させる。しかし、これは米ソの核戦争危機を招く結果となり、ソヴィエトは撤退していく。なお強硬論を具申するゲバラに、ソヴィエトは不快感を抱く。 ゲバラはついに世界に革命を広げたいとして、カストロと決別を決意する。カストロもついにゲバラを懐柔することはできなかった。 その後、ゲバラはボリビアに入国し、アメリカCIAに支援される政府軍と戦い、武力革命を試みる。キューバからの義勇軍を率いて戦い始めるが、かつてのようにうまくはいかなかった。ボリビア人はボリビア人による革命を望み、ボリビア共産党指導者と決裂してしまう。ゲバラは一層厳格に規律を守らせるが、武器も食料にも困る革命軍からは脱走者が後を絶たない。ゲバラはカストロに支援を頼むが、それも次第に途絶えていく。村々で農民を説得するが、ゲバラの意志が通じることはなかった。ついに、ゲバラは自分の記したゲリラ戦の掟に反し、村々での掠奪を始める。 CIAに訓練されたボリビア軍の攻撃で、ホアキン隊が全滅。助手のタニア(女性)も死ぬ。腹心らもゲバラに絶望感を抱き始め、ついにチェロ渓谷で政府軍に捕らえられてしまう。生け捕られたゲバラは命令により処刑されることに。その直前にゲバラの居場所を通報した老農民がやってくる。ゲバラが来てから山羊が乳を出さなくなったのだという。農民を救おうとするゲバラの気持ちは何一つ農民のためにはなっていなかったのだ。そして、ゲバラは射殺される。
2009年01月05日
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来週の土曜日から「チェ 28歳の革命」が公開です。近年、なぜかチェブームのようですねえ。サッカーのサポーターも何でかゲバラ像を掲げているところありますし・・・???共産党員っていうわけでもなかろうに。ただ、赤色だけが共通点?? そんなわけで?ゲバラ&カストロ関係の映画を並べてみました革命戦士ゲバラ!(1969米) チェ・ゲバラ/密林のゲリラ戦(1969伊) ビバ・カストロ(1993露) 伝説になった英雄(1997仏) チェ・ゲバラ-人々のために-(1999アルゼンチン)モーターサイクル旅行記(2000英) チェ・ゲバラ&カストロ(2002米)コマンダンテ(2003米西)モーターサイクル・ダイアリーズ(2003米英) チェ・ゲバラ 英雄の素顔(2004伊) チェ・ゲバラ 最期の時(2004伊) トラベリング・ウイズ・ゲバラ(2004伊) フィデル・カストロ×キューバ革命(2005米) チェ★ゲバラ/世界一有名なポートレート(2005墨米キューバ) チェ 28歳の革命(2008西仏米) チェ 39歳別れの手紙(2008西仏米) 結構あるもんですねえ。このうち見たのはまだ数作品のみ。今週はレンタルで革命戦士ゲバラ!(1969米)を見ました。なかなか古い作品ですが面白かったです。近いうちにレビューもします。革命戦士ゲバラ!(DVD) ◆20%OFF! また、今月のヒストリーチャンネルでは記録映画ですが「モーターサイクル旅行記(2000英)」も放映されます。 なんだかゲバラづくしになりそうです(汗)。あんまり好きじゃないんだけどなあ。 伝説になった英雄(DVD) ◆20%OFF!ビデオメーカー チェ・ゲバラ/チェ・ゲバラ-人々のために-チェ・ゲバラ&カストロ(DVD) ◆20%OFF!コマンダンテ COMANDANTE(DVD) ◆20%OFF!チェ・ゲバラ 英雄の素顔(DVD) ◆20%OFF!チェ・ゲバラ 最期の時(DVD) ◆20%OFF!フィデル・カストロ×キューバ革命(DVD) ◆20%OFF!チェ★ゲバラ 世界一有名なポートレート(DVD) ◆20%OFF!
2009年01月04日
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帰省から戻りました。 昨年末地デジ対応のケーブルTVにしたのですが、なんと予約しておいた映画が撮れてませんでした。 どうも、私のDVDレコーダーは古すぎて、デジタル録画のコピーガードにひっかかるようです。なんだか抜け道がないわけでもないようなんですが、最近トレイの開閉の調子も悪かったので、思い切って買い替えてしまうことにしました。【当店ポイント2倍】パナソニック 250GB HDD搭載ハイビジョンDVDレコーダーDIGA 4倍録画【税込】 DMR-XP12-K [DMRXP12K]/※ポイント2倍は 1/5am9:59迄。ポイント付与は2月中旬~3月上旬頃予定 実店舗だと20%ほどポイントがつくので、そっちで買いました。それにしても、痛い出費であります。
2009年01月03日
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