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2006年08月11日
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カテゴリ: 戦争映画
 ご心配をおかけしております

 病状もやや安定してきましたが、どうも視力をかなり失っているようで、全治まで1年かかるかも知れないと言われました。1週間目が見えず寝たきりだったので、さすがに飽きました。何もすることが出来ないのもつらいものです。
 で、ぼちぼちと復活ののろしを上げていきたいと思いますので、よろしくお願いします(まずは、恒例の書き置き映画レビューからですが・・・・。


1969 大映 監督:臼坂礼次郎
出演:フランキー堺、伴淳三郎、若水ヤエ子、成田三樹夫、春風亭柳橋、梅津栄ほか 
80分 カラー


 春風亭柳昇の実体験原作をもとに製作されたコメディ映画「 与太郎戦記 」の第2弾。舞台は中国大陸から日本国内へと移る。落語家出身の一等兵(昇級した)秋本与太郎を演じるフランキー堺の名演技は健在で、周囲の脇役も含めて全編に笑いが満載だ。本作は大きく前半の中野学校入隊編と後半の部隊長当番兵編の2つに分かれる。どちらも面白いが、前半の中野学校はとある誤解で陸軍中野学校(スパイ学校)に入学した与太郎が、偶然と勘違いで訓練をこなしていく過程に爆笑できる。後半の部隊長当番兵編は部隊長の正妻と二号さんの間で哀れな与太郎が振り回され、果ては偽装結婚までという、おとぼけぶりが笑いを誘う。ただ、後半の方がやや皮肉めいた部分が多いので、大人向きと言った感じか。むしろ、中野学校部分だけで構成しても良かったかも知れない。

 ちょっと驚いたのは、輸送用トラックに結構旧式のものが使用されていることと、一瞬だが野砲が写っていること。兵器が歩兵銃以外はほとんど登場しない本シリーズにしては珍しい。


興奮度★★
沈痛度★★
爽快度★★★★
感涙度★



(以下 あらすじ ネタバレ注意 反転でご覧ください)
元の部隊0165部隊に戻った与太郎だが、突然憲兵隊中佐から呼集がかかる。何を悪い事をしたかと心配する与太郎だったが、なんと「靖国神社へ行け」との命令だった。てっきり死ねとのことと勘違いした与太郎だったが、実は陸軍中野学校へ入校しろとのことであった。
 中野学校では矢吹少佐、教官の伍長のもと様々な訓練が行われる。もともと知能も体力もどうということない与太郎だったが、並み居る秀才たちを偶然と幸運で優秀な成績を残す。とはいえ、暗号や鉄棒はどうにもならず、教官らも与太郎が優秀なのか、駄目なのか理解に苦しむのだった。伍長は与太郎の経歴書から与太郎の特技がロシア語であると知り、与太郎がロシアのスパイとして破壊工作をしているのではないかとの疑念を持つ。与太郎を呼んで詰問したところ、何の事はない「露語」という文字は「落語」の間違いだったのだ。与太郎が中野学校に呼ばれたのもこのためだったのだ。
 晴れて一般部隊に戻された与太郎は東部第六二部隊に入隊する。そこには料亭の若旦那(二等兵)ら新兵がいた。若旦那は上官である与太郎に敬語を使わず、しばしば与太郎ともども怒られるはめに。ある時歩哨に立っていた与太郎は、馬の扱いがうまいことから柳川部隊長の当番兵を仰せつかる。
 柳川部隊長は本宅の本妻のほかにすみ江という二号さんを囲っていた。本妻は軍司令官の娘であり、絶対に2号の事は話してはならないと、固く口止めを食らっていたが、与太郎が幼馴染みの千恵子と逢っているところに本妻の貞子夫人がやってきてしまう。柳川部隊長は這々の体で逃げるが、すみ江は出任せで与太郎の妻だと言ってしまう。それを真に受けた貞子夫人は与太郎とすみ江が入籍していないと聞き、仲人を申し出て結婚式の段取りを進めてしまう。
 千恵子さんには誤解で逃げられ、部隊長からは形式だけだから頼むと言われ、与太郎も困ってしまうが仕方がない。結婚式の当日、若旦那が付添人としてついてきて無事に祝言が執り行われる。後ろ髪を引かれながら部隊長夫妻が帰宅したあと、すみ江は与太郎を誘ってくる。それに怒った与太郎は帰営して部隊長にすみ江の不貞を報告するのだった。
 かくして、師団司令部から出動命令が下り、部隊も南方への船上にあった。12/8開戦の夜の事であった。


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与太郎戦記与太郎戦記
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おまけ
レンタル屋で見かけてから発売を待っていた映画 「バトル・オン・フロントライン USマリーン 要塞奪還指令」 ですが、どうもセル用発売がないようで、中古品で売られていたので購入しました。確か、第一次大戦もののはずです。レア作品なのでお勧めかも。
バトル・オン・フロントライン USマリーン 要塞奪還指令/アリ・フリアコス
\788(中古)





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最終更新日  2006年08月11日 09時51分24秒
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