烏 森 神 社

2006年07月20日
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現在は、太陽黄経がそれぞれ27度、117度、207度、297度に達した日を土用の入りの日とし、立夏,立秋,立冬、立春の前日までを土用としています。

・春の土用 : 黄経27度の点を通過する瞬間から立夏(45度)まで
・夏の土用 : 黄経117度の点を通過する瞬間から立秋(135度)まで
・秋の土用 : 黄経207度の点を通過する瞬間から立冬(225度)まで
・冬の土用 : 黄経297度の点を通過する瞬間から立春(315度)まで

そのため、それぞれの土用の日数は必ずしも18日ではなく、19日のこともあります。
今日はその夏の「土用の入り」の日に当たります。

まとめると、「土用」とは、立春・立夏・立秋・立冬の前の約18日間のことを指します。
一般的に「土用」というと、「夏の土用」を指すことが多いです。

本来は「土用」は春、夏、秋、冬の年4回あり、土用の丑の日は年に数回ある事になります。

では、「土用」とはなんでしょうか。
元々「土旺用事」と言ったものが省略されたものです。
古来中国ではの五行説(陰陽五行説・・・中国の春秋戦国時代に発生した、陰陽説と五行説が結合した思想)では、天地間、世の中のの全てのものはすべて木火土金水<もっかどごんすい>の五つの要素からなり、その盛衰、消長などによって定まると考えます。
五行説では、あらゆるものを木火土金水の五つに分類して当てはめる思想の為、今も昔も「四季」をこれに当てはめようとしましたが、「春を木」、「夏を火」、「秋を金」、「冬を水」に対応させたまではよかったのですが、「五季」とはなりえませんので、「土」が余ってしまいました。
これでは都合が悪いので、「土の性質は全ての季節に均等に存在するだ!」とこじつけて、各季節の最後の18~19日を「土用」としました。
つまり、春夏秋冬からそれぞれ終わりの約18日を削り、合計72日を土の分として割り当てることにしました。
つまり、これが土用です。したがって土用は夏だけではなく、春、秋、冬にもあるのです。
異なる季節と季節の間に「土用」を置くことで、消滅する古い季節とまだ、充分に成長していない新しい季節の性質を静かに交代させる働きをする時期だそうです。

土用の入りの今日の新橋は不安定なお天気です。
午前中は曇りでしたが、これから弱い雨が降る予報となっています。

当社で2日間予定しております、JassinTokyoさんによる「JassLIVE」(無料)もテントを出して行う予定でおります。
また、第一ホテルさんによる「カクテル」(\300-)の販売もされる予定でございます。
本格的なJassLiveと本格的なカクテルを是非お楽しみ下さい。





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最終更新日  2006年07月20日 13時51分29秒
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