ヘナヘナライター 生態日記

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加藤美保

加藤美保

2019.02.08
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カテゴリ: 介護
2018年年明け、自宅近くの喫茶店でケアマネさんと面談。母を病院に連れて行くことが急務と言う話。その障害となっている父の存在。担当のケアマネさんに率直に実情を話すことで、混乱した頭の名を整理することができ、「娘さんが私に連絡してくれたことが大きな一歩ですから。ここから始めましょう」という言葉に救われた。
文章にすると冷静に対処しているようだが、そもそも母親が認知症になるなんて初体験なわけで、その時の私は混乱していたし、何をどうしたらいいのかよくわからなかったが、ケアマネさんに話すことでとりあえずの目標が定まり、落ち着くことができた。

ケアマネさんオススメの脳神経科の評判の良い病院は、予約一ヶ月待ち。とりあえず予約はして、あとは父を説得するだけ。しかし、これが最大の難関だった。忙しい仕事をしながら父の説得を試みたが上手く進まない。一方で病院を予約した日は確実に近づいてくる。私では父を説得出来なかったので、主人にトライしてもらったりもしたが、玉砕。父は弁の立つ人なのだ。
そしてある日、父と大げんかしてしまった。
もういい!そんなに言うことを聞かないなら、勝手にやればいい!その代わり、私を頼らないでよ!と捨て台詞を残して、実家を飛び出した。これが2月初旬。
病院の予約は流すしかなかった。それからは、父から電話は全てシカトを決め込んだ。そもそも好きで病院なんかに母を連れて行きたいのではない。しかも私は仕事も忙しい。もう知ったこっちゃない!と言うのが本音。両親のことは無視して、ひたすら仕事に逃げ込んだ。
2月下旬。その日も父からの電話を無視して、Yさんと仕事終わりに東京・神田の居酒屋で飲んでいた。父からの電話のあと、電話帳に載っていない番号から着信があった。初めは無視していたが、留守番電話に残されたメッセージを確認すると、なんと、両親の住むマンションの上階の住人からの電話であった。

お母様が買い物に出かけたあと、帰らないとのことで、お父様が心配して我が家にいらっしゃいました。警察に届けて探してもらうことにしました。その後、お父様がマンションの階段にお母様を探しに出られた時、階段から落ちそうになったようで、助けてください〜!と声をあげられたので、かけつけました、とのこと。
警官が実家を訪問しているまさにその時、母は無事に戻ってきたらしい。悪ぶれたり様子もなく、買い物に行ってただけよと、飄々としていたとのこと。






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Last updated  2019.02.08 19:49:19
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