シアトルからこんにちは
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神様のなさることは、私が計画立てることよりはるかにすばらしいし、タイミングが最高だなと思います。前回アン・ロッツ(ビリーグラムの娘)のコンベンションでご一緒したステイーブルチオ牧師に今週の日曜日うちの教会で同時通訳をしてくれないかと頼まれました。いつも思うのですが、奉仕すると、その本人にいろんな祝福が与えられるんですよね。それも、”自分の力でやろう!”と勇んでいるときではなく、なんとなく、疲れ気味なときとか、霊が落ち込んでいるころに、ふっと沸いてくるように、神様から奉仕の話が与えられるんです。今回もそんな感じでした。ということで、きのうは、通訳の準備のため、カリスチャペルの村上牧師夫妻に会ってきました。カリスチャペルのウエブサイトはこちらカリスチャペル村上夫妻は、2人とも牧師ですが、私が通訳するのは、民子先生です。まず、どのようにして民子先生がキリストを受け入れたのかを尋ねました。民子先生の信仰は、お母さんの信仰の話抜きには、できません。熱心な仏教の家族に育った民子先生のおかあさんは、子供たちがおさないころ、家庭集会に招待され、イエス様を受け入れました。その後、毎週、お母さんは、子供たちが5人いるうちの上の女の子3人をつれて教会へ通いました。弟2人は、お父さんと留守番です。鹿児島県は、クリスチャンに対する風がつよく、お母さんは、近くのお店で買い物をさせてもらえなかったり水をかけられたりしたそうです。こうして町の人からの迫害をうけただけでなく、ノンクリのご主人からひっぱたかれたり、けられたり、またお姑さんにもさまざまないじめを受けたそうです。迫害の中お母さんは、ずっと神様を信じ続けました。お母さんが天に召される7年前、頑固なお父さんは、イエスを受け入れました。そのころ、おかあさんはパーキンソン病にかかってしまい、自分の身の回りのことができなくなっていました。お父さんは、丁重な看護を愛する妻のために尽くしました。こうして、お母さんは、最後ご主人に大切に介護されながら天に召されたそうです。家族全員救われました。民子先生とご主人好信先生はお二人とも牧師で、3人の子供さんがあたえられました。長男と次男も牧師で、牧会なさっています。長女の大原芳香さんは、結婚して現在カークランド市に住んでおられます。3人の子供たちに恵まれ、ご主人はシテイチャーチで、音響の仕事に携わっておられます。民子先生は、自分が貧しい生まれであること、牧師の妻というのにピアノも弾けないことなど、自分のようなものが牧師の妻になれるのかと思っていましたが、主は、そんな民子さんを豊かに祝福してくださり、最初は、4畳一間で働きながら、伝道してきましたが、今では、6つの教会を持っておられます。メッセージは、フィリピ人への手紙から、”常に主にあって、喜びなさい”です。私の大好きなパウロとシラスが監獄で賛美した話も出てきます。喜びの源が、ほかの何者でもない。ただ主の臨在にあるだけです。主は常に私とともにいてくださる。社会的地位や財産や、名声にではなく、主にあって喜ぶ。主がおられるから喜ぶ。とっても祝福されたひと時がすごせそうです。一人でも多くの方がみことばを聞いて、イエス様を受け入れられますように。
May 27, 2005
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