ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

2006.04.23
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っている。中学のときは、読む本がなくて国語の辞書で言葉を覚えたものです。大昔は毎日漢字を

造語していたのですから、膨大に数になるはずです。それでも余りに永い時間をかけてしまうとそ

の手段だったものが、目的とは違う方に歩き出してしまうようです。異文化との交流を見失ってし

まうのでしょうか。外国語と日本語も簡単に翻訳できないのは、勝手に語彙が変化してしまうし、

新しいことばを創るからでしょう。余りに情報が氾濫してしまい。日本人間でさえこころが通じな

いどころか夫婦や、親子ですらそうですものね。現代では、多くの問題が科学技術で解決できるよ

うになり、人々の生活も近代的になり、それに伴って宗教はやがて衰退すると思われたけれど、

1970年代から、むしろ宗教的なものを取り戻そうとする動きが目立つようになってきた。こと



にさえなっている。そして、他方で、ファンダメンタリズムが台頭してきている。更に、旧ユーゴ

スラビアのボスニアーヘルツェゴビナの紛争は、民族紛争と正教とイスラム教との間の宗教戦争で

もあるという側面を持っている。イラク戦争にしろ、代理戦争になっているところに抜きがたい深

刻さがあり、これはカオスなのでしょう。人間は、世界と個体という自分のそれぞれの病に苦しん

で生きていかなければならない。

外見だけにこだわり、それが偏見であることをすぐに忘れてしまいがちだろう。ハンセン病を重大

な罪を犯した結果の罰だとして、そのひとの存在そのものが不浄として、隔離していたのは、数十

年前のことだ。そして現在、またぞろ異教徒を迫害し、病人たちや弱者を偏見と差別の対象とする

存在が勢力を拡大しようとしている。





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最終更新日  2006.04.23 09:53:37
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