ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

2007.01.26
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午後、女子大で18回目の「龍之介の講座」。「死後」という作品を読む。モノローグだが、龍之介の得意の短篇で歯切れが良い。龍之介は35歳で自殺したが、作中のボクも34歳で死ぬ夢を見る。そして、再婚したらしい妻にどんなひとか尋ねる「ちゃんと人じゃないんだね?」「あたしは悪い人とは思いませんけど、・・・」「子供に父と言わせられる人か?」「そんなことを言ったって、・・・」「駄目だ、いくら弁解しても。」


・・・やがて、ボクは目を覚ました。妻が言っていたのは、自分のことだったと気づくのだ。龍之介は多くの作品を残したが、同じモチーフを繰り返し使っている。それだけ凝縮したといえるとしても、実体験を伴っていない。書物で知った知識で書いているからだろう。当時の作家たちが自伝的な作家たちばかりの中で芥川の存在は、特異なものだ。


世界で日本文学が正しく評価される日が来るだろうか。それまでの成熟が世界に来るとも思えない。日本人の脳の伝達物質であるミームが、そのことを未来に伝えるだけだろう。それは、デジャヴのようにあるのではないだろうか。





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最終更新日  2007.01.26 06:51:22
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