ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

2007.01.27
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芥川の見た地獄は本物だろうか。違うのではないか。神や悪魔や地獄が、そんなに近いだろうか。芥川は、たった35歳で自殺した。知ったものは多くの書物だったが、まだ学ぶことはあっただろう。彼を潰したのは、因習と泥の中を目指したからだ。


私たち陥れる誘惑はいくつもあるし、虚構の罠が口を開けている。それが泥の中だと自覚できるだろうか。易々と自分の敵に、自分のオールを渡してしまうだろうか。


日本丸のオールを漕ぐものが、強かな外交能力を持ち、識見の高い政治家だろうか。コンパスと星座の知識だけで乗り越えようとしているのではないか。クロかシロかだけの賭博師ではないだろうか。誰を相手に、難局に向かおうとしているのか。


泥の中にはいる者は、泥の中で死ぬしかないだろう。世界を歩き、人間の何たるかを知っているだろうか。自然の何たるかを感じているだろうか。すぐ萎えてしまうこころを研かねばならない。泥に向かわず、恐怖に打ち勝つことのできるものが、明日を生きる権利があるだろう。





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最終更新日  2007.01.27 09:36:44
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