ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

2007.03.25
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 然し、人間が自分たちの手でまねいた深刻な事態に直面している。色んな形態の放射線と、後を絶つことのなくつくり出される化学薬品の影響が拡がっている。いまや病める環境がじわじわと人間の体に浸透している。土壌、水、食糧の汚染が、それだ。


 私たちの世界は、ひどく汚染している。人間だけが安全なエリアに逃げ込んでいるのではない。食物連鎖の鎖の切断は、目の前の危険なのだ。国家や学者がいっているのは、化学薬品が生物に与える作用は長い期間にわたって蓄積し、どのくらい化学薬品に身をさらしたか、その総計がすべてを決定するというが、もともとたがいに関係のない化学薬品が組み合わされて、目には見えない不思議な変化を起こして、毒性を発揮することもある。実験室と違い人間はさまざまな化学薬品に汚染されており、ひとつの反応だけを観察しても不正確な一面でしかない。



 それこそ「タミフル」がそうだろう。少年に発症し易いというのもタミフルだけではない必ず化学反応があるはずだろう。それを調べようとせず、世論の影響ばかり考え、早く決着しようと焦るからだろう。中外製薬の一連の動きこそ非難されるべきだろう。その利益優先の行動こそ、それが、また世界規模でされていることが今日の深刻さを招いてもいる。


 果して、人間の代価とは・・・。どうも人間の尊厳を口にするものが少なくなっている。









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最終更新日  2007.03.25 09:22:19
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