ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

2007.04.30
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 ハリー・ポッターは、面白い。併し、彼は正義という名の亡霊であろう。自分が正しく、相手が悪だという前提で書かれている。それは童話がみなそうであるように創られた世界であろう。相手がどれだけ凶悪で巨大な権力を持っていようと勝つのは自分であって相手ではない。だから面白いと思い、安心して読めもするだろう。勧善懲悪は、真実を伝えはしない。


 花もどちらかメインか解からないようなことをする。このガクアジサイの装飾花もそうだろう。中性花の方が綺麗で美しい。紛らわしいがこれも何かに係わる形質でもあるのだろう。安易なことは言えないだろう。解からないのは、私たちが理解するだけの能力をもたないだけなのだろうからだ。こうして、何かをしようとしているのは、それが価値があるかどうかではない。花も人間でさえ、多様な生き方を選んでいる。地上に咲く花は多様であり、人間も多彩な生き方をしているが、それはそうするべき何かのためだからだろう。


 或るものは挫折し、或るものはショートする。人間の脳は、何万年も巨大化を止めている。それは限界を意味するだろうか。新たな展開を示唆するのだろうか。それはまだ私たちには大いなる疑問でしかない。花はいつも主客を逆転させるだろう。





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最終更新日  2007.05.01 03:04:22
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