ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

2009.07.28
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 人びとはとうとう私という存在と離れてしまった。日々遠のいて行くような気がしてならない。ただ日常は、遠くにいて応対しているような気分がする。だれに逢ってもそういう気持ちになる。現代の社会は孤独な人間の集合体でしかない。大地は自然とゆったりとして繋がっているが、人間は家を建てて、その自然から切り離されている。それを望んだのは人間たちだ。家の中にいる人間はみな自然と離れ、ひとびともまた切れ切れでしかない。文明は人間を自然から切り離し、そして孤独にしたのだ。

 ・人の心は変わってしまった。もう取り返しの利かない遠くへきてしまったのだろう。隔絶された建造物の中で、「ヘイフリックの限界」を待っている。ゲーム・オーバーまで其れほど時間はない筈だ。文明は機械化し、人間を孤立化にした。そして、墓穴へと導いている。無邪気に生きてはいられなくなったのは、いつからだろう。大人になりたくない大人こどもでいたい人ばかり増えてしまった。

 ・へ2・・・どうも道を間違えたのではないだろうか。拡がる大地は自然とゆったりと繋がっているが、人間は自然から離れて、切れ切れでしかない。大地と離れた家の中にいる人間たちは、何を目指しているのだろうか。現代の私たちはみな孤独な集合体でしかない。






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最終更新日  2009.07.29 04:17:41
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