
・当初は半分やけくそで歩いていた。以前から検査入院を担当医から勧められていたが、また同じことをしなければならないのが、嫌だった。何しろ、この10年あまり、何度も経験していることで、同じことの繰り返しをしていた。入院中は、以前と同じだった。だが、歩数と食品管理表に基づく摂取カロリーのPC管理して自己管理票を作成し始めて、みるみる体重が減り、歩くのが苦痛ではなくなった。途端に数値が改善し始めて、一挙に正常値に近づいたので驚いた。
・へ2・・・たった薄い一枚の皮で違う人生があるかも知れない。それは、健康と病気を隔てている壁ではないだろうか。それは、誰にでもいつでもできるに違いない。それだけの健康への道があるだろう。然し、それを阻害している環境がある。最適者生存ではない。不健康への道を選んでいる。その岐点に何時も立てる訳ではないかも知れない。それができなくなる時が来るからだ。加齢というものがひとつの恩恵を与えてくれたかもしれないと思っている。