コメと小麦
稲作のコメ農業は1万4千年前からだから小麦農業の1万2千年前よりも旧い。西アジアでは、森林を伐採して、畑にする、畑にできないところは牧草地にした。西の文化の形態は進められた。小麦農業は草原で発達した。小麦を蒔いて肥沃な畑にして広げて行った。雨は余り必要ではない。畑にならないところは牧草地にして牛や羊や山羊を飼った。次々と森が失われていったが、森を破壊することが文明の発展でもある。西の文化は小麦と牧畜であり、東の文化はコメとシルクの生産でもある。
・文明の違いには色々の側面がある。水の存在もある。農業の違いは宗教にも影響を及ぼしている。森を伐採してどうなったか、水の少ないところでは砂漠化していった。文明が砂漠をつくった。砂漠の中からイスラム教が産まれたがこれは人間が中心の考えでもある。中国は北半分が小麦地帯であり、南はコメをつくっている。勿論自然環境の違いによってでもある。山に水のあるところというのは数少ない例でしかない。森林は水を蓄えることができるが、森林がなければ雨が降ったも、地下水になってしまう。
・へ2・・・雨さえ未だコントロールできない。人間の力の限界がここにもある。ヨーロッパでは人間中心主義が栄えているが、拠って立つ歴史がある。そして、コメ文化では、人間と自然の共存の思想が残っている。
ひとにはまだできないことが多すぎるぐらいにある。一人一人が自分の役割を果たさないと、時代は後戻りもしてしまうだろう。油断してはいられない。そう思う。
安倍さんの英語力についてのコメントは聞こえてこないが、辛口もあるだろう。まだ日本人の英語力はそんなものかと。イチローも。子供のチケットでバスに乗っているといわれたが、それからどれだけ大人らしいことをしただろうか。隣国からでさえサポートもリスペクトとない。それでパートナーといえるのだろうか。甘く見てくださいでは通用しない。嘲笑されて踏み躙られてそれでも威張っているのはやはり子供でしかない。