ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

2017.07.30
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 ・遊牧騎馬民族国家としての「突厥」(トックツ)は突厥文字をもっていた。江上波夫「騎馬民族国家」。

 ・へ2・・・ビルゲ・カガン、キュル・テギンの両碑には、ひとしく「上に蒼い天、下に闇い地が形成されたとき、そのあいだに人の子(人間)が生まれた。その人の子の上に、われらの祖先ブミン・カガンとイステミ・カガンが王位についた。王位について突厥の民の国家を組織し、法律を定めた」とあるという。三蔵法師は「カガンは狩猟などを事とし、兵馬がはなはださかんである。・・・」と記している。


 ・騎馬民族国家は興隆するのも早いが没落も急激だという傾向があって突厥の歴史もほとんど二世代おきに激しい消長を繰り返した。カガンの位は終始阿史那氏によって継承されている。

 ・へ2・・・「人にして神、神にして人たるの天子」だという思想だ。これは日本的には、現御神(あきつみかみ)・天皇(すめらみこと)の思想と共通している。刑法がある。

   ・謀反人、殺人者、他人の妻を姦したもの、馬具を盗んだものはみな死刑。

   ・性的犯罪者は去勢してその腰を斬る。

   ・他人の娘を姦したものはおもく賠償させたうえ、その娘をめあわせる。

   ・手足を折ったものは馬をだし、馬や穀物を盗んだものは、おのおの十余倍の罰金。


   ・死者に対しては、屍体を天幕のうちにとどめ、子孫および親族はおのおの羊や馬を殺して天幕の前に並べ、その周囲を乗馬して七度廻り、天幕の入口にきて、ナイフで自分の顔に傷つけ、血涙をともに流して、慟哭すること七度に及んだという。ついで日を択んで、死者の乗馬、服用したものをとって屍骸とともに焚き、その余灰を収めて、時を待って葬るのだ。




 ・へ2・・・彼らは「戦場で死ぬことを重んじて、病死を恥じた」勇敢な騎士でもあった。世界観は違うとしても、それは潔い生き方ではある。





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最終更新日  2017.07.30 15:02:29
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