講師田吹長彦氏は、バイロンの研究家「ヨーロッパ夢紀行」第一巻-詩人バイロンの旅-を刊行されている。「詩人バイロンとナポレオン」というタイトルだったが、バイロンは、21歳の時に、貴族子弟が当時流行りの grande tour をして書いた長編詩"Childe Harold's Pilgrimage. Canto I-II"(1812)が爆発的に売れた時、
・それこそ丸善から本も出版されている研究の成果がある内容なので、内容が濃い訳である。詩編の一部の翻訳を読みながら解説された。あのバイロンの詩編の溢れる感動の根源には、彼のヨーロッパ大陸の二回の grand tour にあったのではないか、と思えてきた。そしてバイロンは、ギリシャで他界した。21歳の時、一回目の旅をしている。そこに見えるのは、当時でも広い視野を求めてヨーロッパを遊学できた文化の高さだろう。