ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

2018.01.31
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種の絶滅の急激さとは、環境の急激さに必ずしも比例せず、緩慢な環境変化が進行し、ある臨界点

を超えた瞬間に一気に絶滅するのだという。たとえば、水生の生物は、じりじりと死んで行くのではなく、

ある許容範囲を超えると一気に絶滅するパターンをとるのだ。それまでは、元気に泳いでいるのだとい

う。他の種は平気だったりする。たった1乃至2度の境界線でしかないという。或いはその差はコンマ以

下もある。徐々に進む環境の変化に対して生物は、寧ろ鈍感でさえある。危険なものから逃れようと

する余り、その時期を見失うのかも知れない。自分に口実を与えて何時までズルズルと日々を過ごして

しまっている自分がいないだろうか。やがて、自分だけの「ヘイフリックの限界」が待つだろう。

身体を張ってひとは、生きているだろうが、上を向いたり、下を向いたりして前を見損なうらしい。


 今の自分に気づかないまま時は流れて、その時は深まるのであろうか。



いつもここに戻ってくる。そして繰り返す。生きている限り。





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最終更新日  2018.01.31 21:13:35
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