ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

2021.01.31
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関門海峡。






一日一日を、たっぷりと生きて行くより他はない。明日のことを思ひ煩ふな。明日は明日みづから思ひ煩はん。けふ一日を、よろこび、努め、人には優しくして暮らしたい。青空もこのごろは、ばかに綺麗だ。舟を浮かべてみたいくらい綺麗だ。山茶花の花びらは、桜貝。音を立てて散っている。こんなに見事な花びらだったかと、ことし始めて驚いている。・・・」。 (太宰「新郎」)



・太宰も意外なことを書いている。これも太宰の一面なのだろう。しかし彼には風景はものでしかなく見えるのは人間ばかりだった。もともと関心がないのだろう。綺麗か、そうでないかしか、「風景」はない。西洋人の美の原点はシンメトリーである。おそらく太宰もそうだったのだろう。


・へ2・・・私が読んで感じるものと講座の講義が相当違うのが面白い。専門家に感心することが多いが、何でそんな風に思うのだろうというところもある。どちらがどうのでもないだろう。文学は読者の解釈の自由がある。自己撞着した男がなぜそんなに自分を書くのだろうか。自家中毒してみせて快感なのだろうか。よくわからない。「死」が美学だと思っているとしたら、それは幼い。太宰も、すべてを捨てて、世界一周でもすれば良かったのではないか。





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最終更新日  2021.01.31 18:12:36
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