ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

2022.03.30
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 「桜の樹の下には」、



・小説?詩か。散文詩である(冬彦)。

・着想で成立している作品。

・桜のイメージ。爛漫と咲く。雪月花。美観。

・坂口安吾 桜の森の満開の下 虚空-風。

・陰惨さ。

・梶井の独自性がある。

・朔太郎「竹」の連想。

・ポーの作品。朔太郎。梶井に繋がる。

・調和と破壊の二面性を持つ。本能的。「猫まち」と「檸檬」

・透視する。

・梶井がふっと思いついた。「桜の樹の下には」・・・屍体が埋まっている。感覚的。

・知識は何の役にも立たない。理屈ではない。

・説明的。比喩的。

・繊細さ。精神には病的な感じがしない。

・透視術。

・「俺には惨劇が必要なのだ。」オリジナルのアイデアであること。普通ではないし当たり前ではない。



「雲」、



・「蒼穹」を連想。

・何を書きたかったのか?よく分からない。

・雲 断片 その二

・「夕暮れ、雲」 に梶井は関心がある。

・大きな落日を見たい。(「冬の日」)

・雲への関心が作品にみられる。変化を目で追う。

・精神の調和を求める。なるものとならないものがある。願望がある。焦燥感がある。途中で終わっているもの。見る対象に没入して行く傾向。

・同じことを書いている。別の表現になっているだけ。

・同じを見るか。そう見ないかは、個人差がある。

・梶井にある資質。志賀直哉に関心を持った。・・・理由。感覚が違う。

・彼の発想は、荒唐無稽ではない。ドッペルゲンゲル。

・シュールリアリズムではない。

・「今だ!」というその瞬間に拘る。ポーの作品にもある「黒猫」。ぼんやりとみていない。集中している。景色が変わる。安らぎを得られないことを書いている。

・「白雲郷」・・・理想郷のこと。

・漱石を愛読していた。谷崎ではない。

・見えない雲。(その二)

・空・海・・・同一化される。空から海を連想する。

・ネプチューンの絵

・視覚と聴覚

・その一、その二が繋がっていない。編集者が勝手に編集した。





「猫」、

・凡作。





「愛撫」



・小説。アイデアの連続。

・猫愛好ではない。

・束の間の平和。束の間の調和。瞬間だからこそ。

・思いつきの連鎖。ショート、ショート。幕切れ。

・星新一。「おーい出て来い」

・梶井は頭で作品を書いていない。



・大石修平「殺されたる范の妻」「城の崎にて」

・直哉「豊年虫」

・「剃刀」

・テキスト。吉野弘「I was born」

・読者が、好むか好まないかで違ってくる作品。

・猫の耳を切符切りでぱちんと切りたい。

・積み上げて壊す。

・耳が猫か。・・・爪が猫か。猫の手。

・「お前は直ぐ爪をたてるのだから」刹那。束の間の休息。休息では終わらない。

・あまり取り沙汰されない。先行論文もない。







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最終更新日  2022.03.30 17:00:28
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