ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

2023.04.26
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日本のバブルが崩壊するまで、それを予測していた人がいたのは言うまでもない。然し多くの人は、右肩上がりの「土地神話」に浮かされていたことは事実だろう。それは金融資本主義下のそのメインである金融機関が挙って片棒を担いでいたのだ。それを政府も黙認していた。国民も、豊かなモノのの社会を、当然のように考えて、その虹を渡ろうとしていた。ところがバブルが崩壊して、虹の橋は消えてしまった。崖から落ちるものが大量に出た。国民は奈落の底に落ちた犠牲者の悲惨な話を毎日のように聴くことになった。



 ・国民は、崩壊を目にした時、それぞれに描いていた個人の夢が破れたと感じていただろうか。「空白の10年間」は、そのために必要な時間だっただろうか。どうもそうではない。どうも甘い夢から、現実に目覚めた人もいれば、まだぼんやりして目の覚めない人もいるようだ。バブル崩壊は、一体誰の責任なのだろうか、バブルは外資に仕組まれたものではなかったか。それに易々と乗った政府や、金融機関ではなかっただろうか。それだけ無防備なシステムでしかなかったことを物語っているのだ。



 ・へ2・・・日本社会はこぞってバブルに酔わされ、自分の将来に対して甘い夢を抱いてしまったのではないだろうか。その夢が破れたことを誰もメールで知らせてくれるものはいない。手の裏を返されたように、国民は、悉く明日への橋が壊されてきている。或いは、もう自分の渡るべき橋はないかも知れない。そして、今度は自己責任で生きろと言われている。





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最終更新日  2023.04.26 15:34:59
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