今日のけーすけ＋α　２号店

年末に宿題やプリントを取りに
中学校へ行き、担任と話をしました。
そこで色々聞いたところによると、
不登校対策室は出席か欠席かの報告が
学校にあるだけで、実際の生活で
生徒が何をしているのかとか、
何を勉強しているのかといった報告は
全くないとのこと。
つまり、学校との連携はほぼゼロ。
そして保健室や養護教諭もいないので
体調面で不安のある子は心配。
反面、情緒級は学校と連携しているし
保健室もあるし、受験の際にも必要な
手を打ってくれるし…とのこと。
で、中学校の担任から聞いた話を
そのままドタ姫に伝えてみると
興味を示したので、今度はこちらを
見学することにしました。

不登校対策室よりも家に近く、新築の
校舎なのでとても奇麗な学校。
区立ですが、小学校と中学校が
一つの敷地内にあり、その一部に
独立して情緒級の校舎が建っています。
話を聞き、中を見て回るほどに
ドタ姫はここが気に入ったようでした。
でも、面接してくれた先生が
「ここには本当に色々な子がいるので
どんな状況であっても受け入れて
必要な措置を取ることもできます。
ただ、今ここにいる子たちと比べると
ドタ姫ちゃんはレベルが高いので
周りの子たちに違和感を感じるかも
しれませんね」と言われました。
ドタ姫は
「私はどんな人でも大丈夫です。
いろんな人がいることは知ってます」
と言っていましたが…

後日、仲良しのA香と犬の散歩をして
そのまま我が家に遊びに来て、
久しぶりに数時間ふたりで話して
とても楽しく過ごしたドタ姫ですが
ここで気づいたことは、ドタ姫が
一番求めているのは友だちだってこと。
情緒級にいけば、誰も苛めないし
ドタ姫のすべてを受け入れてくれる
けど、仲良しの友だちはいない。
新しい友だちはできても、多分
求めているような関係にはならないで
あろうということ。
ぶつかり合ったり認め合ったりして
激しい刺激の中で構築されてきたのが
今の友だち関係なのです。
ぬるま湯の中ではできないことでした。