春先のこの時期ならクール便じゃなくても温度の心配は無いでしょう。
自分の場合は8月の話だったので、不満と不安が強く出ての話です。

美味しく飲んであげてください。
今の時期だと、アスパラやキャベツ等を使った野菜系料理がドイツの白とよく合うと思います。
(2013/04/11 03:00:00 AM)

ken2137のワイン記録(たまにワインじゃないのもあるけど)

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Goodwin@ Re:【返品手続き】ゲアハルト伝説 最終章【事の顛末】(08/17) 貴方はゲアハルトにとって三千円弱単価で…
ken2137 @ >>テ ン カ ワ さん 結構普通の味でした。 値段なりには悪くも…
2010/08/17
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カテゴリ: 日想・雑文
今回の件のワインを返品 する手続きのためにゲアハルト本社に電話。
自己都合による返品となるので送料はこちらの負担になるだろうが、それはまぁよし。

返品の理由には「真夏の日中に常温配送されたため、ワインの品質に強い不安を覚えたためです」と答えた。
とりあえず、返品自体はOK。

そこでついでに、前回聞いて驚いたいくつかの事項について改めて質問してみた。



ken 「夏場でもクール便配送はしないのが社の方針と聞いたのですが?」

ゲア「はい、そうです。やはりクール便代が加算されますので、お客様の負担を軽減する為に
   特に注文が無ければ通常配送が基本となります。」


  (う~ん、会社として客のために良かれと思ってやってる事なのか。
  ワイン通販慣れしてると○月~◇月中はクール便をオススメしますと注意もされるし、
  自分で選択しない限りは、大体強制クール便になるだろという先入観があったのは確か)




ken 「甘口の白ワインなら高熱でも問題は無いと聞いたんですが?」




(少し位? キーワードだな。この「少し」の見解に決定的相違が生まれてる気がする。)


ken 「ワインの管理といえば、温度を上げない、光に当てない、過度に揺らさない、
   というのが自分の中の常識だったので、にわかには納得し難いですね」

ゲア「確かにそれも大事です。当社の倉庫内では常に定温管理を行っております。」


 (ありゃ?「熱くなっても平気」と言いつつもそこはそれ、定温管理の重要性は認識してる。
  やはり 少し位 がどの位かがポイントなんだな)



ken 「その“糖度が高ければワインの耐久力も高い”という理論は長期熟成における経年耐久力で、
   高温環境における耐久力とは別のものなのでは?」

ゲア「いえ、糖度の高さによる熟成への耐久力と高温への耐久力は同じものですよ。」


 (おおっと、ここで新説登場! 
  高温だと酸化が急激に進むから良くない、というのが有名な熱劣化説。
  しかし糖度が高ければ酸化劣化を防げるから高温も大丈夫、とかそういう事なのか?
  手作りジャムじゃあるまいし、これも納得いかんなぁ。
  そもそも細菌汚染を心配してるんではないし、コルク栓の噴出の懸念はどうなのよ?)


ken 「はぁ・・そういうもんですか・・・」
議論する気もさせる気も無いので、答えてもらっただけでもよし。本社の方とはここで電話終了。



この「少し位」というのが具体的にどの位の時間を指すのか?が問題。

自分は夏場のワイン配送なんて、それこそ生魚やアイス並に変質していってしまうと思ってるタイプなので、常温で移動する時間は数分から、長くても数十分以内が自分にとっての「少し位」。


しかしゲアハルトさんは倉庫から出して、業者に配達を依頼して、こちらに届くまでのおよそ24~30時間強(11日に受け付けた物が12日の夕方に届く)が「少し位」の感覚。
それで本当に大丈夫なのか!? 何度でも言うけど真夏だし・・。

明らかな性格の不一致w。
合う合わないで言えば、自分とゲアハルトさんとは“合わない”。



糖度の高さ = 熟成余地 = 熱への強さ というのも、今ひとつ根拠が理解出来ないし。

でもタイミングと偶然に過度に左右される奇跡を根拠に自信を持たれては困る、というのも消費者の立場。

まあワインにおける酸化劣化と成分と熟成の関係性に関しては諸説あるわけだし、
一方的に全否定は出来ないのも事実、とはいえ

『幾多の先人達が積み重ねた「こうすれば絶対に上手くいく」と定説化した経験則』
      と
『特定一社(マイノリティー)の未来型独自見解』

なら自分は前者を信じるし、信じたい人間。
やはり合わないんだな。



神経質と思われてもいい。ウザがられてもかまわない。クレーマー扱いすら本望。
一愛好者として、せっかくのワイン(酒)がその実力を発揮することなく散る可能性のあるやり方を
受け入れるのには強い抵抗がある。
もっと自分の会社の商品を、利益をもたらす源泉を大切に扱って欲しい。それだけ。


そうそう、前回の電話で「甘口ワインをクール便配送しないのは社の方針」
「甘口のワインは高温環境でも無問題、は社の共通見解」というのは本当だった。

前回の担当さんは無罪確定。
適当な事言って誤魔化そうとしてるんじゃ・・?とか疑ってゴメンナサイ。



その十数分後、 試飲の際にお世話になった社員さん から電話。


社員「私の不手際で多大な不安と迷惑をお掛けしてしまい、申し訳有りません」

ken 「いやいや、社員さんは会社の通常通りの対応を行っただけというのが分かりましたので、
   全く悪くありません。むしろこちらが悪者扱いしそうになったのを謝罪したい位です。」


 (この社員さんも、人柄は悪くないんだよな。知識と経験がまだ伴わないだけ。)


そして、商品を交換し、送料は私(社員さん)が負担し
今度はクール便で再発送するので返品を考え直してくれる様に説得される。

だが今更そんな申し出をされても、前回・今回のやり取りで、もはや商品の魅力以前に“合う合わない”のレベルで心の距離感が生じてしまっている。
無償交換してもらったとしても、とても美味しく飲める自信はない。
社員さんには気の毒だが、辞退させてもらった。


その対応を前回電話した時点でしてもらえてれば、話もかなり違ったものになっただろう。
社員さんも電話の向こうで残念そうではあったが、残念なのはこちらも同様だ。
穿った言い方をすれば見事な掌返しだが、掌の一つも返したくなる事情がある様だ。

話を聞いてみると、どうやら返品になった商品は担当した営業社員の買取りという形になってしまうらしい。
ゲアハルトェ・・・えげつねえな。怖ェーよこの会社。
会社が示した通常通りの手順を踏んで、それでも返品となれば末端社員がツケを払うシステムとは・・・。


唯一の救いは、社員さんも返品ボトルは自分で勉強のために飲んだり、友人・知人にプレゼントしたりで使い道が無いわけではないです、と前向きであったことか。
今回これが2400円のボトルが6本だからまだ良いが、5000~6000円のボトルが12本とかだったらどこまでポジティブでいられただろうか!?


というわけでken2137による、ワインハウスゲアハルト3部作wはこれにて一旦の結末を迎える事に。
今回の自分のケースが、今後の不要なトラブルを回避するためのマニュアル作りに活かされる事を祈ります。
夏場のクール便は大切。念のため、必要かどうか話を聞く位はしておいて損はないよ。

Gerhardt Wines3.jpg
ちょうど明日の午前中は曇りだし、気温が上がりきる前にヤマト運輸持って行こう。
通常配送の返品だからクール便で返品しなくても大丈夫なんだよねw。





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最終更新日  2010/08/17 10:32:14 PM
コメント(14) | コメントを書く


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すばらしい3部作だvvv  
テ ン カ ワ  さん
ホントにお客さんのことを考えてるならクール便でしょ。
返品はもちろん社の方針通りに(笑)今さら手遅れだぁ・・・  (2010/08/17 11:23:35 PM)

>>テ ン カ ワさん  
ken2137  さん
>返品はもちろん社の方針通りに(笑)
配達途中で噴いても自分のせいじゃないですからねw

>お客さんのことを考えてるならクール便
お客さんもそうですが、この時期ワインの事を考えるならクール便ですよね。
「最高の商品を最高の状態で提供」できてこそ、それが結果的にお客さんの幸せですよ。

あちらさんもB級品を提供するのは決して本意ではないはずです。
夏場の配送に対する見識が新し過ぎて付いていけない所があるのが惜しいですが。
(2010/08/18 04:20:32 AM)

Re:【返品手続き】ゲアハルト伝説 最終章【事の顛末】(08/17)  
ああもう、ご苦労様でした!!!
?年前なら話はわかるんですけど、いまどき会社の方針としていうこっちゃないですよね。ある意味自分ところでわけわからんのを輸入して、自分ところでセールスしちゃっているので、日本のワイン小売事情からかい離しちゃっているのかなー。 (2010/08/18 07:53:11 AM)

>>ささだあきらさん  
ken2137  さん
自社倉庫では定温管理してるというのなら、配送時も定温で運んだ方が絶対品質のためには良いはずなんですけどね。

「甘口ワインは高温でも平気」という未来型の常識を見直す機会が訪れない限り、
これからもこの方針は取られ続けていくのでしょう。

フィネス、ラシーヌ、稲葉みたいに“輸入業者”にファンがつくというのも理解できる話です。

とりあえず、ワインが好きな人に働いてもらうか、今働いてる人にワインを好きになってもらうか
してもらえれば、状況も変わってくるんでしょうかね。
(2010/08/18 11:59:09 PM)

もっと早く読みたかった…  
いま、この会社と悶着中です…。

辛口の白も赤も、パールワインも通常で届きました。
ありえない…。
清涼飲料水ですか??
クール便っていわなかったのが悪いようです。
お願いしていた領収書も入っていない…。
(2010/08/19 05:02:05 PM)

>>香和 みどりさん  
ken2137  さん
>辛口の白も赤も、パールワインも通常で届きました。
>ありえない…。
>清涼飲料水ですか??
えっ?みどりさんも夏場の常温配送被害者ですか・・!?
で、しかも辛口のワインも通常だったんですか?

となると、会社の言う糖度の高さ云々の話は全く関係無くて、根本的にワインに対する見識・教育が不足してるという事でしょう。

冬場~春先なら何も問題無かったんでしょうけど、脱酸素パックでもしない限り、夏場のこの暑さの中を通常配送してコルク栓のワインがただで済むハズがありません。

熱劣化ワインと普通のワインの飲み比べでもさせたら、今の方針を考え直してくれるでしょうか?
(2010/08/19 08:24:29 PM)

Re:【返品手続き】ゲアハルト伝説 最終章【事の顛末】(08/17)  
愛知のみぽ さん
名古屋のイベントで
ゲアハルトの人が来てて
試飲して…

甘口6本頼んでしまいました(~へ~∥)
後…2~3日したら届く予定ですが…

不安になってきました(;つД`)
(2013/04/11 12:10:11 AM)

>>愛知のみぽ さん  
ken2137  さん

Re:【返品手続き】ゲアハルト伝説 最終章【事の顛末】(08/17)  
Remi さん
そもそも船便で日本に入るまでの過程を考えると無意味もいいとこ
この会社は日本で無名の良質ワインをヨーロッパで安く仕入れて日本で中途半端な値段で紹介する企業。
無名良質ワインがどうやって日本に届くか考えると、日本国内での輸送方法なんて、ねぇ。 (2013/06/01 06:46:18 PM)

>>Remiさん  
ken2137  さん
>そもそも船便で日本に入るまでの過程を考えると無意味もいいとこ

まあそれを言ったら、そもそも日本自体が欧州圏のワインを飲むのに適さない国という事でもあるんですが、そこをクリアーするためにリーファーコンテナだったり、温度変化の軽微な(と言われてる)船底を指定して積み入れたりするのでしょう。
実際にリーファー便であるのか、船底に積んだのかを確認する術は末端消費者には皆無ですから、そこは業者を信用するしかありません。
優良とされるワイン輸入業者は、取扱いワインの質と同等以上に輸送の質も気を使ってますから、無駄・無意味にどれだけ抗えるかも業者の良心と実力の内です。


>この会社は日本で無名の良質ワインをヨーロッパで安く仕入れて
>日本で中途半端な値段で紹介する企業。

せっかくの良質ワインなら、やっぱり可能な限り良質のまま届けて欲しいですよ。
それで1本当たりの単価が上がってしまうのであれば、それはやむなし。必要経費が商品単価に上乗せされるのは当然です。
口では良質・高級・安全とウタいつつ、扱いは不可解にぞんざい、価格も決して安くはなく、あげく売ったら売りっぱなしでは、会社の在り方を疑われかねないのも覚悟の上なのでしょうか?
彼らなりの根拠と信念を持ってやってるのなら全否定はしませんが、それを消費者として受け入れるかどうかは別の話という事で。


>無名良質ワインがどうやって日本に届くか考えると、
>日本国内での輸送方法なんて、ねぇ。

過熱(温度変化)による変質リスクを可能な限りクリアーしようとしたら、もう全ボトルのスクリューキャップ化かバギンボックス化位しかないでしょうね。
それとて完璧かどうかは分かりませんが、熱そのものが問題なのか、酸化の仕方が問題なのか、酸素の量が問題なのか、その辺がハッキリと解明されれば、業界全体で自ずと結論が出るのでしょう。
(2013/06/04 02:58:09 PM)

Re:【返品手続き】ゲアハルト伝説 最終章【事の顛末】(08/17)  
ごんたぱぱ さん
宅配便のワイン1本が割れて届きました。幸い割れたのは1番安い2,400円のものでしたが、1本1万円のものを含めて、ほかの14本はラベルや箱はびしょびしょで玄関はワインの香りで酔いそうでした。一本は交換してもらいましたが、やはり配送管理はまったく信頼できないと感じました。せっかく好いワインに出会えたと思っていましたが、残念。 (2014/08/23 05:30:48 PM)

>>ごんたぱぱさん  
ken2137  さん
>宅配便のワイン1本が割れて届きました。
>幸い割れたのは1番安い2,400円のものでしたが、1本1万円のものを含めて、
>ほかの14本はラベルや箱はびしょびしょで玄関はワインの香りで酔いそうでした。
Oh・・・、やはりというか何というか、緩衝材無しのノーガードでは遅かれ早かれ破損事故は起こるだろうとは思いましたが、他商品の二次被害も想像以上ですね。

自分は酒の販売や配送の仕事に関わった事はありませんが、ガラスボトルをエアキャップ袋に入れたり、箱に古新聞紙を詰めたりする手間のコストって、そこまで惜しまれる程大きなものなんですかねぇ?

少し前のすき屋(強盗被害額よりも食券機の導入・維持額の方が大きいからあえて対策立てないスタイル)リスペクトw?
一顧客の商品の保護コストより全体での破損ボトルの交換費用の方が安いからノーガード戦法。

色々と お気の毒様でした。
現在は状況改善してるといいですね。
(2014/08/24 12:55:33 AM)

Re:【返品手続き】ゲアハルト伝説 最終章【事の顛末】(08/17)  
Goodwin さん
貴方はゲアハルトにとって三千円弱単価で最小ロット6本の面倒臭いクレーマーとして認定w (2019/09/08 06:35:57 AM)

>>Goodwinさん  
ken2137  さん
「こういうクッソ面倒な奴いるから、初夏~秋口はクール便にするかお客さんに聞いておこうね」
というマニュアルがゲアハルトさんに出来てくれたのなら、クレーマー認定本望ですww。

最安価格帯商品を最小ロットということで、結果的には担当営業さんも最少ダメージで済んだ事になりますねw。
今はどうか知りませんが、"返品商品は担当者の自腹買取り" というシステムは恐ろしくはありますが、
思い切り前向きに捉えれば、あなたが自分で金払って飲んでも良いと思える商品をお客さんにススメなさい、
という方針に感じられなくもないです。
それならもし返品になっても(心情的に多少は)割り切れるでしょ!? って会社の目に見えぬ圧力w。
(2019/09/16 12:36:48 PM)

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