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それは、カレの話から始まりました。
「最近、仕事の現場に行く間にすごくかわいい子猫がいるんだよね!」猫好きのカレが満面の笑顔で言うのです。そして「すごく小さくて多分、捨てられた猫だと思うんだぁ…。あんな人里ないところに…。」と続けました。かわいそうだなぁ。とは思っても家には二匹の猫がいて、さすがに三匹目を考えると無理なので、誰かいい人が拾ってくれることを祈ることしか出来ませんでした。
2・3日後また、仕事から帰ってきたカレが言うのです。「まだ、あの猫がいるんだよね。同じところに…。」今日は暑さ30度もいく暑さ。きちんとご飯は食べているだろうか、お水は飲めているだろうか…。心配になっていた私達。顔を見合わせて「うん、行こう」私達はその猫に会いに行くことに決めました。
確かに野良猫に餌を与えてしまってらそこにいついてしまうのは分かっていました。でも、そこが街中ならまだしも、そこは町外れの車も1時間に3台通るか通らないかの場所。せめて、水だけでも…。と思い。私達は行くことを決めたのです。
・・・。
結果は。交通事故にあって亡くなっていました。途中を書こうと思いましたが、悲しくて書けませんでした。つい一時間前にはカレが見ていたのに…。本当に悲しくて。無力で。なんともいえない気持ちになりました。
人間のエゴで飼われ、捨てられ、なんであんな形で最後を迎えなければならなかったのか。可愛さだけで飼うのなら誰にでもできます。でも、彼らは生きているのです。私達と同じように。一度飼ったからには最後まで看取る覚悟が必要なんだと思います。
私は家に帰ってから二匹の猫を抱きしめて、今ここにある命の尊さを考えました。こんなに小さな体にも…。もっと愛して二匹と向かい合っていきたいと思いました。
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