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梅田芸術劇場 DC
で本日千秋楽を迎えた 月組『瑠璃色の刻』
を観に行ってきました。
まずは改めまして、 美弥さん、単独初主演おめでとうございます
入り出の美弥さん FC
の方の数と言ったら・・・すごっっ多いですね〜
ルイ 16
世の時代、伝説の錬金術師サンジェルマン(美弥るりか)が宮廷に現れ時代の寵児となる。
が、実は本当の彼はサンジェルマンに瓜二つの元旅回り役者のシモンで、幼馴染のジャック(月城かなと)と共に宮廷で美味しい汁を吸おうという魂胆。最初の内は上手くいくものの、サンジェルマンとして生きていこうとするシモンと、次第に貴族社会に馴染めないジャックとのすれ違いが生まれ、苦悩しつつ道を違えていく。
ヒロインとして二人の幼馴染で旅回り劇団の女優アマデール(海乃美月)が出てくるのですが、恋愛要素はほぼ無しなので、宝塚のヒロインとしてはちょっとお気の毒です。
話としては賛否両論聞こえてきていますが、かなとくん目当てで行った身では、すごく満足
登場シーンから貴族になりすまし、次第に疑問を持つようになる1幕は、
ありとあらゆる顔のかなとくんを拝むことが出来ました。
シモンの美弥ちゃんとの軽い掛け合い、悪だくみは軽妙に、
ネッケルのまゆぽん(輝月ゆうま)にちょっと「ふふん」と言う感じで微笑むところ。
本当にいろんな表情をするのです。
そして2幕の苦悩と決意。
月組生として初めての公演で、本当に美味しい役を頂いているなあと思いました。
そうそう、髪の色がポスターやスチールと比べ大分明るい色になっていてこの方がずっと良いです
シモン(サンジェルマン)の美弥さんはポスター通りの麗しさでした
月組は比較的観ているかなーと思うけれど、
どちらかと言えばちゃぴちゃん(愛希れいか)を見ていたので、
美弥ちゃんはいつもヘアスタイルを工夫されているなあくらいの印象しかなったのです。
まじまじと観たら、すっごく華奢な方でびっくりしました
でも、その華奢な感じがサンジェルマンとしての繊細な部分にピッタリでした。
賢者の石を持って踊るシーンの表情はとても色っぽくて魅力的です。
初単独主演なんて感じではなく、中心で演じることに違和感全くありませんね。
アマデールの海乃美月ちゃん。
アントワネットの前でバレエを踊るシーンは素敵
どちらかというと、海ちゃんの印象は素朴な感じなのですが、
貴族に親を殺され貴族を恨んでいる娘の役は、イメージに合っていました。
実は…あんまり若さを感じないというか、もう少し華やかさがあるといいのにな〜
と思う娘役さんなのです(海ちゃんファンの方怒らないで)。
歌も踊りもお芝居もお上手なので、ちょっと勿体ないなあといつも思ってしまいます…
もともと面長さんなところにちょっと痩せ気味だからかな。
お顔だけもう少しふっくらされたらもっと華やかさが出るのではと思っております。
そうそう、アントワネットと対峙した際の台詞。
あくまでも台詞なので海ちゃんのせいではないのですが、あの口調はないなーと思いました。
「あなた」呼びでしかも全く対等。
「あなたに何がわかるっていうの?」とか。
同じ内容を言うにしても、やっぱり「ですます」調の方が自然だと思うのですがねえ。
他に印象的だったのは、何と言ってもマリー・アントワネットの白雪さち花さん。
こちらもこれまでどんなお役をされていましたっけ?
というくらいの知識しか持ち合わせていなかったのですが、
立ち居振る舞いからヘアスタイルまで、本当に素敵なアントワネットでした。
断頭台へ向かう前の歌もお見事でした!
月組にこんな素敵な娘役さんがいたのですねえ。
ちゃぴちゃんと組長さんばかり目立っていたけれど、
もっとこういう娘役さんを重要な役に起用してほしいです。
ルイ 16
世の光月るうさん。
おっとりしたいかにもベルばらとかに出てくるルイ 16
世という感じを好演されていました。
ロベスピエールの宇月さん。
今回のロベスピエールはストレートなタイプ。
ネッケルに怒りを向ける仲間たちを抑えるところとか思慮深い。
でも、もう少し出番があっても良かったと思うのですが、勿体ない無い・・・
それから、どうしても書いておきたい方がお一方。
ロベスピエールのお仲間、革命家のクートンを演じた颯希有翔さん。
今まで全く覚えがない(ごめんなさい)、研8さんかな?
この方、お化粧のせいなのか、私にはだいもん(雪組・望海風斗)によく似て見えてしまって、
出てくる度に似てるなー、似てるなーと気になって仕方がなかったです。
演出は盆があるわけではないけれど、とスカステでも話されていましたが、
まるで盆があるみたいでした。
サンジェルマンの影が扱う、パネルを何枚も使った演出も面白かったです。
サンジェルマンの影って、なんかエリザベートの黒天使みたい。
革命シーンの銃を持って踊るシーンは皆さんカッコ良かったですね〜
2回観てきましたが、そのうち1回は DVD
撮りでした。
かなりなハプニングもありましたが、そのシーンは差し替えるのかな。
初見の人にはハプニングとは取れないくらい、上手に演者が処理されていましたが。
あれはあれで素敵な演出だったかも。
そうそう、忘れてはならないフィナーレ。
宝塚初お目見えの良知先生。
良知?良知、良知・・・えっ良知君
そう、元ジャニーズで今は舞台を中心に活躍されている良知真次くんですよ!
『ブラック・メリーポピンズ』ヨナス役で音月桂ちゃんと
『ダンス・オブ・ヴァンパイア』ではアルフレートで舞羽美海ちゃんと共演
(アルフレートはおとぼけ感が良かったよ〜)
M V
『 Resonance
』音月桂 初企画・プロデュース良知真次 初監督もありましたね。
あまり宝塚では見ない振りやフォーメーションで面白かったし、カッコ良かった。
男役さんが皆でジャケットをバッと広げるところなんて、いかにもジャニーズ
かなとくんはスカイレポートで、舞台袖で練習しているというターンも決まってて良かったです。
娘役さんたちを大勢引き連れて踊って、手をひらひら?させる振りとか見たことない。
このシーンの娘役さんの衣装はるろ剣フィナーレの娘役さんたちの衣装ですね。
しかも、美弥ちゃんと海ちゃんのデュエットダンスの衣装は Shall we
の壮さんとあゆっちの衣装。
ということは、新人公演でかなとくんも着た衣装ってことですよね〜
なんか感慨深い。
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