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こんにちは、坂本です。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
現在コロナの影響で、いろんなものが、
「集まること」から「離れること」に
大きくシフトしていますね。
塾や学校はオンライン化が進み、家で勉強をする機会が増えました。
企業でもテレワークが広がり、
一人で仕事をするという
自分を律する力が問われています。
しかし一方で、
家族間の距離は縮まった部分もあります。
最近は、パパが赤ちゃんを抱っこして
歩いている姿、自転車に乗っている姿
をよく見るようになりました。
外食に行かずになるべく自炊する。
塾などを使わず家で勉強する。
勉強も、家事も、習いごとも、
「できるだけ自分たちで何とかする」
という方向にシフトしています。
では、具体的に、
この時代の家庭学習には
どんな要素が必要になるのでしょうか・・・?
私は3つあると思います。
1.自学自習力
2.親子の関わり方3.オンラインの活用
今までも1,2の要素は大切でしたが、さらにその重要性が増していると感じます。
そこで今日は、
この3要素について大事なポイントを
簡潔にお伝えしたいと思います。
ぜひ参考にしてください。
■1.自学自習力───────────────────────
子どもの自学自習力はどう育てるのか・・・?
これはとてもハードルが高いと思われがちですが、
じつはそんなに難しいことではありません。
ポイントは、
勉強のやり方である「型」を教えることです。
最初は、毎日やることを決めます。
たとえば小学生なら、
・漢字
・計算
・音読
なんかが宿題でよく出ますが、そうしたものでもいいのです。
毎日1つにつき3分くらいで終わる内容でいいので、そうしたメニューを3つ、4つ設定します。
・漢字 5分
・計算 3分
・音読 2分
といった具合です。
メニューが決まったら、勉強開始時間を決めて下さい。
たとえば、毎日17時から始めると決めるのです。(親子の話しあいで開始時間と内容を決めます)
メニューと開始時間が決まったら実践です。
17時になったら「5時だよ」と伝えて、勉強をスタートさせます。
はじめはなかなか机に座らなかったり
逃げたり隠れたりするかもしれませんが、それでもまずは机に座らせて、
「1分だけでもいいので」と勉強を始めさせます。
すると1分やれば、もう少し続けられるので、
メニューを参考に、毎日やることをさせてください。
これを続ければ自然と「勉強の型=自学自主力」が身についてきます。
中学受験をする子であれば、
そこにプラスして1つか2つくらいの
内容を付け加えます。
算数や理科、社会といった科目の学習を
そのあとに加えて学習させればよいです。
何をさせたらいいのかわからないという場合は、
先月、改訂版をリリースした
サクラサク中学受験 https://www.jukenbible.com/
などを参考にしてメニューを決めるとよいです。
このように
・毎日やることを決め、
・開始時間を決め、
1分でもいいからと机に座らせていく
習慣を付けていけばよいのです。
慣れてくれば、自分一人でも勉強をはじめられるようになります。
そうしたらうんと褒めてやりましょう。
すると、自信が出てきて、
自分から勉強を始める機会が増えていきます。
■2.親子の関わり方
───────────────────────
次に、親子の関わり方です。
親子の関わり方については率直に言うと「親の忍耐」が求められます!
親は、自分ができることができないと
なぜかイライラしてしまう生き物です。
子ども視点で考えることがとても難しい。
だから、ここは「忍耐」だと割り切って
子どもの学力向上のために、耐え忍ぶ覚悟が必要です。
なるべく口をはさまない、手を出さない、
子どもが考えている時間を邪魔しない、
イライラしない、で待つ。
「そんなこと言ってたらいくら時間があっても足りない」
そう思うかもしれません。
でも、口出し手出しすることで勉強がうまく行きますか?
親子バトルになったり、子どもがイライラしてきたり
子どもの思考力が弱まり、身につかず、これは悪循環です。
(※時間が気になる場合は タイムを設定するか時間を記録するとよいです)
親が勉強を見るときは「忍耐」がとても大切です。
そして、もう1つのポイントは、
「子どもの自信を育てること」。
自信が育てば、子どもはやる気になります。
やる気が出てくれば、勉強にもいろんな面にもよい影響が出てきます。
やる気と自信を育てるのに大事なのは、
・ほめる(驚く)こと・成長を指摘すること です。
「ほめる」ことは上から目線ですが、
「驚く」ことは横から目線です。
ですので、できるだけ凄いなぁ!と驚いてあげることで相手を持ち上げるのが大切です。
成長の指摘については、半年前の本人と比べて、
こんなにできるようになったよ、タイムが縮まった、
そうした客観的な部分を見せたり指摘してあげることです。
こうしたことをいろんな方向から伝えていくと
どんどん自信が出てきて、やる気になっていきます。
そうするとこちらが何も言わなくても、
自分からやりたいと言うようになります。
「親の忍耐」と「褒めること」。
ここからはじめてみてください。
■3.オンラインの活用───────────────────────
最後に、オンラインの活用です。
勉強面でも集まることができなくなりつつある今、オンライン学習に慣れておくことはとても重要です。
現在のオンライン学習には3つの型があります。
(1)ビデオ配信型
(2)セミナー型
(3)マンツーマン型
(1)ビデオ配信型
ビデオ配信型は、Youtubeのように、
スマホやPC上で視聴するだけなので、
とてもカンタンです。
いろいろな講師の授業が自宅で気軽に受けられます。
必要な情報にアクセスできれば、
誰でもすぐに見て学ぶことができるので
ハードルは低く、オンライン学習スキル
としてはあまり難しくありません。
(2)セミナー型
こちらは少しスキルが必要です。
最近では集団塾の授業をZoomを使ってオンラインで実施していますね。
Zoomはもはやオンライン学習の
基本ツールになっていますので、
使い方には慣れておいた方が良いです。
またこのセミナー型では、
時間を合わせて皆で授業を受けるので、いっしょに勉強をする参加者の姿が見え、
緊張感を持って参加することができます。
先生と生徒とのやり取りもリアルタイムで
できますので、塾や学校の授業をそのまま
自宅で受けられる、そんなイメージです。
(3)マンツーマン型
最後はマンツーマン型です。
私は4年前からオンライン家庭教師「まなぶてらす」を運営していますが、こちらがマンツーマン型になります。
SkypeやZoomを使って、先生と生徒が
双方向でコミュニケーションを取りながら
授業を受ける方法です。
マンツーマン型なので、
その子の志望校に合わせた対策、
弱点分野に沿った指導が可能です。
生徒の受け答え方やノートの取り方から、
本当は何がわかっていないのかを見つける。
先生と保護者とのコミュニケーションも
しっかり取れるなど細やかな指導が可能です。
(先生との相性が合わなければ変更も可能)
たとえば、まなぶてらすの先生は
次のようにオンラインで勉強を教えてくれます。
・おおすみ先生
(中学受験~大学受験まで、国数理英まで幅広く対応)
https://www.manatera.com/wte/prfdtlfrm/1218
・りかこ先生
(理科・英語指導に強み、柔らか字体の手書き板書)
https://www.manatera.com/wte/prfdtlfrm/1253
・なかはら先生
(中学受験~大学受験まで、この道20年以上のベテラン講師)
https://www.manatera.com/wte/prfdtlfrm/1198
・またきち先生
(高校数学専門講師!基礎がため~難関医大対策まで)
https://www.manatera.com/wte/prfdtlfrm/1160
まなぶてらすは現在200名の先生がいますが、好きな先生を選んで受講することができます。
親子でオンライン学習スキルを伸ばすのにも
ちょうどよいと思います。
ちょっとしたPCスキルがあるだけで、
世界が大きく広がりますので、お子さんのオンライン学習スキル向上のために
活用することを検討してみてください。
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以上、
1.自学自習力
2.親子の関わり方
3.オンラインの活用
の3要素について大事なポイントをまとめました。
それぞれ家ですぐに実践できることばかりです。
ただ読み流すだけではなくて、1つでもいいので実践をしてみてくださいね。
皆さんのお子さんに必ずよい変化が出てきますから。
家庭学習コンサルタント
坂本 七郎
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