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花と実と魔女と
07オーストリア2
2007・9・4
SLで1800mの山に登る ☆ シャーフベルク山
湖水地方、ザルツカンマーグートの
ザンクト・ヴォルフガングに下船し、
SLでシャーフベルク山に登ります。
小さなSLですが、石炭ならぬ、
オイルを燃料として走らせます。
そして、この登山鉄道は、
110年前から開通してるそうです。
こちらが乗り口に掲げられた看板。
看板の写真の右上を目指し、
頂上では360度の絶景のパノラマが楽しめるはず!?
湖畔に広がる草原と湖を後に
SLは頂上目指して走り始め、
ミニSLは私達の期待を乗せて
急な山道を力強く進みます。
眼下に広がるヴォルフガング湖が眩く輝いて・・・
SLは山をどんどん登っていきます。
頂上は1783メートルと言いますから
この辺りが中腹より上となるのでしょうか。
結構高いところに来た感じ。
いざ着いてみると、
なんとガスがかかっていて、
肝心の360度のパノラマは霧の中・・・
機関車は前後が反対に接続されています。
こんな絶壁の続く山の
てっぺん近くまで来たんですよ~
頂上は気温も低く、山小屋では、
またまた温かい飲み物が恋しい・・・
夏とは思えない、重ね着ファッションで、
みな、コーヒーや例のココアを飲んで暖をとります。
売っている絵葉書を眺め、
本来見えたはずの景色を
小さな絵葉書の中に見ては、がっくり。
あ~、こんなこともありますわね~。
片道40分のSLの旅、
今度は下山のための整備に
SLマンは余念がありません。
私達の安全の為にありがたいことです。
片や岩肌が迫り・・・
片や絶壁・・・
霧に覆われてあまり見えないのが、
功を奏したのかも・・・
本来は、結構な難所続きで
ドキドキもののSLツアーだったのですね。
(霧に隠れてしまっているのも、
こういうときは良いかも)
ふ~、無事、湖がくっきり見えてきました。
こんなわけで、せっかく期待した絶景を
360度パノラマで楽しむことは出来なかったけれど、
霧で見えなかっただけに、
記憶の奥底にシッカリ刻み込まれた
シャーフベルグ山・登山電車の旅となりました。
なお、この電車はあのサウンドオブミュージックでも
子供達が乗って楽しんだシーンに登場するようです。
(わたしは記憶にないので、映画観て確かめなくっちゃ)
2007・9・11
町並みが楽しい ☆ ザンクト・ヴォルフガング
登山鉄道でせっかく登った
頂上からの絶景は見えずじまいでしたが
ここザルツブルグ郊外の
ザンクト・ヴォルフガングの町の風景は、
まさに絵葉書のような!?美しい町です。
ベランダや出窓は何処も、お花でいっぱい♪
このザルツカンマーグート一体は世界遺産なので
観光客向けのお土産屋さんも並んでいます。
バラの花も売ってます!なんて・・ね。
薔薇の形をした石鹸、
お土産にしたかったけれど、
花びらを痛めない様に
持ち帰るのは大変そうなので、
写真だけで満足することに。
赤い花は、
我が家のマリアカラスに、とっても良く似てます (*´艸`)
こちらは、お菓子やさん。
量り売りですね~、その辺り、マイバックが注目され始めた
日本人のわたしたちには、エコを感じます。
というか、ヨーロッパでは
こういう風に量り売りのお店あちこちで見かけます。
考えたら、必要な分を買う、当たり前のことだけれど、
日本からその商習慣が消えたのはいつからだったでしょうか?
観光馬車はココにもいました(^.^)
これはザルツブルグでも見かけた
木の実グッズ。
木の実と香りの飾り花
「トロッケンゲシュテック」の専門店もあります。
八百屋さんも、カラフルでポップな感じがするのは
食いしん坊 HANA魔女の思い込みでしょうか?(笑)
右側のピンクの建物(白い馬の飾りがあります)が
ラルフ・べナツキー作曲オペレッタ「白馬邸にて」の
舞台になったホテル。
湖畔の町ザンクト・ヴォルフガングが
15世紀に建造された巡礼教会を中心に、
叙情豊かで、息を呑むほどの景勝地だということに、
まったく予備知識なしで訪れた私は、
ただただ、驚きました。
2007・9・12
花いっぱいの巡礼の町 ☆ ザンクト・ヴォルフガング
昨日に続いてご紹介する、
ザンクト・ヴォルフガングの町並みは
すっごく、美しい・・・。
建物もこんな感じでおとぎの国のよう。
私達のランチをとったレストランも
内部は新しくて、綺麗。
最初はグー♪ではなく、
最初はサラダ。(^.^)
そして湖畔の町ならではの鱒(ます)料理。
このグリルは、新鮮なお魚だったのでしょう、
かなり美味しかったです。
以前、南仏で食べたのは・・・X△Xでしたから
鱒と聞いたときは、アリャと思ったのですが・・・(笑)
クレープも好物!
私にとって、うれしいデザート。
こちらが、この街の中心
976年に聖ヴォルフガングによって建てられた巡礼教会。
伝説によると、聖ヴォルフガングが
湖のほとりで修行中
「その手にしている斧を投げよ、落ちたところに教会を建てよ」
とお告げがあり、それに従って建てられたといいます。
この教会を多くの人々が訪れ巡礼の町として発展したそうです。
教会は一度火災にあいますが、
1477年には現在のゴシック様式教会が完成。
コンパクトながら、内部は荘厳な感じがして
巡礼者の気持ちに近づける感じがします。
こちらがゴシック様式の扉付き祭壇。
チロルの芸術家ミヒャエルバッハーによって10年がかりで製作され
1481年に備え付けられたそうです。
そしてこちらの、バロックの祭壇は
1676年に製作されたといいますが
その輝きは今も変わりません。
教会に必ずある、パイプオルガン、
そして天井の作りも美しいですね。
教会から出ると、
向かい側のカフェにはパラソルの花がさいていて
壁面の絵、これまた素敵です。
この町を散策すると、写真のような建物が
次々現れ、首をクルクル、目をキョロキョロ。
窓辺にこぼれるように咲く花、花、花。
次々カメラを向けたくなります。(笑)
いや~、この町も!本当に美しく
もっと、もっと時間をかけて散策したい所でした。
そして、次回の日記では
今回の旅行中、最も素晴らしかった町のひとつ
ハルシュタットに行くことになります。
2007・9・14
世界で一番美しいと言う湖畔の町 ☆ ハルシュタット
昨日ご紹介した巡礼の町
ザンクト・ヴォルフガングを後に
ずんずんと山の中へ分け入ります
(バスでだけど・・笑)
岩肌が荒涼としていますが
これも塩が採れる岩山を感じさせます。
緑の山肌に走っているのは
ハルシュタット塩坑にいくケーブル。
(これには残念ながら乗りませんでした)
ケルト語で「ハル」とは塩のこと。
世界最古の岩塩坑がここにあります。
見渡す限り、
荒涼とした風景のハルシュタット湖、
山間の湖だというのがよく分かる風景です。
そんな湖畔の一隅に
ケルト文明の発祥とも関わる
山肌に張り付くような
「ハルシュタット」の街が突然出現ます。
この小さな町は歴史的価値と自然環境の保護から
1997年、ユネスコの世界遺産に登録されました。
実は、この街や、この風景、
「世界で一番美しい湖畔の町」といわれており
カレンダーにもよく登場します。
そのことを、帰宅して、
自宅のカレンダーに発見(笑)
この街は、徒歩で十分観光できる広さで
さっそく、歩いて街中を散策。
大きなイチヂクの木があり、
実もたわわですね~。
そして、どの家も、花の彩が鮮やか!
本当に、惚れ惚れするほど、美しい・・・
ハンギングバスケットにゼラニウムを多用するのは
花色が美しいだけでなく、
窓からの虫の侵入を防ぐ意味もあるって、
ご存知でした?
不肖 HANA魔女、最近ようやく知りました。
ドイツ語が読めなくとも、
ケルト語がよめなくとも・・・
ちゃんと日本語の看板で「ハルシュタットの岩塩」って
書いてありますね(笑)
このお土産屋さんの岩塩、
色とりどりのガラスのビンが
特にうつくしい・・・
思わず、手にとってしまいます。
ついでに写真も撮ってしまいましたが・・・
(お店の方、ごめんなさい、
ココでPRして許してもらおう)
瓶には、トールペイント風な絵も描かれていて
お土産にもオシャレ♪
でも重い・・・ので買いませんでした。(笑)
*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。..。:*・゜゜・*:
次回はハルシュタットのマルクト広場を中心に
岩肌に張り付くように建つ
可愛い家々をご紹介します。
それにしても、ここオーストリアの
ザルツカンマーグート(湖水地方)って
エリア丸ごと、おとぎの国なんです!ね。
2007・9・14
世界で一番美しいと言う湖畔の町☆ハルシュタット・パート2
こちらも、ハンギングのお花が
とても綺麗に咲きそろっています。
昨日ご質問いただいたのですが、
この花は何でしょう?
はるか、上のほうなので、
カメラには収めましたが
近くで確認できず、
ペチュニアかな~ゼラニウムかも・・?って
今尚、謎です。スミマセン。
こちらは、お土産屋さんの店頭。
キャンドルのケースは岩塩でしょうか?
さすが塩の町です、オシャレですね。
上はフレッシュフルーツもどきの石鹸で
(ガラス越しなので、たぶん・・・)
下は、ハーブ入りの石鹸。
この町は湖畔のそそり立つ岩肌に
張り付くように家々が建っています。
古くから集落の中心である
マルクト広場には、噴水があり、
様々な市が開かれ
人々の憩いの場所になっています。
限られたスペースに、
上手に可愛い家々がたっています。
その屋根の形も、凝ってますし
町並みの感じが揃っていて、
よりいっそう美しく感じますね。
マルクト広場に面してカソリックの教会があり
他に、写真の、
時計台のあるプロテスタント教会も
直ぐ傍にあります。
カソリック教会がほとんどのオーストリアで
プロテスタント(=新教)の教会が
一緒に建っているのは珍しく、
宗教改革の時代に新教を支持する人々が
この地に移り住んだからとも伝えられています。
この町の道路は
車一台がやっと通りぬけられるほどの
細い道で、
教会に向かう通りもご覧の通りです。
こんな風景は、
ヨーロッパの観光資源となっている
古都では珍しくなく、
いまだにそのままで暮らしていますから、
世界からやってくる観光客は、
もっぱら歩け、歩けになるわけです。
今回の旅も、1日、4~5数時間歩くのがフツウです。
画面中央、豊かな緑の中に
一筋の滝が見えますでしょうか?
こんな風に水が豊かだということも
塩坑の町、ハルシュタットの
暮らしを支えてきたのでしょうね。
公道?をまたぐように建つ
二階建ての建物も、面白いですね。
いつから建っているのでしょう?
きっとこの道も、
かつては一人の領主の敷地内だったのでしょうね~。
ログハウス?のスーベニアショップ。
ナチュラルな感じが、
風景にマッチしています。
この花は、色からもゼラニウムでしょう。
暑い盛りでしたが
薔薇もきれいに咲いていましたよ(^.^)
これぞ、ハルシュタットの景観!
この風景もどこかで見たことがあると思いませんか?
そうなんです、カレンダーに良く登場する風景なんです。
ハルシュタットに、何の予備知識も持たず、
ツアーの一訪問地として訪れた私にとって、
山に囲まれた湖畔の小さな町は
HANA魔女 2007年夏イチ押し!の景観として
深く心に残りました。
夏も終わろうという今日、
ハルシュタットの思い出を写真に見るとき、
いつの日か、再びこの風景に抱かれたい!
もっとゆっくり散策したい!と、心から思うのです。
2007・9・22
湖畔の町をあとにして ☆ ザルツブルグ・パート2
世界で一番美しいと言う
湖畔の町☆ハルシュタットから
モーツァルトの町、音楽の町として知られる
前泊したザルツブルグに戻るバスからの風景。
写真はヴォルフガング湖、
遠く対岸、ほぼ中央には白い教会がみえます。
湖水は澄んで美しく
一帯の緑と水は
無言で見とれてしまう清らかさ。
この時は8月初めで夏真っ盛りですが、
湖を抱く風景はしっとりと落ち着いた感じで
ひたひたと満ちた湖水が
私達の心に安らぎを注いでくれるようです。
ザルツブルグに戻って、
夕食のレストラン外観。
このレストランは、ホテルのレストラン部門で
屋外にはテーブルセッティングもされていて、
ヨーロッパの人が短い夏の太陽を
楽しもうとする現れでしょうか。
私達の席は、屋内でしたが・・
1日歩いた後は、室内の方が落ち着きますから
内心ホッ。
こちらの郷土料理のスープ。
レバークネーデルズッペ。
ほぐしたパンに牛レバーを入れて作った
団子(クヌーデル)が入ったコンソメスープ。
メインは、ターフェルシュビッツ
(スパイスを入れてじっくり煮込んだ牛肉)
そしてこちら、郷土菓子だそう・・・
ザルツブルガーノッケル
砂糖と小麦粉をメレンゲに混ぜて焼いたデザートです。
こうして、オーストリア、
ザルツカンマーグート観光に感激した
長い一日は暮れていくのでした・・・
実は、ツアーメニューでは
この後も演奏会が用意されているのです。
つづきは、また・・・
2007・9・23
ミラベル宮殿と庭園 ☆ ザルツブルグ・パート3
トロリーバスが走っている風景も
のどかなザルツブルグ。
夕食のあと歩いて、
ミラベル宮殿に向かいます。
歩きながら外観だけ拝観した
「聖アンドレー教会」
こちらがミラベル宮殿の
大理石の間に向かう入り口。
ミラベル宮殿は1606年、
ヴォルフ・ディドリッヒ大司教が
愛人サロメ・アルトのために造った宮殿。
1818年の火事のあと再建され
建設当時の姿はとどめていないということです。
岩塩で豊かな町だったザルツブルクの大司教だけあって、
大司教様に愛人ですか・・・って感じがしますが。(笑)
時代変わって現在、
市庁舎や市立図書館として使われています。
ミラベル宮殿(現・市庁舎)で
唯一見学できるバロック様式の「大理石の間」
この夜は、この部屋で
モーツァルトのピアノ曲を楽しみました。
世界で一番美しい結婚式場といわれ
人気があるそうです。
きらめくシャンデリアのもと
花嫁は益々美しく見えることでしょうね。
そして、再度翌日訪れたミラベル庭園。
庭園への入り口もとっても素敵でした。
お花がいっぱいで、思わず、
あの「サウンドオブミュージック」の
ドレミの歌を口ずさみたくなります。
そうなんです、
映画の中で、マリアと子供達が歌う
「ドレミの歌」を歌いながら
駆け上がっていくのがこの庭園の階段。
あいにく階段の写真は、
人(魔女も人のうち?笑)が写っている写真しかなくて・・・
紅白のベゴニアで、
くっきりと表された文様も素敵。
フィッシャー・フォン・エアラッハによって
シンメトリーにデザインされた庭園は
隅々まで手入れが行き届いており、
沢山訪れる観光客も納得の美しさ。
折りしも、石?像のはるか上空に飛行機雲が・・・
ミラベル宮殿を背景に庭園全体を眺めると
まさにシンメトリーの、
端正で華やかな設計だということが分かります。
音楽の町、ザルツブルグに捧げる花束のような庭園でした。
2007・9・26
なんてったってモーツアルト ♪ ザルツブルグ・パート4
ザルツブルグといえば
なんてったって(笑)モーツァルト♪
こちらのピンクハウスが
若い頃にモーツアルトが勉強したり
作曲などをした家。
歩きながらガイドさんの説明を受けてそれと理解。
内部見学はありませんでした。
こちらは、超有名な指揮者「カラヤン」の家がある建物。
もちろん、
この一部がカラヤンの家ということですが
このほかにも、
世界各地に別荘があるのでご心配なく・・・とのこと。
そういえば、
昔カラヤンが最後に過ごした
スイスの大きなおうちを
テレビで見たように記憶しています。
徒歩観光の途中に渡った橋からみた
ザルツァッハ川 川下方面の景色。
こちらは川上方面・・・
右上にホーエンザルツブルグ城が見えます。
お城をググッと望遠で近づけてみると・・・
このように見えます。
コンパクト亀ながら、シッカリ撮れていました。(^.^)
さてさて、こちらがモーツァルトの生家。
かぼちゃ色です(爆)
ココが入り口。
1756年1月27日にモーツァルトが生まれたこの家は
今は博物館として公開されています。
オランダのアンネフランクの隠れ家のように、
狭い階段(そのうえ、天井も低い)を登り
子供の頃使った楽器や楽譜、肖像画、書籍を見学。
生憎、館内は撮影禁止。
廊下だけパチリ。
室内は多くの見学者もいて、
ノンフラッシュによる隠し撮り★なんていう
裏技も、無理でした・・・
それに撮りたいと思う物も、特に無かったし・・・
それでも、しっかりお土産品コーナーはあって
ココは撮影自由。
この一枚が私のお土産です。
(何も買いませんでした・笑)
モーツァルトのCDは好きな指揮者と演奏家のものが
それこそ、世界中で手に入るし
改めて、ココで求める人はすくないでしょうね~
ガイドブックの赤がまさにモーツァルトのイメージだな~と
妙なところで感心したものです。
今改めて思うに、
画家の生家やアトリエは
絵の道具やモチーフの何かが残ってたり
(セザンヌの家などはそうでした)
作品ゆかりの場所でも
(例えばゴッホの描いた跳ね橋)
アーチストや作品を身近に感じることが出来ます。
反面、音楽家は音楽を聴いてこそ
そのアーチストの息吹を感じるわけで
何も無い?生家を見ても
感動を呼び覚まされるには至らないのではないかしら?
展示方法にもう少し工夫があれば、
又こちらの感想も少し違ったかもしれませんけれど。
むかし観た映画「アマデウス」の方が
強烈なインパクトがあったわなんて
不遜なことを思ってしまいました。
2007・9・26
モーツァルトも歩いた目抜き通り ♪ ザルツブルグ・パート5
モーツァルトの生家を出ると、
目の前がザルツブルグの目抜き通りのゲトライデ通り。
いわば、ザルツブルグ銀座とでもいうところ。
その昔、文字を解しない人にも分かるように
アイアンの装飾看板はこの街の名物。
一目で何の店か分かる看板を見て歩くだけでも楽しいです。
通りがかったお土産やさんに、
ザルツブルググッズ(笑)が並んでいます。
木の実と香りの飾り花
「トロッケンゲシュテック」の専門店もありました。
ショウウインドゥの外には
アーティフィシャルフラワー(造花)がド~ン♪
テントの中では
大好きなフルーツが山盛り。
どれも太陽をいっぱい浴びて
完熟出荷が伝わってくる生きのよさ。
イチゴに葡萄に、ブラックベリー・・・
どれもおいしそうです。
ツアーでご一緒の方が買われた
ブラックベリーをこの後ご馳走になりました。
甘くて、美味しかったですよ。
真ん中に見える建物が
先日ご紹介した
「かぼちゃ色の!モーツァルトハウス」
裏側に当たりますが、
ちゃ~んと、裏側もかぼちゃ色でした。(*´艸`)
どの広場にも、観光客は沢山います。
左上から、チーズにハムにパン?!
どれも、大きいですね~
一世帯何人ぐらいが平均なのでしょうか・・・
ココはチーズ専門店でしょうか。
かなりの種類のチーズが並んでいて、
テイステイングしてみたい衝動にかられます・・・
でも、時間が無くて、残念★
世界最大の音楽フェステバル「ザルツブルグ音楽祭」が
毎年7月の最終週から8月いっぱい行われる「祝祭劇場」
丁度、私が訪れたときが
そのシーズンにピッタリでした。
でも、もちろんこの劇場のコンサートのチケットなど
買える筈も無く、外側だけ鑑賞してオシマイ。
チケットはかなり高額だということです。
この祝祭劇場には2177席の大ホール、
1324席の小ホール。
1549席のフェイゼンライトシューレと三つのホールがあり
フェイゼンライトシューレは
岩山を削って作られたオープンエアのホールで
幻想的な音楽効果が期待できます。
岩山を削って作られたホールは
映画サウンドオブミュージックで
トラック一家がナチスに追われながら演奏するシーンで
印象的に使われたあのホールです。
音楽祭の最中でなければ、
各ホールガイドツアーで見学できるたようで、残念。
2007・9・27
モーツァルトが弾いたパイプオルガン ♪ ザルツブルグ・パート6
こちらは、オーストリア・ザルツブルグにある
モーツァルトが洗礼を受けた大聖堂。
創建は774年と古く1598年に焼失した後1614年に
サンティーノ・ソラーリによる設計により再建されたため
初期バロックとローマ建築様式が混在しているのが特徴。
明るく日の光が届く
大きなドームが大聖堂の大きさを感じさせてくれます。
高さ99メートル、幅67メートルという内部には
なんと、一万人も収容できるそうです。
そして、聖堂の高所に設置されている
ヨーロッパ最大級といわれるパイプオルガン。
モーツァルトが1779年から奏者を務めたといいます。
大聖堂に響き渡る
荘厳なパイプオルガンの音色をつむぎだす
若きモーツァルトを想像し
感慨深いものがありました。
教会を出て、噴水のあるレジデンツ広場に出ます。
ヨーロッパの古都を歩いて思うのは、
必ず、当時そのままの広場があるということ。
現在も、数百年も前と同じ空間に立つ不思議、
きっとその時代と変わらぬ風を感じ
いにしえの人々の暮らしを思うとき
旅の醍醐味を感じます。
2007・9・28
ザルツブルグのスイーツは甘くなかった?!☆ ザルツブルグ・パート7
近くには、アルターマルクト広場があって
こちらも散策。
銀行もみつけ、両替もできましたが時間がかかりそうなので、
クレジットで現地キャッシングしたほうが良さそうと判断し、
やめちゃいました。
でもちゃっかり、浄水器から、お水だけいただき・・・
当サイトご訪問の皆様に、
バーチャル・ザルツブルグ土産です~♪
選り取り見取りですね。
さすが音楽の都、
バイオリンが飾ってあるものもあります。
こちらは元祖モーツァルト・クーゲルのお店「フュルスト」
実は、1890年以来の味と格式を誇るこのお店で
お土産に買おうと思ったのですが、
かなり高級な上に(それでも奮発しようとした)
保冷剤を入れないと持たないといわれ、断念。
モーツアルト・クーゲル(球形のチョコレート菓子)が
持ち帰れないと分かった後、
ショウケースを眺めては名残惜しくて・・・(笑)
生チョコだけでも買って食べてみればよかったと
今更ながらに思います。
では・・と気をとりなおし、真向かいの
花の咲く老舗カフェ「トマッセリ」へ・・・
創業1705年の店内、
さすがに雰囲気ありますね~
軽食も用意されているようで、
皆様、ゆったりと過ごされています。
自慢のケーキは40種類以上と言いますからスゴイ!
目をサラのようにして、画像を楽しまれているア・ナ・タ・
HANA魔女がどのケーキを堪能したか気になるでしょう?
ところが、ところがなのです。
いつまでたっても注文を聞いてもらえず、
痺れを切らした私は時間もなくなったので
写真だけ撮らせていただいて敢え無く挫折してしまったのです。
(それにこの後、ツアーのランチタイムですし)
ザルツブルグのスイーツとは
なぜか縁がなかったHANA魔女なのでありました・・・ガクっ
今思っても、本当に残念でなりませぬ。
ザルツ(塩)の町のスイーツを味わうのは
そうそう甘くはありませんでした。
2007・9・29
古城・ホーエンザルツブルグ城でランチ ☆ ザルツブルグ・パート8
メンヒスベルクの丘に立つ
ホーエンザルツブルグ城塞。
ザルツブルグのシンボルであり
完璧な状態で保存されている中世の城塞としては
中央ヨーロッパ最大。
1077年に大司教
ゲブハルト・フォン・ヘルフェンシュタイン一世が着手し
その後、なんと
700年間にわたる増築で現在の規模となったとか。
旧市内からエレベーターで昇って城塞内部を散策。
その中にも高低差があって、
見上げて撮った城塞に張り付くように登る人たちと比べて
その大きさがお分かりいただけるでしょうか。
まるで、山登りでもしているように見えますが
歩くところはちゃんと整備されています。
城壁に囲まれた内部は
こんな感じでちょっとした広場になっています。
昔は、兵隊や城の中で働く人々が
行きかっていたのでしょうね。
そのお城の一部にあるレストランでランチタイム。
久々のこんもり?サラダ!
自宅での日々の食事で
いつもサラダを山盛りいただくのですが
旅行中のサラダの頻度は低いので、
しばしHANA魔女はウサギになります(笑)
メインは鶏肉料理。
付け合せは粒粒の~~名前をどわすれ。
写真から、どなたか教えてください。
さすがザルツブルグならではのデザート。
お口の中でモーツァルトの
コンチェルトが広がるようです(^.^)
前日訪れた
ザルツカンマーグートの山々を眺め・・・
心地よい風に吹かれながら
眼下のザルツァッハ川の滔々とした流れに
旅の疲れが癒されました。
2007・9・30
列車に乗ってウィーンへ ☆ ザルツブルグ・パート9
ホーエンザルツブルグ城内の
レストランでランチを戴いた後、
いよいよ、
モーツァルトの故郷ザルツブルグに別れを告げ
列車に乗って
オーストリアの首都ウィーンへ向かいます。
駅社内は、いたってのどか・・・
行きかう人々も、どこかのんびりしています。
駅舎のレリーフの歴史を感じる重厚さと
デジタル表示の時刻表のギャップが
なかなか興味深い・・・です。
列車を待つホームですが
ココまでは改札無しで、
誰でも来ることができます。
写真のおじさんが乗客かどうかしりませんが、
もし、日がな一日こうしていても、
だれも怪しまないし、
問題ないということになります。
わたしたちの乗る
列車がやってきました!
のどかな牧草地を
特急列車はウィーンへとひた走ります。
この貨物列車のようなのが(笑)
わたしたちの乗った特急列車です。
でも内部は、
フツウにボックス席が並んでいて
乗り心地も悪くありませんでしたよ。
ザルツブルグから三時間、
夕暮れかかるウイーンに到着。
首都の駅舎ですが、
こんな感じで、
いたってさっぱりとしたものでしょ?
東京駅の人の波とは大違いですね。
大きな窓からの
光溢れるウイーンの駅舎に着いて
いよいよ次回は今回の旅の6日目となり
シェーンブルン宮殿などのウィーン観光をします。
2007・11・1
夏の思い出 ☆ ウィーンの休日
毎日慌しく過ごしている間に、
あれよあれよと、10月も終わってしまいました(~_~;)
というわけで(どんなわけ?!)
思い出したように、夏の旅行のつづき・・・
写真はウィーンで泊まったホテルのロビー。
私の選んだツアーにしては(笑)
なんだか重厚な感じのホテルに気をよくしてパチリ。
長い廊下に敷かれたカーペットも
どこかウイーンちっく(^.^)
朝食はお決まりのバイキング。
アメリカンスタイルなので、
いろいろ選べて楽しいです。
昼夜のツアー食より、朝ごはんでシッカリ栄養補給?しようと
勇んでテーブルにつくやいなや、お皿片手にバイキング♪
(そういえば、どうしてこういうスタイルをバイキングって言うんだろう?
バイキングといえば、昔、子供達と観たテレビアニメ、
可愛く知恵のあるバイキングの男の子、ビッケのことを思い出します)
私と、家人のセレクトは・・・
今見てもおいしそ!!(ゴックン)
チーズ好きにはたまりません、
カロリーを無視してこんなときは、いろいろお味見。(*´艸`)
美味しい朝食の後は
美しいお城を・・・
こちらがベルヴェデーレ宮殿上宮。
フリータイムにもう一度戻って
内部の絵画館でクリムトの絵画鑑賞しましたが
このときは、外観とお庭の美しさにうっとり。
朝の早い時間だったので、人も居なくて・・・
こちらがその上宮の前庭。
グラマラスなスフィンクスも
美しく、高貴な笑みをたたえてるように見えます。
今回のオーストリアで印象的だったのは
広い庭に、浮き上がるように描かれた草花による文様。
庭園に観る様式美・・・
様々な形があるのですね~。
イギリスや、イタリア、フランス、スペイン等
国によって異なる作庭のスタイルがあるように思いますが
この庭を見るだけでも、
庭園の文化を今に伝えるオーストリアの人々の
美意識と、庭を愛する心を見せてもらった気がします。
2007・11・2
ウィーンの休日 ☆ シェーンブルン宮殿
今回の旅行のハイライトの一つ
ウイーンのシェーンブルン宮殿。
13世紀から20世紀にかけて栄華を極めた
ハプスブルク家の夏の離宮の正面です。
そしてこちらが庭園側の宮殿の外観。
クリーム色の宮殿にブーケを捧げるように植えられた
色鮮やかな花々がまぶしく映えて・・・。
そしてウィーン郊外に建てられた
夏の離宮の庭園は
これほどまでに広く美しい・・・
レオポルト一世のもと、
ヴェルサイユに競うかに作られた
この宮殿はしっとりとした華麗さに満ちています。
それは、それは素晴らしい内部でしたが
残念ながら、撮影禁止のため、写真はありません。
写真は売店で売っていたポストカード群。
中央の風格のある女王はマリアテレジア。
右側に見えるフワッと美しいドレスの貴婦人は
美貌の名高い最後の王妃、エリザベート。
左の王がハプスブルク家最後の王
フランツ・ヨーゼフ一世、
真ん中の美女が エリザベート(愛称シシィ)
右がクリムトの絵。
マリア・テレジア・イエローの荘厳な宮殿は
何度見上げても溜息が出る美しさ。
個人的な好みからいうと、
インテリアなどは、ヴェルサイユより
ぬくもりも感じる、こっちが好きです。(^.^)
とはいえ、1500人以上の家臣と過ごしたという宮殿内には
実に1441室もの部屋があるといい、
そのうち公開されているのは僅か40室。
それぞれ、インテリアからは住人の個性が伝わってきて
当時の暮らしぶりを想像しながら部屋を巡ると、
マリアテレジアや、マリーアントワネットの
ドレスの衣擦れの音が聞こえそうでした。
私が訪れた日は久々にウィーン晴れ!とも思える
気持ちの良い晴天で、ご覧の通り。
あ~気持ちの良い宮殿でひと時、お姫様気分(笑)を堪能。
館内見学を終え宮殿の脇を通ると
そこには薔薇のアーチが・・
寄せ植えの大きな鉢も!
さすが、キングサイズ(笑)
そして藤棚まで!
マリアテレジアにより、大改修がなされ、
1749年、バロック様式の外観と
ロココ様式の装飾を持つ宮殿が完成。
1918年、第一次世界大戦の敗北を受け
最期の皇帝カール1世が退位宣言するまで
様々な歴史ドラマの舞台となったシェーンブルン宮殿。
何度も振り返りながら後にしました。
2007・11・2
オーストリア国会議事堂 & ウィーン風カツレツ
ツアーバスに乗って、
お昼のレストランに向かう途中に
車窓から見たオーストリアの国会議事堂。
1883年に民主主義発祥の地ギリシャにちなんだ
ギリシャ神殿風の建物の前では
英知の女神アテナが町を見守っています。
このところなにやら、かしましい
われらが国会議事堂にも、ひとっ飛び
女神アテナさまにおいでいただいて
英知を授けて欲しいものです。
さて、
ウイーンでランチを戴くレストランに到着。
先ずでてきたのが、クネーデルズッペ。
ほぐしたパンに
ベーコンなどを入れて作った団子(クヌーデル)が
入ったスープは
コクがあってなかなかおいしいです。
サラダに・・・
そしてこちらが、
ウィーン風カツレツ「ウィンナー・シュニッツェル」
薄く延ばした仔牛の肉にパン粉をつけて揚げたもの。
ミラノ風カツレツと何処が違うのかしら?
その辺はよく分からないけれど、なじみのあるお味で
安心して頂けます。(^.^)
そして、デザート。
モチロン、お腹がいっぱいでも、
別腹、ベツバラ・・・(笑)
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