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2007年01月15日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
さて、今年から新しいシリーズを


「大英帝国は生きている」

というタイトルなんだけれどもね。(苦笑)

僕が英国に来て6年半がたって、
いよいよこの留学生活も終わりが
近づいているんだけれどもね。

最初この国に来た時はね、
ご存知のとおり、

出くわしたこともあって、

「なんて日本は便利で進んだ国なんだろう」

と、心から思った。(苦笑)

そして、そんな気持ちが
まだ残っている時に
「かみぽこぽこ」を
スタートさせてね、

「英国二大政党制は機能してない」
(2003年12月22日
英国二大政党制はほんとにいいか?

とか、日本の特に

根強く持っている
英国政治への幻想というものを
打ち砕こうとしてきたもんだ。(笑)

いや、ご存知の通り、
僕は民主党に愛想を尽かしながらも

なんだけどね。。。(苦笑)

いやいや、自分的にはね
ここに矛盾はなかったんですよ。

いつも言っているようにね、
あるひとつの立場を取るからといって、
それに都合がいいように
物事を捻じ曲げて
その立場の正当性を主張しても
長い目でみたら、
うまくいかないんだから。

民主党はいまだに
昨年の総選挙の敗因について
小泉魔術とかマスコミがどうだとか言って
きちんと総括してないでしょ。

「小泉さんの準備が周到だった」

という明白な事実に
正面から向き合わないで、
きちんと総括することなく
どうして次に勝てるなんて
言えるんでしょうかってこと
なんだけどね。

話がいきなり脱線しかかってるけど。。。(苦笑)

要は、英国の政治制度も
いろんな問題を抱えてるんであって、
日本国内ではボロカス言われがちな
日本の政治制度にはいいところもあると
論じてきたわけだ。

特に、またまた
昨年の総選挙の話になるけど(苦笑)
英国流民主主義の観点から見て、
小泉「刺客」「踏み絵」戦略が
極めて民主的であることを
論じたりもしたよね。

そんなこんなで、
英国政治をウォッチしながら、
日本政治のいいところを
論じたりとか、
その他留学関連とかでも
英国との比較で
日本社会のいいところとか
書いてきたんだよね。

でも、英国にいる期間が
だんだんに長くなってくるとね、
短い期間では見えなかったものが
見えてくるようになる。

英国という国の実に不思議なところが
いくつも気になってくるような
感じになってきたんだよね。

例えばなんだけれども、
2002年の日韓W杯の決勝戦。

BBCのサッカー中継番組、

「MATCH OF THE DAY LIVE」

ではね、試合の前・ハーフタイム・後の3回、

「ボロカス隊」

と、僕が勝手に呼んでいる解説陣が
試合をメッタメタのボロカスに
批評するんだけどね。

borokasutai

それはこんな感じでね。

スタジアム内の貴賓席(?)に
ゆったりと座って
ボロカスやってるわけだけど、
これ、横浜国際競技場での
W杯決勝戦

「ブラジルVSドイツ」

でも、なぜか全く試合に関係のない
BBCボロカス隊の面々が、
スタジアムの一番いい部屋と
思われる場所に
悠々と座っていたのをTVで観て、

「なんなんだ、これは?」

と、思ってしまった。(笑)

「BBCはなんだかわかんないけど
政治力(あるいは資金力?)があるみたいだ」

と、感じさせられる場面。(苦笑)

そういえば
こんな話があるけど、
旧英国植民地である
英連邦諸国(コモンウェルス)では
独立後の今も、
その国の最高裁の判決に不服なら

「コモンウェルス裁判所」

に訴えることができるという。

独立国の最高裁より
英連邦の裁判所が上というのは
どういうことなんだろう?(苦笑)

コモンウェルスといえば、
英国の政治家や実業家のスキャンダルって
なぜかアフリカを舞台にしたものが多い。

あのマーガレット・サッチャー元首相の息子
マーク・サッチャーのスキャンダルも
南アフリカと赤道ギニアを
舞台にしたもんだったしね。

利権あるところに政治家あり。

全世界共通と思われる(?)
儲かるところに群がる
政治家の習性なのだけれども
英国の政治家の場合、
なぜかアフリカが儲かるらしい。。。(苦笑)

そもそも論だけれども、
なんでエリザベス女王が
いまだにオーストラリアやカナダや
ニュージーランドの
国家元首やってんのか。。。(苦笑)

それで、オーストラリアなんて
大統領制にしたいと
国民投票やったら、
エリザベス女王が勝っちゃうんだから
わけがわからない。。。(笑)

あと、いろいろ思いつくままに書いていくと、

「異様なポンド高と異常な好景気」

があるよね。
これ、日本にいると
あんまり気がつかないかもしれないけど
僕が英国に来た約7年前、

「1ポンド=170円くらい」

だったんだよね。
それが今は

「1ポンド=230円」

を超えている。。。(苦笑)

これ、ポンド=ドル相場でも
同じようなもんらしいね。

他の通貨の推移と
ほとんど連動性の感じられない
ポンドの強さなんだけれども、
要するにこれは端的に言えば

「英国に金がものすごく
集まってきている」

ということだよね。

そして、集まってきているのは
金だけではない。

あと、ロンドンの活気というのも
ちょっとすごいことに
なってると思うんだよね。

元々いろんな人種の人々が
いる街なのだけれども、
このところ、なんか
どんどん人が
押し寄せてきている
感じがする。

特に、東欧圏出身と思われる人が
ものすごく増えているようだ。

英国はユーロへの通貨統合に
加わっていないわけだけど、
その理由は一言で言えば

「他の欧州諸国と
経済状況が違いすぎる」

つまり、英国の経済状況が
他の欧州諸国より
良すぎるから
ユーロには入れないと
いうことなんだけれどもね。(笑)

「格差が広がってるんじゃないか?」

という人がいるかもしれないね。
じゃあ、こういう話をしようか。

僕が住んでいるのは
イングランドの田舎なんだけれども
自動車の数がすごいんだよね。(苦笑)

朝夕の通勤時には
田舎道なのにものすごい渋滞で、
僕の実感なんだけれども

「僕が車を買った6年前の3倍の交通量」

だと思う。
別にロンドンとかバーミンガムのような
都会というわけでもない、
ただの田舎なのにね。。。(苦笑)

それと、新車が多いのに
驚かされる。

日本では新車は当たり前だけど、
僕が中古車を買った
6年前の英国では、
周りは中古車が多かったからね、

「かみぽこカー」

は、特に恥ずかしいものでは
なかったけれども、
今はちびっとだけ
恥ずかしかったりする。。。(苦笑)

左側、へこんでるしね。。。(涙)

それで、昨年まで僕は
稲本君のプレミアの試合を
よく観にいっていたわけだけれども
そういう新車の数々が試合の時には
サッカースタジアムの周りの駐車場に
ズラッと並んでるわけだ。

英国の労働者階級ってのは
金を持ってますよ。(笑)

確かに英国社会に格差はあるのだろう。
しかし、上流との差は大きくても
労働者階級も金自体は持っていて
暮らしは非常に豊かな感じがする。

どうして英国はこんなに
金回りがいいんだろうか?(笑)

そんなこんなで、
日本人の僕からすると
ちょっと不思議な感じがするところが
目に付く英国なのだけれども
ひとことで言えば、それは

「大英帝国は生きている」

ということなんじゃないかと
僕はこの頃思っているわけです。

英国は衰退した国じゃない。

アメリカだ、中国だ、ロシアだと
言っているうちに、
実はいつのまにかこっそりと
再び黄金時代に入ろうと
しているように思える。

英国の人はみんな
自分の国を自虐ギャグにするだけで
誰もそんなこと言いませんけどね。(苦笑)

でも、それがこの国の
凄みでもあるように思う。

ということで、
今年は、新シリーズとして
英国人の自虐ギャグに隠されている(?=苦笑)
英国の隠然たる力というものを
私なりにちょっと紹介してみたいので
1つよろしくお願いしたいと
思います。

でも、昨年の新年も
確か新コーナーとかぶち上げて、
結局、何もかけなかったよね。(苦笑)

だから、どうぞ気楽にお待ちいただければと。

うひょひょ。。。

それでは、またね。





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最終更新日  2007年01月15日 07時30分44秒


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