きららん’ｓ　キッチン・テーブル

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2005年07月04日

「美肌師」・佐伯チズさんの英知

テーマ：今日の健康状態は？(10624)

カテゴリ：元気の素！

男性には馴染みが少ないでしょうから、プロフィールをまず。
書店の平積みコーナーでお馴染みのお顔ですね。

ぷるぷる素肌に、ほんのり紫がかった銀髪のショートヘア、
古き良き時代のアニメヒロインのようなキラキラの瞳、
昨今ウワサの美肌師、もしくはゴッドハンドを持つ伝説の美容家とは彼女のこと。

略歴です。

１９４３年生まれ
１９６７年、フランスのゲラン入社

３９歳のとき、御主人がガンで倒れ、看病のため退職。
１年半の看病と、御主人が逝去されたショックで１年間泣き続け

「ボロボロになっていた自分の肌を１年かけて蘇らせ」
クリスチャン・ディオール社
の面接に挑戦。

４５歳にして美容の世界へ復帰。
帝国ホテルのクリスチャン・ディオール社エステティックサロンは
「予約１年待ちだった」との伝説を築いています

２００３年６月、クリスチャン・ディオールを定年退職後、
アトリエ、エステサロンを主宰するも、瞬く間に
「予約４００人待ち」状態となり、
先ごろ代々木に総合美容タワー「ビューティ・タワー」をオープン。

アーユルヴェーダスクール、茶芸館まで組み込まれたまさに美の館です。

「オイルクレンジングはやめなさい」
「顔を洗うのはやめなさい」という常識を覆すアドバイスと、
チャーミングな表紙写真に魅かれて書店で見かけると立ち読みしていましたが、
先日文庫を見つけて購入。

「ローションパック」に代表される具体的な肌美容の方法は
著書
で見ていただくとして、
佐伯女史の方法の根底にあるのは
「触れて感じ、考え、予防し、手当てすること」とまとめられると感じました。

もともと、肌というのは「内臓の鏡」だという医学的考えかたがあるのですが、
佐伯チズさんの肌美容の考え方には、家族の健康管理に
応用できることが沢山あるのです。

この文庫本の肌美容テクニックから応用する、ワタシのこの夏の健康方法は

○　自分の体質を知り、不快な症状が出る前に予防をすること。
　　　ワタシは胃腸が丈夫で夏痩せはまるでしませんが夏バテはします。
　　　ワタシの場合、一般的なスタミナ食は不要で、
　　　むしろビタミン・ミネラル摂取量の確保に留意すべきなのかもしれません。

○　スケジュールを想像した上で備えること。後で癒してやること。
　　　天気予報もチェックせずに行動し、風呂といえば常に熱々で長湯してます。
　　　こんな事、この夏は悔い改めてみましょう・・・。
　　　日頃のナヤミの「疲れ眼」も、目薬にたよりすぎず、
　　　温シップ、冷シップ、眼周囲マッサージをもっととりいれて、
　　　自分の血液を循環させて癒してあげようと思います。

折にふれて読み返し、家族の健康に役立てる知恵をもらえそうな１冊です。
（もちろん美肌もね♪）