森の中で

とうとう

今日でゴールデンウィークが終わりますね。義父を家に置いて出られないので、遠くの山へは行けませんでしたが、先日西丹沢にある本棚の滝へ新緑と春の花を求めて行ってきました。案の定山肌のすばらしい新緑とあちこちに咲く可憐な花たち、何度となく訪れている丹沢の春でしたが、やっぱり感動でした。それにちょっとだけのんびりできて良かったです。今の時期丹沢ではシロヤシオやアカヤシオが咲いています。人気はやはりそちらの山々でしょうか、本棚の滝までの道で出会った登山者はほんの数人でした。今回は水陸自在に這い回る長いものには遭遇しませんでした、ホッ！ちょっと日陰のいたるところにヒメウツギが咲いていました。清楚な白い花はいつもうつむきかげん、とても可憐です。新緑の木々を良く見ると、小さな小さな花をつけていたり、春の森は生命の息吹に満ちあふれているので、私も元気を貰えるのです。帰りに丹沢湖畔にある丹沢湖ビジターセンターに立寄り、春の丹沢の森や花、生き物たちのことを教えてもらいました。もっと若かったら森林のことをもっと勉強してガイドになりたかったな、なんて思いました。ビジターセンターを出ると雨がポツポツ、空には真っ黒な雲が、大急ぎで岐路につきましたが、東名のインター付近は青空、やっぱり山のお天気は侮れませんね。今回はあまり足慣らしにはならなかったけれど、次回はもう少し高い山に、と願っています。春から夏にかけて山に咲く花々に出会うのが何より楽しみです。