愉快なジョン家
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先日たった3日間だけど、毎年恒例の義父のチェサのため韓国へ渡った。今回は娘の保育園行事の兼ね合いで私と娘だけ先に帰らせていただくことに。よって短期滞在で助かったわけで…今回は一家でコンディション最悪状態での渡航。 特に娘は鼻喉風邪の上、前夜から発熱してしまい…。 ひょっとして行かずに済むと喜んだのもつかの間、 翌朝夫が強行突破すると言い出すので…。 無理を押しての渡航となった。 しかし、もともと中耳炎持ちの娘がこういう状態で飛行機に乗るというのは無謀この上ないことだったようだ。 生後1ヶ月過ぎから何度も飛行機に乗っていた為甘く見ていた。 今日、日本で耳鼻科へ行くと案の定中耳炎だった… 機内でも、降りてからもずっと「耳が痛い!!」と訴えていたが、 「もう痛いはず無い!!ちゃんと挨拶しろ!!!」と夫に怒られていた嘆かわしい娘 この国では、私は無力でダメ人間なので子を守れないのだよ だが、翌日熱が38.5度も出てしんどそうだったので、やむを得ず病院へ。 保険が無いから痛い出費だが、背に腹は変えられない。 しかし相変わらずこの国の病院の診察室は仰々しい。 立派な机に椅子、そして壁際には壁いっぱいの本棚に陳列された小難しそうな医学書の類がずらりとある。 まるでドラマのセットのようだ そこで娘の診察中に私は咳喘息らしいものの発作が出てしまいその場でうなだれてしまい…。 2年ほど前からこういう症状が頻繁に出ているのだ。 ここ半年くらいは症状が出ていなかったので治ったかな?と思っていたんだけどな。 目の前で窒息死しそうな私を見てそこの親切なお医者さんは小児科医なのに、ボランティアで診察してくれた。 丁寧に根気よく説明してくれてなかなか感じのよい医者であった。 それに娘もここで処方された薬のおかげでひどくならずに済んだのかも。 セットかと思ってしまいスイマセン 病院から帰ってくると、修行の為の準備は殆ど義母様が済ませていた。よって今回の修行は風邪の為殆ど修行にならず…。精神的にはお気楽~~。 毎回30人くらい人がワサワサ集まって長々と飲み食いするため、ずーーっと四六時中台所に立ち尽くしなんだけど、今回は、そんなに人も集まらず。 行事のぎりぎりにちょろっと集まって皆さんすぐお帰りになるし。 私にとっては嬉しい限りであった。 男衆が4,5人くらいで明け方まで花札に投じていたようだが、そこまでは起きてられないので、1時くらいにはベッドに入った。 睡眠時間がいつもよりとれてよかったぞ。 そして咳がひどい私のために義母は、なにやらわけのわからない草?を煎じたという不気味な液体を何度も差し出した。 恐ろしく苦くて不味い液体だが、不思議と体がポカポカ温まっていい感じ。 せっかくのご好意なので差し出されるたびに全て飲み干してきたぞ。 おまけに「家でお前も作って何度も何度も飲め!!」と、わけのわからないその草達を手土産に渡された。 あり難く存じます…。 ワケわからんけど体にいいというなら飲んでやろうじゃないかと思う。 しかし今回は短い滞在だったにもかかわらず、あの国にかなり侵されてしまったようだ。(笑 帰国後、空港のリムジンバスの乗客の日本語のはずの会話とか、家に帰って英語ドラマ観てる時とか、 聞き取りにくいボソボソ声の会話が全てあの国の言葉に聞こえてしまうのだよ なぜーー??? ホントに狂った国です…
2007.12.10