ミニバラ写真館

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ミニバラの育て方 剪定 支柱



 ミニバラの剪定はとても簡単です。どこで切っても芽を吹くからです。あまりに挿し木の数が多く、数を減らすために根本から剪定しても、ほとんどは残った部分から芽を吹いてきます。

 それほど強い芽吹きですが、冬の植え替えの時の剪定はやや注意しています。植え替えが終わった後なら強剪定してもかまわないのですが、時によって枝ごと枯れてしまうことがあるようですから、私は2度切りしています。

 植え替え前に、軽く剪定して植え替えをしやすくしておきます。(葉は全部取ります)それから植え替えを行い、寒さが強くなっても枝枯れを起こさないことを確認してからさらに大きく切り込んで、枝枯れを防ぐようにしています。

 夏場の選定は出来るだけ葉を残すように、かつ全体の背丈を伸びすぎないよう気をつけています。鉢が小さいだけに肥料切れを起こしやすいので、常に水肥をやりながら、生育力を落とさないようにしつつ、剪定を行っています。

 次の記述は実際の例です。

2008.7.4

 昨年の夏季剪定は、届いた苗がまだ未熟なのでどのように活着させるかを優先しました。届く苗も貧弱なものが多かったため、とても大事に取り扱いました。
 今年に入りなれてきたせいか、思い切りが良くなりすぎて、やや生育不良の鉢が出てきています。枝枯れが出始めているのです。

 その原因を考えて見ますと、どうやら切り込みすぎのようです。昨年は株に力をつけるために葉を多く残して剪定していました。その結果背が高くなりすぎて夏場に困りました。

 その反省を含めて、今年の夏の剪定を半分くらいの高さに切り戻したのですが、それが良くなかったようです。冬の剪定はかなり切り詰めても芽を吹いてくるのですが、夏の剪定は強くすると芽が吹いてきません。

 冬は枝や根に養分がたっぷり蓄えられていて芽出しに備えているのでしょう。しかし、夏場は芽出しの栄養を展開している葉で生産するような感じです。そのため葉を少なくしてしまうと回復のスピードが大変遅くなる気がします。

 特に葉の色の薄い品種は、要注意ですね。今年6月中旬に新たに取り寄せたミニバラは、半分に切って慎重に鉢増ししたのですが、いまだに新芽が吹いてきません。葉は未だついているので大丈夫だとは思うのですが、活着してくれるか心配です。

 気温が高く体力の消耗が激しくなってくると思いますので、初心に帰って株に体力をつけるため、蕾が出ても切り取ろうと思います。

 皆さんの所ではもう当たりまえになっている事とは思いますが、我が家のミニバラの花につけている支柱をご紹介します。

 使っているのはビニール被覆鉄線。前から使っていたのですが、最近買いに行ったら売っていなくて、探しまわったあげく100円ショップのダイソーに売っていました。

 用途は洋ランの花を支える支柱として60cm、65cm70cm75cmの4種類がありました。いずれも10本一組で100円。昔はそんなに安くなかった気がしますが。

 私はこれをおおむね半分くらいを目安に、バラエティを付けて切っておいて、花の咲く様子を見ながら取り付けています。気を付けるのは支柱の長さ。支柱が花より上に出て鑑賞の邪魔にならないよう注意しています。

ミニバラの支柱材
ミニバラの支柱材

 取りつけはこれの100円ショップで100本100円で売っているビニタイ。これを簡単に取り付けて用が無くなったら取り外して何回も再使用しています。

ミニバラの支柱
ミニバラの支柱

 取り付ける角度や位置は、咲き方によって千差万別。ですから色々な長さの支柱があると便利なのです。まあこの細さなら保存して置いてもそれほど場所を取りませんからね。

 花首の細い品種とか、背が高くなって、風で枝が折れる恐れがある場合などに使用しています。


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