思うことなど
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トイレにいくと付いているアレ。お分かりですよね、日本カルミックのサニタイザー。便器に水を流すと絶妙な角度で取り付けられたアレに細い配管を伝って、洗浄水の一部が流れ込みます。そうするとあらかじめ仕込まれた薬剤かなんかが反応して良い香りを漂わせるという仕組みのようです。同社のホームページを見ると洗浄剤としての効果も書かれていますが、写真の製品を見る限り、水を引き込んで芳香剤と反応させる、くらいのことしかできていないような気がします。(本当は後から洗浄剤も出るらしいです。)小さいころ、喫煙率がいまよりもっと高かった時代、心無い喫煙者がなんとなく灰皿っぽいこのサニタイザーに煙草を押し付けている(押し付けた)光景を見たことがあります。確かに説明を受けなければ分かりません。正体不明のアルファベットのロゴが書いてあるだけ、というこの寡黙なサニタイザーはそんな輩の虐待の時代をじっと耐え、月に一回か回ってくるメンテナンスの業者を待ってたのでしょう。私自身あれは灰皿と思ってました。CALMICのロゴの下のRentokil Initialというロゴについては「とぐろ系会議」というブログの中で詳しく書かれているので省きますが、私自身飲み屋の近くにあるトイレでこのロゴを酔った目で眺めながら、うーん、「イニシャルコスト削減のレンタル(rent)サニタリーのキラー(kill)アイテム」ってことかなーと勝手に深読みしてました。(笑)最後になりますが、小便器の洗浄ボタンを押し、水が流れたとき、最初に書いたように微妙な角度の配管を通ってCALMICに水が到達します。このとき、小さく「カチッ」て音がするの知ってました?
2007.04.15
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