地を這う虫

2023/06/11
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カテゴリ: ジャズ
レコード棚から探し出して聴きました。半年くらい前にも聴いた盤です。Tenor Saxの巨匠Stan Getzのリーダーアルバムで、全10曲のうちAstrud Gilbertoが歌ってる曲が6曲あります。

このレコードは実はライブ録音ではなく、スタジオ録音に後から拍手音を付加したものではないか、との説があるようで、以下に引用したレコードコレクターさんの記事にもそれに関する記載があります。正直、そのあたりはどうでもいいのですが、このコレクターさんの記事では「ステレオ盤」の方が「モノラル盤」よりも明らかに音が良いそうです。

私の所有盤はこれまでステレオ盤だとばっかり思ってましたが、今日マジメに聴いたりDiscogsで調べたりしたら、モノラル(Monaural)盤でした(苦笑)。聴いていても音像は左右のSPの中央に定位しますし、アンプのVUメーターの針の動きもLRで同じ振る舞いですた。








廃盤蒐集をやめるための甘美な方法

このアルバムに関する記事は↓
ライヴ本来の音場感

上記から一部引用させてもらいます。

>昨日、新宿で拾った安レコ。そう言えばステレオ盤は聴いたことがなかったなあと思い、値段の安さにも負けて手に取ったが、これが聴いてみて目から鱗が落ちた。家にあるモノラル盤とはまるで音場感が違う。

>ライヴハウスの奥行きや空間があまりにリアルで、聴いていてビビってしまうくらい生々しい。アストラット・ジルベルトの歌声の透明感も凄く、ゲッツのテナーもピッタリと定位しており、この透き通った空気感は一体何なんだと思うくらい。



うちのモノラル盤も音は悪くないです(苦笑)。今日はステレオ用カートリッジのaudio-techinicaのVM-750SHで聴きましたが、モノラル用のDenon DL-102で聴けばもっと中音域の厚みがでてより好ましい音になるかもしれません。




このレコードをいつ頃買ったか忘却の彼方です。盤はカット盤です。ジャケットの左下角に直径5mmくらいの穴が開けられています。なので、結構安値で買ったんでしょう。多分1500円以下かな~~~。あ~~~、盤質は悪くなくチリパチノイズもほとんどありません。


ヨドバシのヨの上、V-8600という盤番号の上に丸穴があります。↓




で、、、



Discogs記載の情報を適宜編集したものを以下に貼っておきます。



The New Stan Getz Quartet Getz Au Go Go

レーベル: Verve Records V-8600
フォーマット: レコード, LP, Album, Mono, Gatefold
国: US
リリース済み: 1964年1月1日

収録曲
A1 Corcovado (Quiet Nights Of Quiet Stars)
   Written By Jobim-Lees          2:40
A2 It Might As Well Be Spring
   Written By Rodgers-Hammerstein     4:13
A3 Eu E Voce

A4 Summertime
   Written By Gershwin-Heyward      8:00
A5 6-Nix-Pix-Flix
   Written By Burton            1:30
B1 Only Trust Your Heart

B2 The Singing Song
   Written By Burton            3:28
B3 The Telephone Song
   Written By Menescal-Bascoli-Gimbel   1:55
B4 One Note Samba
   Written By Jobim-Mendonca-Hendricks  3:15
B5 Here's That Rainy Day
   Written By Burke-Van Heusen      6:00


クレジット
Bass Chuck Israels (曲: A4, B4, B5), Gene Cherico
Drums Helcio Milito (曲: A1 to A3, B3), Joe Hunt (曲: A4 to B2, B4, B5)
Engineer Rudy Van Gelder
Engineer [Director Of Engineering] Val Valentin
Guitar Kenny Burrell (曲: A1 to A3, B3)
Lacquer Cut By Van Gelder*
Producer Creed Taylor
Saxophone [Tenor], Leader Stan Getz
Vibraphone [Vibes] Gary Burton
Vocals Astrud Gilberto (曲: A1 to A3, B1, B3, B4)

ノート
Recorded at Cafe Au Go Go, Greenwich Village, N.Y.C., August 19, 1964

1st press with MGM T Label, VAN GELDER stamp.
Label variant, "Getz Au Go Go" is on one line, and A5 title and credits is on 2 lines.
Side B matrix has no "-1" at end.




"Corcovado (Quiet Nights Of Quiet Stars)"


"It Might As Well Be Spring (Live At Cafe Au Go-Go,1964)"


"Eu E Voco (Live At Cafe Au Go-Go,1964)"


"Only Trust Your Heart (Live At Cafe Au Go-Go,1964)"


"The Telephone Song (Live At Cafe Au Go-Go,1964)"


"One Note Samba (Live At Cafe Au Go-Go,1964)"





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Last updated  2023/06/11 12:42:04 PM
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