穐吉敏子のピアノをあまり聴いたことがないので、最初の印象は「誰にも似ていないピアノだな・・・」です。まぁ誰かに似ていては厳しいUSのJazzの世界では生き残れないだろうから当たり前っちゃ当たり前なんですけどね。私の印象としてはA面よりもB面の方が出来が良いように思いますた。"A2 American Ballad"と"B2 Warning!! Success May Be Hazardous To Your Health"が穐吉敏子のオリジナル曲で他はスタンダードの"A3 Love Letters"と"B3 You Go To My Head"等です。"B2 Warning!! Success May Be Hazardous To Your Health"のタイトルは意味深というか面白いですね。オリジナルの2曲はアルバムのLeonard FeatherのLiner Notesによれば秋吉敏子=ルー・タバキンビッグバンドのために書かれた曲のようです。