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花子の実母は、育児に関しても、家事に関しても、
とても不出来だったようです。
この実態は、旦那様や祖父母に聞いた話で
実際の処は、実母の話を聞けるわけでも無く、確認はできませんが
花子の小さな頃の写真を見ても、納得できる個所が多々あります。
離婚以来、花子は実母に会ったことがありません。
これまで、花子には、私の実経験と、
「花子が体験してきた、母が居ない辛い気持は理解できること。」
「捨てられたと聞いているが、他にも何か理由があったかもしれない。」
「花子の実母が会いに来た時は、いつでも協力できること。」
「花子が将来、実母を探したいときはどんな協力もすること。」
と、時折話してきました。
これは、綺麗事でなく私の本心です。
しかし、それは今この時期ではないとも考えます。
花子は、いつか実母に会いたいといいます。
当然の感情だと思います。
「なぜ、私を捨てたの?。」という、感情と
殆ど、記憶にない母ですから、辛い時、悲しい時に
(美化された)本当のお母さんがいたらな~~
って、思うと思います。
以前、花子に聞きました。
「本当のお母さんに会えたら、本当のお母さんと暮らしたいか?」
花子は
「会いたいけど、また、捨てられるのが怖いから、暮らしたくない。」
と、答えました。
この答には、私に対する遠慮もあって、
暮らしたくないと答えたのかもしれません。
********
親は、子供を産むだけでは親になれない。
子供を産んで、育てながら親になれる。
花子の母は、花子を生んだけど、育ててない。
私は、花子を産んでいないけど、今育てている。
今現在の実母も、私と同じで、
中学生の花子を育てることは難しいと思う。
花子がどんな小学生だったか?
花子がどんな事が好きか?
実母は知らないからね。
私は、花子を捨てない。
父さんは、花子がとても大事。
花子の幸せ抜きでは、父さんが幸せとは言えない。
言う事を聞かなくて、捨てたいと思うくらい腹が立つこともあるけど
私は、花子を捨てない。
このくそばば~~って、思うこともあるだろうけど
私のこの気持ちは、忘れないでください。
もし、将来、花子が実母に会う事が出来た時
恥ずかしくない人間になっていなくていけないよ。
私は、がんばってこんなに大きくなりました。って、言えるようにね。
***************
花子は、頷きながら聞いていました。
私の真意が伝わったかどうかは、解りません。
まだ、彼女は幼すぎます。
旦那様の気持ちを思えば、複雑ですが
花子が、実母を憎む様な子供には育ってほしくないと思います。
もし、憎んでも、いつか許せる大人になってほしいと思います。
それは・私の育て方にかかってくるのかな?
私も花子の実母が現れた時に、
負けない母になっていようと思います。

やっと・・普通かな?? 2010年03月24日
お休み・・終わり 2010年01月03日
明けましておめでとうございます 2010年01月02日